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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

新ロードス島戦記〈6〉終末の邪教〈下〉 (角川スニーカー文庫)
新ロードス島戦記〈6〉終末の邪教〈下〉 (角川スニーカー文庫)
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角川書店

¥ 560

文庫

売上ランク:70561位

2006-11-30

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ユーザーレビュー一覧(全13件 平均:3.5)

評価3点「最後まで駆け足」 2007-01-05
レビュアー:があ(21人中20人が参考になったと回答)
 コンプティーク誌にテーブルトークRPG・D&Dのリプレイとして『ロードス島戦記』が連載されたのが20年前。ウチはそのリプレイをわくわくしながら読みました。20年経ってようやくの完結ですが、ウチも含めて当時の読者の大半は30代半ばから後半になってしまっているでしょう。当時のわくわくした気持ちを呼び起こすには田中芳樹さんの『アルスラーン戦記』と同様に遅すぎます。
 正直なところロードスの世界が好きで、未だにライトファンタジーを読んでいるわけで成仏のためにも読まなあかんかなと思って読み終えました。

 ……うーん、相変わらず駆け足ですよね……小説の1巻の時にミノタウロスの迷宮やらウォートの館への道程が大幅に省略されていたのと同様に、最終巻のこちらでもスパークが玉座を奪い返す行程は全く描かれていません。「新」ロードスがスパークとニースの物語だとするとパーンと平行する形ででも描いて欲しいなぁというのが本音です。カシューやウッドチャック、レオナー、シーリス、エト……今まで築き上げてきた魅力ある役者は揃っているものの、見せ方が巧くないなぁと不満を感じました。

 ☆は自らの郷愁も含めて大甘で☆3つ。「ロードス」が終わった喪失感と20年積み上げた自分自身の思いだけは大事にしたいです。ウチと同じようにサイコロを握りしめパーンたち6人の活躍を楽しんでいた人は好き嫌いは別にして読み終えては欲しい作品です。
評価3点「僕にとっては」 2007-01-26
レビュアー:Jay Lancard(18人中17人が参考になったと回答)
 中学時代から読みつづけたロードスの完結。水野先生にはおめでとうと言いたいです、同時にありがとうとも。
 僕にとってはロードス=パーンの物語なので、大味な魔法武器ばかりが登場する「リウイ」とコラボしたり、正編の頃には構想になかったであろう伝説の「ナシェル」の存在が新編でやたらと影響を与えているのも甘んじて受け入れてきました。がやはり、「指○物語」的であるとは言え、祭器である支配の王錫を壊すには火竜山の火口に飲み込まれなければならない小説版ロードス正編(全7巻)の落ち着いた描写をこよなく愛する者としては(OVAで粉々になる画を見て絶句した。アニメはちょっと苦手です)、パーンの母親が存命と聞かされ愕然とせざるをえません。正編1巻では、テシウス(父)の死後、逃げるようにアラニアへと渡りパーンが10歳の頃、流行り病で死んだのではなかったか。別に重箱の隅を突きたいのではなくて、一人で生きていく為に傭兵になったパーンだったから、友人エトと2人でゴブリン退治(懐かしいね)に行こうと思えたんじゃないのか、と思えば、冒険の始まり自体に齟齬が・・・いや、う〜ん。ファンの皆様は如何がお考えでしょうか。僕はダメ、でも先生お疲れ様でした。
評価4点「2重の意味で完結編」 2006-12-07
レビュアー:愛媛の右、徳島の上、兵庫の下(17人中13人が参考になったと回答)
本作は2重の意味で完結編である。
1つにはマーモ公王スパークを主人公とする「新ロードス島戦記」
2つにはフォーセリアのロードス島を舞台にした一大叙事詩、広義の「ロードス島戦記」完結編である。
シリーズ第1作「ロードス島戦記 灰色の魔女」がリリースされたのは1988年なので20年を前にしての完結なのだ。

感想について結論を先に書くとするならば、歴史の長さと厚みのわりにはあっさりした感は否めないものの、さすがにきっちりまとまった締めくくりだと思う。
(派手ではないが堅実なクローザーが試合を締めたというイメージかな)
物語的にスパークのロードス島戦記(実際はマーモ島戦記なのだが)になって久しいので、当然ながら物語の力点はスパークとマーモ島になっている。
そのためだろうか完結編という意味で考えるならば、少年時代にパーンやディードたちと空想の時を過ごした私にとっては、いま少しパーンたちが本編に絡んできてほしかったと思わないでもない。

完結編ということではあるが、作中にて大陸にパーンが渡るような可能性を示す描写があり、これについては心の隅にとめておこうと思う。

さて、完結記念ということもあり、久々に「灰色の魔女」から全巻再読に取りかかろう。
果たして年内に終わるのかどうか不安があるのだが、久々にどっぷりと水野さんが紡ぐフォーセリア世界に浸ってみようと思うのだ。
評価4点「ロードスという島がある。……というシリーズがありました」 2007-01-30
レビュアー:ミーミルの泉(15人中12人が参考になったと回答)
『新ロードス島戦記〈6〉終末の邪教〈下〉』です。新ロードス島戦記の最終巻であり、大きくロードス島シリーズの最終巻でもあります。

正直な話、この巻まで読んでいる人というのは、『灰色の魔女』の頃からの古株ファンが多いと思います。古株ファンと新規ファンでは、シリーズ終了の感慨もかなり温度差があるかもしれません。

本巻単品の評価としては、スレインとウッド・チャックがいい味を出していました。特にスレインは普段は冷静ですが、情熱的な一面も見せてくれます。
その代わり主人公スパークは、玉座を取り戻す戦いが省略されているなど、やや不満です。パーンはまあ格好良かったです。
本の厚さもですが、情景描写等も薄く、話も駆け足に感じました。ロードス島シリーズ全体としては蛇足的な位置づけなので仕方ないかもしれません。

ロードス島シリーズ全体としては、やはり偉大な作品であることは否定しようがありません。長く続き過ぎた終盤は惜しかったですが、このシリーズと出会えたことは良かったと思います。評価の☆4はロードス島シリーズ全体としてのものです。
評価2点「チト不満・・・」 2007-01-09
レビュアー:きのぴ(12人中11人が参考になったと回答)

大好きなロードス島。それも最終巻。
期待はすごく大きかった。

内容については言いませんが、
でも、エピソードがサラっとしすぎて、
「えっ?もう終わり?」
という感が否めない。

もう少し突っ込んで話を展開して欲しかったというのが本音です。

酷評みたいになってしまいましたが、大好きなシリーズなのであえて言わせてもらいました。
そのうち外伝という形ででも、出てくれないかなと思ってます。

それにしても、水野さんはホントに多忙なんですね。
リウイシリーズにパーンが登場するのはいつのことになるのやら・・・