ユーザーレビュー一覧(全25件 平均:3.5)

「少々期待はずれ」 2007-11-10
レビュアー:coinくん(72人中54人が参考になったと回答)
タイトルとコメントを読み、大いに期待して出版を待ってをいたのだが、内容はマクロ的な話ばかりで少々期待はずれであった。1,500兆円の個人金融資産が動き出せば、その経済効果が大きいのは理解できるし、またそれが動かないのは、「不安心理」が原因であることも分かる。そして、この「不安心理」を取り除くためのマクロ的提言にも同意できる。しかし、個人としてどのように行動すべきかについては、資産運用について必至に勉強すべしと言うだけである。著者が開講している「株式・資産形成講座」を受講せよということなのか・・・。

「説得力はあるが、心には入ってこない」 2007-11-15
レビュアー:RLeaders(39人中29人が参考になったと回答)
事実をきちんと整理・解釈して、ソリューションを提供するのはさすが大前さん。
大前さんの言っているインパクトが起こったら面白いかもと思います。
ただし、本を読んだ人が個人資産金融を使うかというとそれは別の話。
資産運用の勉強はしたらいいんだろうなぁと思っていても、
勉強の優先順位が上がるほどの内容ではありませんでした。
説得力はあるが、心には入ってこないのは、
節々に自分の考えについてこれない日本人への
愚痴めいた感情が見え隠れしているからでしょうか。

「常識を疑え!」 2007-11-11
レビュアー:LiuTao(35人中23人が参考になったと回答)
世の中の常識と長いものに巻かれろ主義が、どのくらい日本に打撃を与えて来たかが、よく理解できる内容です。
個人の行動力の集積が、如何に大きなインパクトを生み出すか、目から鱗が落ちる思いがします。

「数字の遊び」 2007-12-28
レビュアー:plateau(26人中16人が参考になったと回答)
日本の個人金融資産は約1500兆円。
現在は低金利に甘んじていますが、それを5%で運用できれば、国家予算に匹敵する75兆円を毎年創出できます。
そのために、資産運用を学びなさい、というのが本書の主張です。
ロジカルシンキングを標榜する著者にしては、やや議論が粗すぎる気がします。
確かに、金融資産は1500兆円あるとはいえ、
・既にリスク資産として保有されているもの
・万が一に備えて手元に置いておきたいお金
・生命保険や年金準備金
などを除くと、新たにリスクを取ることができるのは、その半分以下でしょう。
また、1500兆円と言えば、一人平均で1200万円以上。
読者の方は実感が湧くでしょうか?
実際には、一部の大金持ちと、高年齢の方(リスクを取るには限界がある)に資産が偏在しています。
更に、誰もがリスク資産に投資すると、低金利で預金する人がいなくなり、銀行は低金利で調達できるお金が減少します。
となると、まわりまわって、個人が借入をする金利も上がるはずです。
40台半ば以下の人では、資産・負債をネットすれば、おそらく大して残らないはず。
提言の内容と、ターゲットとする読者層にミスマッチが生じ、多くの読者にとっては、数字のお遊びのように感じられるのではないでしょうか。
参考になる記述も多かっただけに、残念です。

「学生にとっては面白い!」 2007-12-19
レビュアー:Pax Britanica(10人中8人が参考になったと回答)
800兆円を超える日本政府の借金を一体どうするのか?公共投資・超低金利政策をとっても一向に回復しない日本の景気をどうするのか?全ては個人の総金融資産1500兆円がカギを握っている!世界で稀に見る民間人の巨額な金融資産が日本の今後を握る残された最後の武器だっ!預金として塩漬けされている1500兆円をいかに市場に流し込むか?人の心を動かし消費に結びつけることで経済の活性化を図る仕組みと改革を大前流に大胆提案っ!学生で経済を学んでいる者として、とても面白く感じます。退屈な大学の講義を1年間受けるよりも、この1冊読んだ方が充実すると思います。もっとみんなの評価高くてもいいと思うんだけどなぁ笑