ユーザーレビュー一覧(全64件 平均:4.5)

「読書好きを自認するのであれば一読すべし」 2008-07-27
レビュアー:kabukaku(1人中1人が参考になったと回答)
読書の目的:
最近、読書の時期(バイオリズム?)に入り、自分の本の読み方を客観的に評価する情報が知りたかったため。
読後感、感想:
まだ消化しきれていない。自分の読書レベルは、「点検読書」、一部の分野によっては「分析読書」ができているところだと感じた。
本書は、読書のレベルを「初級読書」、「点検読書」、「分析読書」、「シントピカル読書」の4段階で説明する。それぞれのレベルに応じた読み方(技術)について解説している実践書である。

「読解力を「科学」する読書本決定版」 2008-08-21
レビュアー:おがよし@CSS(1人中1人が参考になったと回答)
読書術、読書法を指南する本は数多くあれど、網羅している読書技術の幅広さ、細かさから考えると、本書を一冊よめば事足りるほど内容の濃い本です。本書(原書)の初刊は1940年ですが、時を経てもなお、内容が全く陳腐化していない点は驚きです。
構成としてはまず、言葉を理解する第一レベル、本の内容(ポイント)を大まかに掴む点検読書の第二レベル、深く読み込んでいく分析読書の第三レベル、同一分野で論点の異なる複数の本を比較する「シントピカル読書」の第四レベル、の4つのレベルに整理。それぞれのレベルで意識すべきポイントを事細かに説明していきます。子供のころからいろいろな本を読んだり国語のテストを受けたりして読解力がいつのまにか身についたのでしょうが、そうしたプロセスを技術的に説明するとこういうことなんだろうなぁ…と感心してしまいました。
また最終項では人間的成長にとって読書がいかに有意義なものかを訴えていて、冒頭から貫かれている「積極的な読者になれ」という著者のメッセージが明快に伝わってきます。
古い本で表現がカタいので、この本の内容をきちんと受け止められる高校生くらいからでしょうか?それでも、読書本はこの一冊で十分、と思わせる内容で、是非オススメです。
ちなみに、第10、11項はレビュアーにとっては耳の痛いことがたくさん書かれています。私も書評を書くときの心構えにしたいと思います。

「あなたにルールとプロセスを導入する良書」 2008-09-17
レビュアー:食郎(3人中1人が参考になったと回答)
本書の最重要ポイント
1 急いで飛ばし読みをするとき、問答無用で飛ばすページは全体の3割程度、
そしてすでに「飛ばし読みの速読」をする各ポイントは決まっている。
2 上項により最初の一読において、
最速のスピードで求める速読部分は決定されている。
途中、発見した重要部分のみが遅く読む場所となる。
3 ということで、速読以外の遅い読みは原則として分析読みとして扱う。
4 分析になっていない「遅い読み」はやってはいけない。
ルール違反時は、本当に速読と分析読みになっているか再確認してみる。
以上、本書を読んで、速読と遅読、のルールとプロセスを掴めたならば、
あなたが本書の読書法通りに、
読書に入るための基本のセッティングをこなしたとき、
ある本を最初に読むときは必ず最速で出来うる限りの速読をしているでしょう。
つまりこの本は「速読+分析遅読、のための読書法を扱った本」なのです。
本書により多くの人々が自分の部屋に積み上がった、
分厚い本達による無言の重圧から解放されるとおもいます。

「時代を超えるもの」 2008-10-28
レビュアー:なこや(4人中1人が参考になったと回答)
これまでの読書に対する姿勢を改めて考えてみようと思ったときに、いろんな人から勧められました。
本とはなんぞや読むとはどういうことか、その意識や特に「読書行動の意味」がクリアになるような話で、なによりもこの分野の基本(根源)であると感じます。だからこそ長い時間残っているのでしょう。
もっと、高校生くらいの時に読んでおけばよかったと感じました。でも、情報が溢れ、これまでになく「本の意味」みたいなことがぼやけそうな昨今に出会えてよかったとも思います。
本当にこの本の原書が発行された時期を知って驚きました。そしてこれだけの内容でこれだけの長い期間存在しているのに、この内容が日本の学校教育に(少なくとも自分の通っていた小中学校では)活かされていないことが不思議になってきました。世の国語教諭の方々はとりあえず賛同するしないに関わらず読んでおいていただきたい。と、そんなことを考えると、たぶん高校の時の先生は読んでいたような気がしてきました。これを読んで今になって、あの授業のあれはそういうことだったのかも?と思えてきました。その先生とは映画の話はしましたが、本の話はしたことがなかった。していればこの本が話題に出てきたかもしれないです(個人的回想ですみません。まぁでも後悔はしてませんということで…)
ただし、あまりにも昔の原書で、そろそろいい加減時代遅れな印象も受けました。インターネットやケータイ電話などのメディア進化はやはりこれからの本を読むスタイルに無視はできない流れになってきていると思います。
というわけで、ボクはこの次に勝間和代氏の「読書進化論」を読んでいるわけです。

「難しい」 2008-11-09
レビュアー:ちよすけ(5人中1人が参考になったと回答)
たしかに、ためになることは書いてあった気はする。
この本の通りに読めば本をほぼ完全に理解することができるだろう。
しかし、私たちは日常生活の上で、ここまで一冊の本に対して力を入れて読むことがあるだろうか。
もし、その時が来たとしたらこの本の評価は劇的に変わるかもしれないが、今は大して役に立たなかったといわざるを得ない。