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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

宿命 (講談社文庫)
宿命 (講談社文庫)
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講談社

¥ 650

文庫

売上ランク:3276位

1993-07

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ユーザーレビュー一覧(全63件 平均:4.0)

評価5点「ミステリーを二重に仕掛けている」 2005-12-23
レビュアー:ナツナオ(19人中15人が参考になったと回答)
東野氏の作品は、いくつかのカテゴリーに分けることができ、この作品は、白夜行、幻夜とおなじカテゴリーに入れることができると思うが、これらと比べるとミステリーの要素が強い作品である。作品中でおこる殺人事件の他に、もう一つのミステリーを二重に仕掛けているところが、作者らしく、また、うまいところだと思う。また、このほかに「家族」というテーマもうまく取り込んでおり、完成度の高いエンターテイメント作品だと思う。
一方で、私の場合、白夜行、幻夜を読んだ後でこの作品に接したのであるが、読書中に、言葉にはうまく表せないのであるが、何か物足りなさを感じることがあった。この作品の初出が1990年であることを考えると、作者が(元々完成度が高いが)成長していると言うことなのかもしれない。
評価4点「タイトルが持つ意味」 2002-01-05
レビュアー:(12人中12人が参考になったと回答)
「重要なのは、自分にはどういう宿命が与えられているかだ」
人は宿命をもって生きている。
刑事になった男と医者になった男。そして女。宿命は悲しく降りかかる。
最後に待っている意外な結末に驚かされる。そして全ての謎が解ける。
与えられた宿命をいかに生きていくのか。
ちょっと心の痛くなるところもある作品。
評価3点「東野ファンで総ざらえしたいならどうぞ」 2003-12-30
レビュアー:ozuozu(13人中11人が参考になったと回答)
白夜行をすでに読まれた方なら不要.決して悪い作品ではなく,テンポもよく,オチ(謎解きというより)もよく効いている.読み終えたあと,このオチをつけたかったから全てを逆に作り上げていったのが見えすぎる感じ.東野ファンで,ちょっと重いのはやだなぁというときにどうぞ.例えば出張中の新幹線の中とか.そんな程度で気楽に読んではいかが.「宿命」はやや大げさ.
評価5点「文句なし」 2001-05-28
レビュアー:まっつん(12人中10人が参考になったと回答)
 おもしろかったです。本当に読みやすいし「宿命」っていうタイトルがピッタリで・・・。単なる推理モノじゃなく人間の因果みたいなものがにじみ出てます。おすすめ最近のヒットです。ドラマ化して欲しいくらい!!
評価5点「傑作」 2006-07-15
レビュアー:越智清十朗(14人中10人が参考になったと回答)
傑作。
冒頭の展開のダルさなどは、いまの作者の水準からすると落ちるが、全体としては傑作。
現代医術のタブーに題材をとった作品で、『宿命』『分身』『変身』はそれぞれ読むに値する作品。
このなかではやや落ちる出来ではあるが、終盤以降の展開にはワクワクさせられる。
まさに日本が誇るページターナー。
ただし、ラスト1行で感動、というコピーは鵜呑みにしないほうがいい。
そのほうが楽しめるし、がっかりしない。
そこまでの過程で、充分楽しめる。