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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

赤い指
赤い指
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講談社

¥ 1,575

単行本

売上ランク:24067位

2006-07-25

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ユーザーレビュー一覧(全95件 平均:4.0)

評価5点「年をとるって、家族って悲しいと思った。」 2006-07-27
レビュアー:シャーリーン(27人中20人が参考になったと回答)
どうして、「赤い指」なのか? それは、読んでみて初めてわかる事だと思います。東野圭吾特有の世界はやはり読み応え十分です。惹き付けられるように読んでしまうのは、宮部みゆきと桐野夏生と東野圭吾位でしょうか?東野フリークなら、読んで「ああ、正解だった」というような感想です。
評価5点「平凡な一家に突然悲劇が襲いかかる」 2006-08-18
レビュアー:海援隊(24人中19人が参考になったと回答)
平凡なサラリーマンが主人公で、夫への愛がなくなった妻、妻に過保護に育てられた一人っ子の中学生、認知症の母を抱えつつ、疲れた毎日を過ごしていたものの、ある日、その一人っ子が引き起こした女児殺害事件により、彼の生活は一変する。我が子を守るための刑事との攻防、そして、その心理描写はなかなか秀逸である。さらに、この本の深いところは、刑事側の私生活の動きをこの事件の動きとシンクロさせているところで、エンディングの部分でその両方が見事に結実し、著者が読者に伝えたかったメッセージが明らかとなる。ついつい引き込まれ、夜更かしして一気に読んでしまった。
評価2点「いまどきの。。。」 2006-08-19
レビュアー:ににる(34人中16人が参考になったと回答)
嫁姑問題、いじめ、小児性愛
最近巷でよくとりざたされる問題をうわべだけさらったような話です
内容も単純。正直新書で買って損したなあと思ってしまいました
評価5点「さすがは東野圭吾!!」 2006-08-31
レビュアー:kadoq(18人中15人が参考になったと回答)
東野作品はほぼ全て読んでいますが今回の作品はラストの真相がわかるまでは大したことはないなぁと思いながら読み進めていました。前作の「X」にくらべれば駄作かな?と思っていました。ところが、ラストの展開!!これには正直やられた!と思わざるを得ませんでした。母親の子供に対する深い愛情が、こんなにも間接的な形で表現できるものなのか!と本当に感心しました。中には現実的でないという方や、ミステリーではないと言う方もいるでしょう。しかし、この作品は私はそんな次元ではなく人として本当に必要なもの・生き方を教えてくれる貴重な小説といえると思います。電車の中でラストを読みましたが、涙をこぼさないよう抑えるのが大変でした・・・
評価5点「贖罪の仕方」 2006-07-29
レビュアー:ベンジャミン(15人中13人が参考になったと回答)
かなり激しく心を揺さぶられます。程度の大小ことありすれ、誰もが持っている、慙愧の念をどう克服するか、という思いを描ききった作品だと思います。深い深い後悔に対して、それへの贖罪のあり方を、問いかけているように思います。内省的で、自律的で、かつ、「男は黙ってサッポロビール」的な、自分が何を考えそうしているのかを誰にも明かそうとせずに、その贖罪をしようとする、人間像に心惹かれます。
ただ、あえて言えば、年老いて痴呆症となった母についての設定は、やや無理があるように思いますし、リアリティを損なうように思いますが、筆者はそうまでしてまで、前段の主題を描きたかったのだろうかと推察しています。
東野圭吾作品は全て読んでいますが、異なった視点から、よくぞここまで人間の心理のあやと動きを描ききるものだと、この人は天才だと、読後にはいつも思います。