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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

10年先を読む長期投資 暴落時こそ株を買え (朝日新書)
10年先を読む長期投資 暴落時こそ株を買え (朝日新書)
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朝日新聞出版

¥ 735

新書

売上ランク:3219位

2008-04-11

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本書を含むリストマニアリスト

ユーザーレビュー一覧(全12件 平均:4.0)

評価4点「わかりやすい長期投資へのいざない」 2008-04-12
レビュアー:蔵研也(18人中14人が参考になったと回答)
著者である澤上氏はいわずとしれたさわかみファンドの設立者である。
このファンドは長期投資を旨として、顧客にノーロードで直接販売を行うという、
アメリカのヴァンガードのような長期投資ファンドの、日本における先駆けである。

さて、本書は本というよりは、むしろ講演を筆記ように読みやすい。
株を買ったことのない人に向って、株式長期投資をすすめるというスタンスである。
逆にいえば、内容としては少しでも投資に興味のある人には
たいへんに物足りないかもしれない。

最重要な指摘としては、日本の過去をみても、
上場株式に投資することは平均の年率で13%のリターンを生んできたということ。
本書にはかいてないが、ちなみにこれはアメリカでも同じである。

これは世界のほとんどすべての先進国で確認されている事実である。
おそらく自由貿易を基調とする資本主義国では、
上場株式のリターンの平均は10%にはなる。
これは7,2年で2倍、40年で約50倍でなる。
経済学では、これはエクィティ・プレミアムと呼ばれ、
大きなナゾとして研究されてきているのである。

日本の資本主義体制が今後も維持されるのであれば、
国内の長期株式投資は、それなりに有望であるといえよう。
当然のことながら、この長期投資を使っては、
どこかのムックにあるように、すぐに数億円をだれもが手にすることはできない、
のではあるが。
どちらが信用できるかは、よく考えてみるまでもないだろう。
評価4点「長期投資とは個人による経済政策である」 2008-04-13
レビュアー:ヴィヴ(11人中9人が参考になったと回答)
さわかみファンド設立者による長期投資のススメです。

著者が薦める長期投資とは、単純に長期的な資産運用で、直近の景気変動に影響されない資産運用を実現することだけでなく、「将来こういう企業伸びてほしい」という企業に対して投資するという経済振興的な意味合いも含まれるようです。

個人的には、こういう考え方は大いに共感できます。行政に頼らずに、国民一人一人が自分の頭で考え、自分たちの生活をよりよくするために資産を有効に投資するという動きが、日本でも根付いていけばもう少し社会が良い方向に向かっていくのではないかと感じました。
評価4点「投資とは」 2008-05-10
レビュアー:毒ギョウザ(9人中8人が参考になったと回答)
基本的に著者の考え(投資は長期で、短期の景気動向やレポートは無意味)
には賛同するが、もっとも重要な「ではどこで何を買うべきか」という点が
スルーされているのが残念。
単に下がったら買い向かうというだけでは、山一の論理と変わらないのだ。
もっともそこは肝の部分であり、安々とは教えられませんぜということか。
それでも、数多あるチャートテクや短期売買推奨本に比べれば、ずっと簡素で
本質的な本ではある。
投資とは何かを学びたい人には入門本としてオススメしたい。
評価3点「安いときに仕込んで待つだけ」 2008-06-07
レビュアー:118Mスポ(4人中1人が参考になったと回答)
初心者向けのバリュー長期投資の心がまえの本。

会社研究して気に入った株を暴落時に思い切り買い、
ゆっくり五年十年と待って上がったら一部を売るという
リズムが基本姿勢とのこと。

世の中を良くする会社への投資は
日本を良くするという姿勢には賛同。

自分と株を信じて安く買って上がるまで待てというだけだが、
実践はプロにもなかなか難しい。読後の納得感にやや乏しい。

初心者向けとはいえバリュー株の
テクニカル分析手法もあれば面白かったが。
評価4点「金による民主主義」 2008-06-29
レビュアー:冬の暖かな鎌倉の海岸で(1人中1人が参考になったと回答)
政治における投票は一人一票であるが、投資による意思表示は金の多寡による。そこに危うさが存在することは肝に銘ずべきだろう。金持ちになればなるほど世の中を自分の思い通りに動かせることになるわけだから。そういう自省なしに単純に「長期投資に参加すれば社会をよくすることができる、自分の収入も増えて豊かになる」なんてなかなか思えないですよ。
・・・なんていうのはええカッコしいの私が言っていることであり、もう一人の自分は「自分が良いと思う社会を築くために投票活動したい。金持ちにもなりたい。」などと考えている。
というふうに一筋縄ではいかないのが人間というものですよね。
ということで、引き続き投資活動をします。
株価が下がっている今は買い時ですよ。
で、上昇し始めたら持っている株の一部を売ろう。
売ってできた金は今度また暴落したときに株を買うために取っておきましょう。
投資信託は手数料の少ない直販、インデックス、FOFに目をつけよう。
・・・。やれやれ。