ユーザーレビュー一覧(全110件 平均:3.5)

「さすが」 2008-08-13
レビュアー:命華と神代(8人中2人が参考になったと回答)
さすが東野さんの作品ですね!
この前に、東野さんの「ガリレオ・シリーズ」を読んだ、すると別の作品を探し出してきました。とうとうこの「流星の絆」を選んで買いました。
兄妹の絆より人々の絆の物語だと思います。
両親との絆のために、何でもする三人の兄妹。
男女の絆のために、悲しみをこらえて真実を探す男。
すると、犯人と殺された人たちの絆から生み出された罪悪感。
「容疑者Xの献身」より幸せなエンドがあったから、よかったなぁと思いました。
今年のおススメ作品です!

「まだまだ飽きない」 2008-10-06
レビュアー:菊池(6人中2人が参考になったと回答)
帯の惹区に魅せられ、つい手にとった。
スピード感はさすがであるし、楽しめる作品だった。
家族や幼馴染など、人が壊されたくない関係をモチーフにしたときのやりきれない切なさに、作者の上手さを感じる。
東野作品をそれほど多く読んでいない自分だからこその感想かもしれないが。
まだまだ飽きない。

「ドラマ化を意識?」 2008-11-13
レビュアー:tomoto青空to凪(4人中2人が参考になったと回答)
東野圭吾作品ということで、あまり期待しすぎないほうがいいと思います。
事件の伏線もあり、犯人の動機も矛盾はないのですが、全体にうすい内容という印象がします。
三人兄妹の「絆」でストーリーが展開していくのですが、ほろりとさせられるようなエピソードもなく、何より登場人物の少なさが気になります。3ヶ月ごとに始まるテレビドラマのようです。意識して書いたとは思えないのですが。
「手紙」で、運命の過酷さ、切なさに大感動したので、同じ作家の作品とは思えませんでした。

「結末には不満もまずまずの内容」 2008-11-22
レビュアー:LUCINO(3人中2人が参考になったと回答)
ミステリー小説としてはおもしろかったです。犯人と思われる人間が実は犯人ではなく、意外な人物が犯人というのは定番だと思います。ただ、最終章が後日談のようになっていて、テレビドラマの戸田恵梨香演じる静奈が幸せを掴むかのような結末には、多少矛盾を感じはしました。それでも、全体としては良かったと思います。

「甘さを感じるも、全体として悪くない作品。」 2008-11-27
レビュアー:猫村しず(3人中2人が参考になったと回答)
この10月から放映が始まった、ドラマ「流星の絆」。
それを観ていて、一体どこまでが原作に則っていて、どこからが脚本家(クドカンこと宮藤官九郎)のオリジナルなのか、ということをとても知りたくなり、遅ればせながら読んでみた。
感想としては、そう、ひとまずは面白かった。
犯人も意外な人物だし、両親を殺された3人のきょうだいが長じて詐欺師グループとなって云々、という展開も奇想天外だし、また、淡い恋心が交錯するさまなども、かなり楽しめた。
ただ、いかんせん、結末を読んだ時点で、スーッと気持ちが冷めてしまった。
あの終わり方は、こう言っては何だが、少し甘すぎるように思う。
そのため、基本構造は面白かったのに、何となく全体的に薄い作品だったかのような印象に終わってしまった気がする。
──とはいえ、全体として見れば、必ずしも悪くない作品だった。
また、「甘い」と感じられた結末も、この作家の一種の持ち味といえば言える。
一読して損はないだろう。