いもづる式 トップに戻る ヘルプ

書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

本を読む本 (講談社学術文庫)
本を読む本 (講談社学術文庫)
click for big image

Mortimer J. Adler[原著] Charles Van Doren[原著] 外山 滋比古[翻訳] 槇 未知子[翻訳]

講談社

¥ 945

文庫

売上ランク:337位

1997-10

Amazonでの販売状況

→通常24時間以内に発送

amazonで詳細を見る

ユーザーレビュー一覧(全64件 平均:4.5)

評価5点「すぐれた書物に出会うために」 2005-04-07
レビュアー:ウツミトオル(12人中8人が参考になったと回答)
ずっと本を読んできたけど、「本の読み方」って学んだことはなかったな。
この本には、読むに値する良書を知的かつ積極的に読むための規則について
書かれています。

読書の目的ってなんだろう。

考えたこともなく読んでたな。
でも、
この本では知識のためと理解のための
2つの目的に応じて読み方も違うと捉えています。
ふむふむ納得

読書についても4段階のレベルがあること。
そしてそれぞれのレベルの読み方についても書かれています。

中でも3段階目に位置する「分析読書」は、うなづかされました。
そして、4段階目の「シントピカル読書」は
知識の定着と、自分の成長に欠かせないなって感じました。

外山滋比古氏のあとがきも良かったです。
「これまでの読書の目的は求道的、人生的で意思の力であった。
これからは情報処理としての読書、つまり知的な読書となる。」

この本が書かれたのは1940年の事です。
まだまだ、古くなっていませんね。

これから本を読むときに目的について考えたくなりました。

良い本と出会えました。

評価5点「本を読むということ・・・」 2006-03-09
レビュアー:かんた(11人中7人が参考になったと回答)
1940年に発行された(英語版)もので、世界各国で翻訳され読みつがれているらしい。

内容は主に以下に分類されている。
1.初級読書−読書の第一レベル
2.点検読書−読書の第二レベル
3.分析読書−読書の第三レベル
4.シントピカル読書−読書の第四レベル

本書を読んだ所感としては学生時代に読むべき本だと思う。もしくは、社会人になる前や、本をこれからもっと読みたいと思う方にはもってこいの本。
「読む」ことは「学ぶ」ことである。−「教わる」ことは「発見すること」とは違う。読書が私たちに何を与えてくれるのか、また、何を得ることができるのか・・・。

是非、本書を読んで読書の世界をよりよいものにしてほしいと思います。
評価5点「読書テクニックのアルファにしてオメガ」 2006-04-02
レビュアー:li5lij2(11人中7人が参考になったと回答)
読書について悩んでいるあらゆる人に役立つ本である。実際、アメリカの高校や大学でも使われているらしい。

最初に気をつけなければならないのは、この本の最終目的は読書すること自体ではないということである。最終目的は真実を掴めるように正しく考えられるようになることである。

情報化社会では沢山の書類や文献が行き交っている。このような環境において、我々は昔のように一冊一冊を激しい気持ちで情熱的に読むわけにはいかない。

この本はどのようにして本を自分の味方にするのか、自分の精神の成長の糧にするのかについて書いている。その文は何を書いているのかという初級から1つの主題(疑問)を中心に複数の本を同時に扱う最高レベルまでテクニカルな説明をしているのである。

この本では、読書技術を4段階に分け、そのそれぞれの段階について、まとめが設けられている。ここだけを読むだけでも意義深いものとなっており、時間のない人にも配慮されている。

この本に書かれていることは多いが、要点だけを実行するだけでも大変大きなメリットがある。いくつかを実行することこそ最も重要であると言っても良いであろう。そのようにすることで、本を通して実際の捉えづらい現象を理解できる良い読書家となることができるのである。スキーは机上ではなく、実地で練習してこそ上手になるのである(63ページあたり)。

かなりパンチの効いた一冊である。
評価5点「積極的なインプットに!」 2007-01-30
レビュアー:jmen(15人中7人が参考になったと回答)
1940年アメリカで発行・・・すごい!!もっと早く知ってれば・・・
今まで、「本の内容を自分が理解しなくてはならない!」「著者の言いたいことは何な
のか!」を探すための読書、「本に読まされていた自分」に気づかされました。

本書には、多数のすばらしい読書法が書かれています。
本書と出会い、
積極的な読書の方法(読みながら質問をするetc)を学びました。
本来、本は自分の目的を満たすために利用する道具である。
今後読書は、私にとって、人生の方向性・目標に最も役立つアイテムになるでしょう
評価4点「理路整然と箇条書きで述べられた読書術」 2007-02-24
レビュアー:柿の種(10人中7人が参考になったと回答)

哲学者の書いた、主に科学や哲学、批評などの分野の書物を
積極的に読む方法を述べたものです。
全体を通して理路整然と箇条書きで進展していくので少し硬い印象を受けるかもしれません。

内容としては、まず、本を読む方法をレベル別に4段階に設定しています。
その中でも第2段階である「点検読書」という方法は実用的でしょう。
これは普段本に慣れ親しんでいる人なら自然にやっていることだと思います。
 
まず、「拾い読み、下読み」と称して、表題や序文、目次、索引、を読んで自分にとって適当で
価値があるかどうか値踏みします。さらに、要となる章や最後のほうの要約を拾い読みして
全体の概要を把握する。
「表面読み」では、分からない言葉や文章、注釈などにこだわりすぎず、
どんどん一通り読んでしまって重要な主題を見失わないようにする、などです。

後半の読書後の批評に関して述べた部分にも学ぶべきものがありました。
どちらかというと中高生の方が読むとその後の読書ライフに有効なのではないかと思いました。