いもづる式 トップに戻る ヘルプ

書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

他人を見下す若者たち (講談社現代新書)
他人を見下す若者たち (講談社現代新書)
click for big image

 

講談社

¥ 756

新書

売上ランク:107036位

2006-02

Amazonでの販売状況

→通常24時間以内に発送

amazonで詳細を見る

ユーザーレビュー一覧(全148件 平均:2.5)

評価1点「肝心な点に触れられていない!さすが団塊の世代の筆者だ。」 2006-03-20
レビュアー:JPG(290人中233人が参考になったと回答)
若者について論じているのだが、一番肝心な部分に触れられていない。つまり、著者が論じている若者を作り出した親の世代の教育の責任についての論議がほどんどない。なぜかと考えて筆者のプロフィールを見たら、なるほど、彼こそまさに“団塊の世代!” ようは筆者自身がこの本のテーマになっているような若者を生み出した張本人である親の世代なのだ。学生運動があったころの大学生のころのほうが今の学生よりマシだった、のような記述もあり、ようするに、自分たちは悪くないが、自分たちの子供の世代はなんだかしらないけどわけのわからない人間になってしまった、というのが筆者の言いぶんのようである。筆者自身の世代がいい加減だったがゆえにその子供たちがわけのわからない人間に育ってしまったという一番肝心なことに議論が及んでいないのだ。さすが日本をダメにした団塊の世代が書いた本だ。自分たちには何の責任もない、社会が悪い、というのが彼の言いたいことだろう。筆者自身の思考が学生運動時代の思考から何も成長していないではないか!読んでいるうちに実に不愉快になった。ちょっとは自分たち団塊が日本の教育に及ぼした責任を客観視して論じるくらいのことをしてもらいたいものだ。
評価1点「お願いだから買わないで」 2006-03-12
レビュアー:pillkle(183人中143人が参考になったと回答)
ある意味で筆者の主張は間違ってはいない。筆者自身が論理も議論も皆無の単なる随想を並べるだけで、自分が他人や社会を批判できる様な有能な人物であると確信して、他人を見下しているんだもんな。まさしく本書でも述べられているように「自分のバカに気付かない奴ほど他人を見下す」という、トンデモさんは他人を批判しているつもりが自分で自分を批判していることに気付かない、というお決まりのパターン。全て筆者自身のことを批判しているようにしか読めない。

特に本書の論の進め方は「〜のように思われる」、「〜ではないか」、「〜に違いない」といった単なる個人的印象に過ぎないものが前提とされていながら、かなり都合良く集められたサンプリングのデータが、自分でその統計が不十分である事をそのつどきちんと認める素振りをしながら(そこからして既におかしいんだけど)、次の段落に行くとその仮説や推量がすべてちゃっかりと証明された事になって進んで行くんだから、こんな人間でも大学教授が務まるのかと思うと、そりゃ、バカな若者だって「今の日本を動かしている人の多くは、たいした人間ではない」とか「世の中には常識のない人が多すぎる」って思われても仕方のない話でしょ。

要するに筆者は、バカなくせに自分のような大人を見下す礼儀知らずな若者が不愉快なだけで、科学的な精度や、学者としての誠実さをそっちのけにそのような若者憎しという私念だけでこのような「仮想的有能感」だのなんだのという論を捏造しているだけの話なのである。確かに他人を見下す若者が増えているという指摘や、若者がキレやすくなっている、というのは事実であったとしても、この本のフィルタを通った後では胡散臭さしか残らない。
引用元も香山リカや和田秀樹といったタレント精神科医の本など、ワイドショーレベルの、既存の現代社会批判のクリシェを繰り返し垂れ流すだけで、むしろ本書は害悪ですらある。
評価1点「最悪というほかないでしょう・・・」 2006-03-19
レビュアー:解凍まぐろ(169人中124人が参考になったと回答)
大学教授でもある作者様には申し訳ないのですが正直最悪です・・・
特に最近の若者を独断の偏見で評価する・・・まさに最悪です。こんな方が教育系の教授をしているとは・・・
ちなみに作者の偏見を最も表している証拠として「学校での勉強ができない子に限って自己誇大妄想と呼べるような現実逃避した有能感というのもあるのだ」と書いている。
この本は今まで自分が読んできた本の中で5本の指にはいるくらいくだらない本だと思いました。
評価1点「証明になっていない」 2007-03-29
レビュアー:トロンボーン(92人中81人が参考になったと回答)
「若者は○○だから駄目だ」という主張が延々と繰り返される。
それを証明するためには、この10年、20年の間に、若者はどう変わったを、過去と今のデータを比較し、具体的に説明しなければならない。
しかし、この作者はそういう手法をとらず、ただ自分の主観だけを書き綴っている。
例えば、
「昔の子供は、親や教師から発破をかけられ勉強した。だが、今の子供は甘やかされてるのでやる気が無い。」
「ある教師が子供に、自分の長所を答えるよう促した。しかし、子供は言えなかったので、今の若者は自信は無い。」
「昔は、少年よ大志を抱け、なんて言葉があった。しかし、今の若者は大志が無い。」
このように、主張の根拠が乏しい。
時々データを使って説明をするものの、
「アメリカ、スウェーデン、中国の学生は自尊感情が高い。一方、日本の学生は低い。ゆえに、現代の若者は自尊感情が低い。」
日本以外の国のデータを持ち出しても、まったく関係無い。
「昔の大学サークルは、日本拳法部、ヨット部、男声合唱団など、集団で行うものが多かった。だが、今は、弓道部や軽音楽部など、個人で行うものが多い。つまり、現代の若者は個人化した。」
突っ込みどころが多すぎて、もはや何も言えない。
作者は懐古主義に陥ってるだけだろう。このような恣意的な本を書く人間が、国立大学の教授職なのだから、さらに驚く。
帯に騙されないように気をつけてください。
評価1点「本当に学者なのでしょうか・・・??」 2006-03-22
レビュアー:ぼむ(115人中74人が参考になったと回答)
90年代、共同体崩壊・個人主義化が進んだことにより、
所属・肩書き等で相手を判断する傾向は若者に消えていったのは
事実。もちろんそれに伴なう弊害はあるが、人間そのものと接しようと
する傾向は団塊の世代よりははるかに上で、それゆえ他人を見下す能力は団塊の世代の方が上でしょう。
その事実を団塊世代の筆者がこのようなタイトルの本を書くことで実証してくれている。