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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

生協の白石さん
生協の白石さん
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講談社

¥ 1,000

単行本

売上ランク:40719位

2005-11-03

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ユーザーレビュー一覧(全162件 平均:4.0)

評価5点「心安らぐ気楽で気持ちのよい本」 2006-01-08
レビュアー:東雲すめら(20人中10人が参考になったと回答)
インターネット上で「生協の白石さん」を知り、本書を手にしました。
まったりしたほほえましいやり取りで、ちょっと物足りないと感じる方も
いるかもしれませんが、私は、肩肘張らず気楽に読める良書だと思います。
時系列で記載してあり、最初アニメや漫画に疎かった白石さんが、生協カード
のやり取りをしているうちに、その知識やスキルが上がっていく、という
「うふっ」とおのずと笑ってしまう状況を読み取ったりするのも面白いで
しょう。
評価2点「ホッと癒されました」 2006-01-10
レビュアー:hakatanagaishi(34人中10人が参考になったと回答)
 評判に期待させられすぎたせいか,その問答自体はさして面白いとは思わなかった。この程度の問答ならば,自分の出身校の生協でも(はるか昔に)行われていた。そして恐らく,本書にも書かれていた通り,どこの大学生協でも同じようなことが起きていると予想される。
 重要なことは,大学生たちの寂しさの入り混じったくだらない書き込みに対して,生協の職員さんたちがやさしく接してくれていることであり,そしてそのやり取りが微笑ましく世間一般に受け容れられたという点であろう。その事実に対して僕はホッと癒された。
評価4点「なかなか侮れません!」 2006-01-24
レビュアー:マルガリータ(12人中10人が参考になったと回答)
 遅ればせながら、ベストセラーになっているとのことで、読んでみた。
 期待して読むと、なんだかくだらないような内容だが、白石さんのこの寛容さ、エスプリの効いた回答、実に素晴らしい!
 日本人が最も苦手な、相手を傷つけず、ユーモアのあるウィット、場を和ませるこの精神、社会人として(私は50歳を過ぎているが)見習いたいと思った。
 知識や教養が身につくという本ではない。気楽に読んで、少しでも共鳴できれば、この本の値段以上の価値がある。
評価3点「人との出逢いこそが人生の醍醐味だってことに、やがて彼ら学生も気づくことでしょう」 2006-01-30
レビュアー:yukkiebeer(14人中10人が参考になったと回答)
 どの大学生協にも客である学生が生協事務局に対して要望や質問を書き込む一言カードがあるものです。こんな雑誌を仕入れてくれないか、あの商品は使い勝手が悪いのでこの商品と入れ替えてほしい、といったそのリクエストに対し、応じられるか否かを事務局職員が書いて掲示板に貼り出します。

 東京農工大学の生協で一言カードに書き込みをする学生も当初は品揃えに関する質問と応答が事務的に行われること以上は期待していなかったのかもしれません。しかし、生協職員の白石さんは、ユーモアと機知に富む返答を書いてくれたのです。

Q:愛って売っていないのですか…?
A:どうやら愛は不売品のようです。もし、どこかで販売していたとしたら、それは何かの罠かと思われます。くれぐれもご注意ください。(56頁)

 一休さんの頓智問答のようなこのやりとりが、やがて一冊の小粋な本になったというわけです。

 以前、「JAL機の懲りない人たち」(伊集院 憲弘/講談社)で、ファーストクラスの6歳児にカキ氷を作れとせがまれた話や、妊娠中であることを隠して登場した中国人女性3人のエピソードを読みました。パーサーだった著者がいやな顔ひとつせずそのひとつひとつに対処していく姿に頭が下がったものです。「お客様は神様」という言葉の実に厳しい現実を垣間見ました。

 しかし、本書の白石さんと東京農工大の学生の間には、そこまで峻厳な「顧客と店員」といった主従関係はありません。もっと緩やかでどことなく温もりがあり、そしてまた客である学生たちが店員の白石さんから、人生を肯定的に見つめるコツを指南されているといった趣があります。だからこそ学生も一定の節度をもって質問を投げかけているようです。

 社会に出てから学生たちは人生の折々に小さな宝石のようなその名回答を思い出すことでしょう。白石さんとの出会いが持てた彼らがうらやましくなる一冊です。
評価4点「白石さんの粋な受け答え」 2006-02-24
レビュアー:ざびのげ(13人中10人が参考になったと回答)
大学生協の白石さんの粋な受け答えが面白かった。「言葉のやりとりで人を癒すことを考えた場合、目的はその人のためになるようにできるだけ努力することであり、人を癒すことはあくまでも結果である」ことを学んだ。質問をみてその回答を自分が作成しようと考えた場合、白石さんのような回答はまず書けない。何気ない一言でもかなり頭をひねる必要があると思われるものが多い。本書の人気はそこなのかもしれない。ちょっと重たい本を読んだ後にでも、一服としてよんでみるとなかなかよいものなのではと思う。