ユーザーレビュー一覧(全162件 平均:4.0)

「現代の一休さん」 2006-02-05
レビュアー:大和田ユン(8人中5人が参考になったと回答)
学生たちと白石さんのやり取りを見ていて、とても微笑ましい
気持ちになりました。
思わず笑ってしまったり、心にじんときたり。
幼少の頃によく読んでいた一休さんを思い出します。
頓智がきいていてすばらしい。
内容としては、ほとんどがひとことカードでのやり取りなので
さらっと読み終えてしまいますが、
この質問をした人は何を考えながら書いたのだろう、とか
こんな質問を受けて白石さんはほかにどんな答えを考えたんだろう、とか
書かれている言葉以上の部分をあれこれ考えながら読み、
とても楽しむことができました。
きっと、そういう実際に交わされたやり取りの裏にある、
学生と白石さんの心のつながりみたいなものも、
この本のよさの一つなのかもしれません。

「さすがベストセラー!」 2006-02-16
レビュアー:大辛カレー(8人中5人が参考になったと回答)
いつも思うのだが、ベストセラー100万部を窺う? くらいの本は、内容に厚みや深みがある。遅読の私でも2時間、普通の人なら1時間でよめそうなこの本にも、「こうも感じるな」「でもそういうことも言えてる」と、想いが交錯するような、いくつかの要素が読み取れた。
内容はもちろん「ひとことカード」回答集なのだが、ウィットに富んでいる。でも英国調とかロシア調ではなく、飽くまでも日本調の、サラリとした洒落っ気を楽しむものだ。しかしふざけ散らかしている風はなく、真面目で誠実とまで言われる、お答えである。
この本の主役は、はっきり「東京農工大学」だろう。キャンパスの写真あり、ブログを立ち上げた上條景介氏の4ページの寄稿、同大学生協の小林亘専務理事の3ページの寄稿あり。白石さんも、4ページ×3他のまとまった小文を寄稿している。それがアクセントになって、なかなか飽きさせない。
ところどころ、本人の「荒れた回答をしたくなりました」という意の文章告白があったり、ご自分がほぼ女手一つで育てられた事とか、ポツポツと語られるポイントに、深みがあって読者の味わいは深くなる。
こじんまりと、真面目に、暖かく、慎ましく、インテリであり、それなりに一生懸命に生きている東京農工大学の、好感が持てるプロパガンダに結果的になっているが、そのことに対して出来がいいので反感は全然もてない。さらりと読めるいい本であり、「軽い本だけど…」と人にプレゼントしても、喜ばれるだろう。

「プッと笑える簡単明瞭相談室です」 2006-03-05
レビュアー:poco-mom(6人中5人が参考になったと回答)
白石さんのセンスのよさ、頭のよさ、そして人のよさがあらゆるところににじみでている好著といえます♪
佐藤和歌子さんの間取相談室をおもわせるようなお気楽な感じが本全体を覆っていますが、眼から鱗が
おちるようなステキな回答がテンコモリです。
「死にたい」という人には「人は他人の死になんて無関心なもだから、死ぬなんて悔しいからやめましょう」
なんてとても簡単ですが説得力ありです。
ユーモアたっぷりの答えもアチコチに散らばっています。憂鬱病さん、読んでみて!
村上春樹さんのファンじゃないかなーなんてうがった見方をしたりしてます!
ころ

「癒されました」 2006-03-16
レビュアー:てっぺい(6人中5人が参考になったと回答)
話題だったので読んでみたのですが、穏やかな文体や独特のやりとりに心温まる読書の時間を過ごすことができました。
最近は何か問題が起こると、多角的にはみるものの相手を攻撃しようとすることが多いご時世なので、白石さんのような考え方を持ちたいものだと思いました。手に入れてすぐに読み始め、あっという間に読み終えてしまいちょっぴり物足りないくらいでした。
「続・生協の白石さん」を心待ちにしているところです。

「いいなぁ。」 2006-07-06
レビュアー:ルクレツィアの娘(6人中5人が参考になったと回答)
感想としては「面白かった」「ああ、いいなぁ」ですかね。
変な質問・勝手な要望にマジメにユーモアを持って答える白石さん。
いいなぁ。
今はどこの大型店にも、「お客様ご意見カード」みたいなものがあって、
たまには店内に店長の答えが書かれているが、
あたりさわりなく答えているだけで、
結局お客側の不満は吸収されていないように感じる。
そしてたぶん、突飛な意見は「ばかじゃないの?」と
無視されて終わっているはずだ。
こんな、のぼのした回答は学内生協ならではなんだろうけど、
こういうお店で買い物したい。
ブログで読めば十分なんだけど、
なぜか活字になってからのほうが読んでいて面白かった。
白石さん側の話ものっていて、良かった。