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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

とらドラ 9 (9) (電撃文庫 た 20-12)
とらドラ 9 (9) (電撃文庫 た 20-12)
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アスキー・メディアワークス

¥ 536

文庫

売上ランク:171位

2008-10-10

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ユーザーレビュー一覧(全17件 平均:5.0)

評価5点「絡まった糸が解けていき、また絡まる。」 2008-10-12
レビュアー:ミライ(32人中21人が参考になったと回答)
この九巻を読了後すぐ、パソコンの電源を入れました。とても良い巻です。
今までの竜児や大河たちの内面心理がほぼ読者に伝わり、皆さんのこれまでのモヤモヤした部分、所謂
「おあずけ」感のあった部分が大分解消されるであろう巻です。
それに伴い前巻ラストの展開の続きで、この巻にしてようやく竜児が正しく自らの感情を整理してくれます。

毎回思いますが、竜児は躓き方こそ等身大の高校生ですが、自己分析がとても良く出来ている子なのですね。
最終的に整理し、がむしゃらでも結論を出す姿は読んでいてとても気持ちが良いです。

あくまで「最終的には」なので、やはりこの巻でも決定的に踏み外してしまう訳ですが。

これは九巻のテーマの根底に関わるもので、皆さんも途中で気が付く筈。
前巻までとは違う竜児の新たな葛藤です。
親の気持ちも子の気持ちもわかってしまう読者にとって今回の展開は辛すぎる。読んでいて一瞬全ての世界が閉じることでしょう。
九巻を購入するからには新刊が待ち遠しくて仕方がないと身もだえることを覚悟しましょうね(^^b

ライトノベルだから、とか絵がオタクっぽいから、なんて理由で敬遠してほしくない。
ランキングで高い順位にいる内に、たまたま私のレビューを目にした人がこの作品を知るきっかけとなりたいし、
皆さんには抱いた感想をレビューにしてこのサイトから発信して欲しい。
そう思える本です。必読。

評価5点「超ド級ラブコメ、衝撃の最新刊」 2008-10-10
レビュアー:riazor(15人中8人が参考になったと回答)
それぞれ永い孤独の時を過ごした竜児と大河にようやく幸せの時が訪れるのかと思いきや、現実という名の巨大な波が二人を悪夢へといざなう

愛情、友情、信頼、仲間の応援、夢、胸に秘めた決意、全てをぶち壊さんとするその荒波に、真実を手にした二人はどう立ち向かうのか

二人は、どこへ向かおうとしているのか―

面白さ☆5つ、切なさ☆5つ、衝撃度☆5つ、大河の可愛さは無限大

竜虎の優しさと葛藤が魂に響く、とらドラ史上最高傑作の一つ
評価3点「120分映画の90分目」 2008-10-12
レビュアー:らい太(14人中7人が参考になったと回答)
 古典的少女小説フォーマットを端正に守る人気作品。9巻目。

 いわゆる『色んな事が手詰まりで、絶体絶命』という展開上の底の巻。恋愛中心にやってきた展開に外的環境を乗せて徹底的に主人公を追い詰めるところは『わたしたちの田村くん』でもおなじみのセオリー展開。そのセオリーを切なく見せるところが作者の面目躍如といった感じです。

 ここからどう突破して解決に至るのかワクワクします。
評価5点「いいですね!」 2008-10-13
レビュアー:ゆうき(12人中6人が参考になったと回答)
唐突ですが、今回の作品は今までで、一番、面白く、濃く、考えさせられる最新刊だと思います。内容は言いませんが、今回の最新刊である程度の謎はすべて解けます。
ですが、そこで終わる「とらドラ9」ではありません。おそらく誰も予測してなかった事態が起こります。本当に次の巻が楽しみです。
評価5点「問題は「恋愛」だけでなく……」 2008-11-03
レビュアー:カナン(5人中5人が参考になったと回答)
前巻で、一気に表面化した主要人物間の感情の
もつれや葛藤に取りあえずの結論が出される本巻。

しかし、恋愛や友情といった問題に一定の進展がみられる反面、
竜児と大河、それぞれの家庭の問題が新たに浮上してきます。

そのためか、本巻は終始シリアスムード。

竜児も最後の最後まで悶々と悩み苦しむのですが、
最終的には、彼自身思いもしなかった行為に及ぶことに……!!


ところで、『とらドラ!』はいかにも典型的な「萌え系」のパッケージでありながら、
その実、描かれている物語は、いっそ古典的ともいえる教養小説であることに
改めて驚かされます。


ただ、著者にしたら、むしろ確信犯的に「偽装ラノベ」を書いているのでしょう。


ラノベ的なデフォルメは効かせながらも、奥行きと一貫性があるキャラクター造形、
現代的でテンポのいい会話によって駆動される、疾走感のあるストーリー展開、
時おりハッとするほど繊細かつ的確に書き込まれた地の文の情景描写――。

おバカなラノベ的装いを施していても、著者の筆力が
並々ならぬものであることは、誰の目にも明らかです。


普通小説では、リアリズムの呪縛のために書けないビルドゥングスロマンを
ラノベというフォーマットで、ぬけぬけと書いていこうとする著者のたくらみは、
同じくラノベ作家である有川浩さんの仕事に通じるものがあり、有川さん同様、
広く一般層にも支持される作家になってもらえたらと一読者として期待します。