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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

日本は没落する
日本は没落する
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朝日新聞社

¥ 1,365

単行本

売上ランク:122092位

2007-12-07

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ユーザーレビュー一覧(全15件 平均:3.5)

評価1点「■課題の認識や提言が軽薄に感じられました」 2008-02-15
レビュアー:Pt(57人中49人が参考になったと回答)
・課題の指摘部分は納得できるものが多かったですがそれは多くの人が知っている常識の類だと思いました。本書で「なるほど課題はそこか!」とか「そういう提言があるとは」なんてことは1点もありませんでした。凡庸です。
・課題の掘り下げ方や処方箋が、Mr.円と呼ばれた日本を代表する財務官僚の著書だとは思えないくらい底が浅く感じされました。読者に合わせているのかそもそも官僚とはこの程度のなのかは判断できませんが。ココに書かれている政策提言を実現しても問題の根本解決にはならないと思います。
・浅く感じられたという象徴的な例を挙げればアメリカが没落するの項はゴールドマンサックスのアナリストのレポートをそのまま引用してインドや中国に抜かれるみたいな。少し投資を勉強した方ならもう3年くらい前に通り過ぎたレベルだと思います。
・また日本は技術立国を目指して技術者を企業が正当に評価し、優遇しなければならないと書かれています。それはその通りだと思います、ではなぜ実現できないのか?榊原さんは「企業に努力して欲しい」で終わってしまっています。
 −例えば、素人的に思うところを書きますが、50人以上も博士がいるような日本を代表する日立の売上高営業利益率は2%です。アメリカのどの企業でも良いですがたとえばアップルは10%以上です。桁が違います。中身は東芝のHDDであるipodがアップルというブランドを付けただけで飛ぶように売れる。
 −経営戦略論の視点でいえばそれは「日立もソニーも経営者に戦略が不在で無能だからだ!」と言えたりしそうです。そして、技術者のような人材資源含め、有り余る資産を有効活用もできないのに株の持ち合いや買収防衛策を講じて”ゾンビ”として生きながらえている。
 →そういった技術者を厚遇できない根本的理由があるわけで、そこにメスを入れない限り問題は解決しないと思いますが榊原さん、いかがでしょうか?
評価3点「「日本は没落するんだよーん」の思想」 2008-01-05
レビュアー:至高の豚(55人中47人が参考になったと回答)
榊原氏は問題提起と共に、必ず、実践的な政策提案を行っている。

重要な問題を提起しているのいるにも拘わらず、悪いのは政府だ。大企業だと
簡単に結論づけるジャーナリスト。
自己の経済理論に固執するあまり、非現実的な政策を提言するエコノミスト。
狭い視野で、自己の思い描いている理想を現実化することしか考えない政治家。
等々が多い中、抜群の政策提言能力は注目すべきものであり、大変勉強になる。

しかし、榊原氏は、本当に日本のことを心から憂いているのだろうか?
問題はそこなのだ。私には

「僕ら官僚の政策を実行しなかったから「日本は没落するんだよーん」」

と言っているようにしか聞こえないのだが。・・・・・
評価1点「自分たち役人が日本を食いつぶしてきた事」 2008-02-20
レビュアー:日本再建委員会(38人中31人が参考になったと回答)
自分たち役人が日本を食いつぶしてきた事に気づいてないのか、気づかない振りをしているのか。口の達者な秀才のたわごとを聞きたい人はどうぞ。
評価3点「日本の将来に疑問を持ち始めた方にはオススメかも」 2008-01-06
レビュアー:mini1(17人中14人が参考になったと回答)
 突っ込みどころ満載ですが、日本の抱える問題点を総論的に述べていますので、日本の将来に疑問を持ち始めた方にはオススメかもしれません。本書で著者の考えが理解できたような気がします。グローバル化、自由化やむなしということですね。現在の日本はマスコミ、教育、医療、年金、財政、企業競争力の低下等、まさに崖っぷち。年金制度など、本書を読むと設立当初からまともに運用する気など無かったことに愕然とします。個人的には行き着くところまで行かないとこの国は変われないだろうと悲観しています。明治維新しかり、第2次大戦の敗戦しかり。今回の節目は財政破綻でしょうか。中国、インドの成長は間違いないのでしょう。知識社会の到来により大量生産大量消費の「規模の経済」は終焉したと言われますが、インド、中国では「知識の規模の経済」が始まっているのかもしれません。
 本書を読むことにより1人でも多くの人が現状に危機感を持つことを望むとともに、今後は著者の現在の守備範囲(インドや中国)に焦点を定め、深く掘り下げた内容を期待したいです。
評価3点「真の改革をどうやって実現するのか?」 2008-01-02
レビュアー:シンジロウ(17人中12人が参考になったと回答)
恐らく多くの人が不安に思っている日本の将来について国家破綻、経済破綻しないための提言が多くなされていますが、それを実現するための道筋が示されていません。真の改革を実現していくためには多くの既得権を崩したり、国民の負担を上げることも必要ですが、それを実現するための政治指導者や官僚に信頼感や尊敬の念がありません。これはマスコミの感情的な報道のせいかもしれませんが、例えば本書では天下りを一律に禁止することの弊害が述べられていますが、私のイメージでは官僚の天下りはろくに仕事もせずに高額の報酬と退職金を繰り返し受け取るいわば税金泥棒みたいな連中で、とても本書の意見には同意できません。
改革の実現のためには信頼と尊敬のできるリーダーが必要と思いますが、これは日本が本当にどん底にならないと出てこないと思います。
また本書では大人も子供も学習意欲や向上心のない人が増えたことが問題視されていますが、それは少しぐらい努力しても意味がないという無力感から来ているのではないでしょうか。逆に夢や目標を持っている人は懸命に努力を重ねているように思われます。階層の固定化、職業の世襲化、非正規社員の増加などは無力感を増大させ、日本を没落に導くような気がします。