ユーザーレビュー一覧(全19件 平均:4.5)
「リバモアの伝記の中では一番」 2006-02-27
「相場に対する真摯な態度・洞察にはうならせる」 2004-07-08容貌・生活・時代をみると、映画グレートギャツビーを思わせる。
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投資については、彼は短期の投機家であり、私のような長期投資家とは別畑。
しかし、相場に対する真摯な態度・洞察にはうならせるものが多い。
この言葉は至言。
「株式投資・投機に新しいものは何も無い。
ここで過去に起こったことは、これから幾度となく繰り返されるだろう。
この繰り返しも、人間の本性が変わらないからだ。
人間の知性の邪魔をするのは常に、人間の情緒であり情動である。」
「精神的な豊さ」 2001-10-23ドロシーとの仲さえ悪くならなければ、リバモアも精神的に追い詰められることがなかった。リバモアの唯一の弱点だと思う。それさえカバーできればリバモアは最高のスーパースターだったのに。
女性関係が発端で、ドロシーがパーティーに明け暮れ、酒に溺れ、ジュニアも影響を受け、全てがそこから始まったのだと思う。リバモアも精神的に追い詰められ、ジュニアも母ドロシーからの影響で精神的に追い詰められ、ハリエットに財産を奪われ、スーパーヒロインであったドロシーでさえも一人寂しく朽ちて行く。元は全てが精神的に追い詰められて行ったのが原因ではないだろうか。すさまじいほどの金を手にしても、精神的なもので全てを逃してしまう、手放してしまう。なんて悲しいのだろう。最後に寂しさと空虚しか残らない。
人間の本質は、精神的な喜びにあるのか、それがこの本のテーマだと思う。
「極めてオーソドックスな投資スタイル。」 2005-09-25リバモアの名前は29年恐慌時の空売りで知っている程度で、「常に人の逆を行く逆張り」スタイルと思っていましたが本書を読んでとんだ勘違いと判明。
リバモアの投資方法は(上下双方の)トレンド転換点をとらえ大きく投資するという典型的な順張り。取り組む銘柄は主力株、ファンダメンタルズは関係なし、取り組む時点の株価が割高割安も関係なし、とにかく徹底的に流れに乗ることだけに集中。
「貪欲」「恐怖」「希望」という客観的な判断を曇らせる感情抑制の重要性を説くリバモアの実生活は収入相応に派手ではあるが、真の目的は蓄財そのものよりも相場を読み解くことのほうにウェイトがあったかのよう。
何度も破産しながらその度に立ち上がりまた相場に向かう。わたし自身はサラリーマン投資家で株は「副業」、リバモアのような投資スタイルにそっくりならう訳には行きませんがその刹那的な生き様から本書がデイトレーダーの愛読書としてもてはやされる理由はよくわかりました。
タイミングをとらえ、感情を抑制する。わたしも永く投資を続けて行きたいと思っているので時々読み返してみようと思います。さがしても読む価値あり。
「たまげた!」 2007-10-21