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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

本を読む本 (講談社学術文庫)
本を読む本 (講談社学術文庫)
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Mortimer J. Adler[原著] Charles Van Doren[原著] 外山 滋比古[翻訳] 槇 未知子[翻訳]

講談社

¥ 945

文庫

売上ランク:302位

1997-10

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ユーザーレビュー一覧(全64件 平均:4.5)

評価4点「若い時にであってたかった本」 2006-12-04
レビュアー:久保田夏彦(28人中20人が参考になったと回答)
タイトルに偽りが無い本である。まさに本をどうやって読むかを考察し、指導してくれる先生のような本だ。自分にとっては、たぶん、これからずっと読み返す本だと思う。
200ページが、教養書の読み方にさかれている。40ページが小説・詩・戯曲の読み方にさかれている。そして最後に筆者が強く推奨する「シントピカル読書」という最終レベルが説明される。
こういった本は、高校生や大学生の最初の頃に解説つきで読んだらすごく役に立つのではないだろうか?
沢山本を読む人や速読の本を一度でも読んだことのある人は、人によっては3章くらいまでは元々知ってた内容かもしれない。
研究とかやってたり論文を書いている人にとっては「シントピカル読書」も既にやったことがあることだろう。
それでも、この本の価値は、そういった普通の本好きが感覚的に構築してきた経験やセンスを、文字で解説してあるところにある。
その解説の適切さ、章立てに現れる分解・構築の美しさは、いっそ心地よくある。
書評を書く際の心構えまで書いてあり、本当に大学の先生にならっているような感覚になった学べる本。
残念なのは小説の読み方のところが、深さ的にも考察的にも薄い点だ。それで星ひとつ減。

評価5点「読書人の聖典」 2005-06-04
レビュアー:モリブンドゥス(24人中19人が参考になったと回答)
ショーペンハウアーは『読書について』(岩波文庫)において、主に読書の弊害、そしていかに「読まずに済ます」かを説いているが、こちらの本は「それでは、真に熟読に値する本を読む時、どう読むか」を重点的に語っている。割と古い本だが、内容は昨今巷に溢れる読書術本とは雲泥の差。書いている人の教養(俗な意味での教養ではなく、知識や経験が真に人格と渾然一体となるまでに昇華されたことによって顕れる精神的深さ)が段違いである。

読書をただのpastimeではなく、「知性・精神を高めるための」もっと真剣な営為と捉えている人には、是非読んでみてほしい。ここに解説されている「分析読書」や「シントピカル読書」は一朝一夕でできるものではなく、多大な修練を必要とするが、完璧に実践できるようになった暁には本当に大きな糧となる。読める本の数は減ってしまうだろうが、その分良書を見つける眼は養われるし(きちんとした論証すら欠いている本が昨今は本当に多い)、読んだ冊数は少なくても、ただ気晴らしに、あるいは漫然と、あるいは興味本位で読書を続けてきた人間よりもずっと多くのことを学べることと思う。
評価5点「有能な読書家になるための指南書です。」 2006-09-26
レビュアー:本が好き(22人中19人が参考になったと回答)
もっと早く出会いたかった本です。
主にノンフィクション・良書といわれる本をいかに読み解くかの本を読む技術を初級か学究活動まで
段階を追って理論整然と解説されていて、大変読みやすい本にまとまってます。 また、書かれてい
るスキルが実践的で実用性が高いのも魅力です。 僕の場合、タイトルに曳かれて買ってはみたもの
の読んでみて失敗したと思ったことがありますが、本屋での短時間の立ち読みで本の良し悪しを判断
するのに、点検読書のスキルがすぐに使えます。
 欧米では、本書が学校教育に使われてそうですが、日本でも採用して欲しいと思いますし、自分の
子供に対しての読書力を着けさせる上での指標になると考えます。
非常にお勧めの本です。
評価5点「意義有る本を読める確率は1%?」 2004-06-11
レビュアー:suiny(19人中16人が参考になったと回答)
・論理的に構成されている
・著者の真剣さを感じる
・学校教育書として利用されないのが不思議
・中高年者でも目からウロコ落ちる
・人生哲学書としても通用する
 (本、読書を○○に変えても不思議に意味通じるのは・・)
・成長への真理が簡潔に述べられている

 単なる読書技術を得る以上のものが含まれている 超おすすめ! 

評価2点「つまらない」 2008-02-07
レビュアー:オチコボレ(95人中16人が参考になったと回答)
確かに内容はいいんでしょうが、別に学者になるわけじゃないんだから好きなように読ませて下さい。
読書法は自己流を編み出すのが一番いいと思います。この本の通りに読めば賢くはなるでしょうが、読書を楽しめるかどうかというと少し疑問を感じます。
本に書いてあることしか言えない国語教師のような人間が喜びそうな内容ではありますが。