いもづる式 トップに戻る ヘルプ

書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

眠りの森 (講談社文庫)
眠りの森 (講談社文庫)
click for big image

 

講談社

¥ 580

文庫

売上ランク:2373位

1992-04

Amazonでの販売状況

→通常24時間以内に発送

amazonで詳細を見る

ユーザーレビュー一覧(全22件 平均:4.5)

評価5点「切なくも素晴らしい読後感!」 2002-08-18
レビュアー:(20人中18人が参考になったと回答)
バレエ事務所に押し入った男の死体が発見される。そばで倒れていたダンサーの女性の話からは正当防衛であるように思われたが、バレエ団の中でさらなる事件が起こる。

著者の数少ないシリーズ(?)キャラである加賀恭一郎が、関係者の一人の女性に心惹かれながら真相に迫っていきます。事件そのものもとても切ないものですが、加賀さんの恋は、彼が誠実で潔い人であるだけに、さらに胸を締め付けられる想いがしました。
読み進むうちに、音楽と映像が行間から湧き出てくるような、美しい小説だと思います。是非続編を!!

評価5点「儚く悲しい恋物語」 2007-01-09
レビュアー:New JJ-K 72(18人中14人が参考になったと回答)
東野さんの直木賞受賞後第一作「赤い指」の主人公、加賀刑事が出ているとても切ない物語で、
私の中では東野作品のベスト5に入る作品です。

この物語に出てくる登場人物は加賀刑事も含めてとてもピュアです。
それ故に、事件の内容・結末は悲劇的です。

東野さんは何度もバレエを観察されたそうですが、大阪府立大学でのアーチェリー部主将と
しての経験も活かされた、恋愛物語としても、ミステリーとしても、スポーツ(バレエ)もの
としても、誰もが楽しめる非常に安定した高品質な小説だと思います。
評価4点「珍しいハッピーエンド」 2006-02-21
レビュアー:newpul V(14人中11人が参考になったと回答)
加賀刑事が男らしくて厭味が無く好感が持てる。
ヒロインへの想いもうまく描かれている。バレエ界という閉鎖された空間では、一蓮托生であるという実情もリアルに書かれていると思う。
私も完全にだまされてしまった一人だが、読み終えて意外なくらい爽快である。それは東野作品には珍しくハッピーエンドだからではなかろうか?
確かにああいう終わり方は切ないのだが、先に続く明るい希望が見えて来る気がしたのは私だけではあるまい。
評価4点「バレエが見たくなった」 2007-07-25
レビュアー:かぼかぼこ(13人中11人が参考になったと回答)
えっ? 東野圭吾とバレエと最初は思いました。でも、おもしろさにひかれて最後まで一気に読んでしまいました。彼のよさは題材より、やはり中身の濃さにあります。『手紙』とはいっぷう変わった展開で、ミステリーと言うよりも、作者独自の小説の展開のおもしろさに、ただただ脱帽しました。読む価値は大いにありです。
評価4点「軽く読めるが、内容も秀逸」 2007-01-05
レビュアー:ヤンソンス(12人中10人が参考になったと回答)
バレリーナと刑事の儚い恋物語。ハッピーエンドというわけではなくても
ある意味、納得のいく結末に収まるまで、加賀刑事という絶対的に安心できる
登場人物の存在感もあって、安心して読める。

そういう意味では、ライトノベル的なのだけれど、振り返ってみると、
プロット、登場人物の描写、ともに緻密で質は高い。

バレエ団という設定を十分に生かした犯行動機、読んでため息が出ます。