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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

日本改造計画
日本改造計画
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講談社

¥ 1,575

ハードカバー

売上ランク:109273位

1993-06

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ユーザーレビュー一覧(全10件 平均:4.5)

評価5点「欧米でも読まれている」 2005-08-22
レビュアー:(60人中53人が参考になったと回答)
出版されてから10年以上経過し、世間から忘れ去られて久しい本書。アマゾンのマーケットプレイスでも1円で引き取ってもらう始末になっており、私自身もタイトルすら忘れていた。しかし、縁あって米国にMPAを取りに来たら、政治政策のコースで重要参考書に挙げられていた。教授陣だけでなく、同じコースを取っていた政治家志望の人々もほぼ全員呼んで研究していた(英語版タイトル『Blueprint for a New Japan』)。私が日本人だというと、必ずといっていいほど小沢氏の本書の中の政策についてどう思うかを尋ねられ、議論したものだった。そんな経緯で本書の評価を見直した。間違いなく、日本の政治書の中では最重要書の一つであろう。
評価5点「本当に変わったのか」 2006-05-13
レビュアー:元祖パスカル(38人中24人が参考になったと回答)
小沢氏の豪腕が健在であったことは千葉補選の逆転勝利が証明した。崩壊寸前であった民主党は息を吹き返し、自民党は小沢神話の復活に戦々恐々している。第二の自民党掃除が現実化し、政権交代もありうる状況になってきたのは日本の民主主義にとって喜ばしいことだ。

そこで改めて問われるのは、小沢さんは「自分も変わる」といった公約を実行できるのか、ということだと思う。
小泉改革も小泉本人が一番承知しているだろうが、小沢氏が本書で語ったことを実践しているに過ぎない。
小沢さんが変わらないようでは、自民党政権が倒れても形を変えた小泉改革が継続することになりかねない。

民間がリストラで苦しんでいる時に、第二の自民党は無駄で、必要がない。政策で自民党の対立軸になるためには小沢さんがイメージだけでなく、内容も変わってもらわなくては困る。
その点を重視しながら小沢民主党の健闘に期待したい。
評価3点「☆3±2 本当なら感激、でも・・・・」 2006-04-25
レビュアー:キャバンクラブ(52人中17人が参考になったと回答)
 千葉7区の補欠選挙で元「キャバクラ」嬢を当選させた辣腕は凄い。
 小泉劇場政治に飽きてきた人間には、この男の登場は、期待が持てる。
 しかし、この本の内容は、親分田中角栄の「日本列島改造論」の修整版であるし、彼の千葉7区の選挙戦術は、田中角栄の「どぶ板選挙」の延長でしかない。
 では、メール問題以降の民主党の変革になっているのか。

 この本は、損な最新の問題を捉えていないが、今後の民主党への期待と疑念の両方を持つ。
 ± のどっちになるか楽しみだ。
評価5点「人は身体が元気でないと」 2000-11-25
レビュアー:(21人中12人が参考になったと回答)
小沢一郎氏が元気だった頃の考え方が良くわかる1冊! 元気が無くなるとこんな強い内容はかけなくなります。
評価4点「小泉政権に対抗する論理」 2006-05-10
レビュアー:仮面ライター(25人中11人が参考になったと回答)
 
 私は、何かが破壊されたり、何かの空虚が社会の中につくりだされたり、地表に何かの廃墟がつくりだされたりするのを、見ることを好まない―エドモンド・バーク『フランス革命についての省察』(水田洋訳、中央公論)

 この1993年に公刊された『日本改造計画』は、集団主義を特質とする日本型民主主義と決別し、「個人の自立=真に自由な民主主義社会の確立」、最終的には「日本の自立」を提唱した小沢一郎氏の日本再生ビジョンである。そこにはアメリカ発のグローバリゼーション(グローバリズム)に対する一種の危機感、焦燥感が垣間見えなくもない。

 当時、新保守主義を指向していたと思われる小沢氏のグローバリゼーションに対する考え方は、1999年の『文藝春秋』9月号で「世界はその論理で動いているのだから、どうしようもない」とかなり乱暴に表白しており、同誌の翌月号において、ニューリベラリズムを標榜する鳩山由紀夫氏から「アメリカに魂まで抜かれた」と論難されるほどであった。

 今、民主党の新代表となった小沢氏の使命は、日本を「改造」することでも「一新」することでもなく、徹頭徹尾、日本を「保守」することだと考える。アメリカの対日改造要求を文字面通りに叫ぶ小泉政権(とその亜流政権)に対抗する論理は「保守の論理」しかない。そして、「新しいことを起こす力は本当は徹底した保守主義からでてくるだけ」(佐伯啓思『アメリカニズムの終焉』)なのである。