ユーザーレビュー一覧(全110件 平均:3.5)

「一度は読んでみてください」 2008-09-23
レビュアー:るんるん(2人中1人が参考になったと回答)
来月からドラマが始まるとうことと帯に惹かれて買いました。普通なら文庫本になるまで待つのですがドラマを見る前に読んでおきたかったので。「復讐計画の最大の誤算は妹の恋心だった。」って書いてあるんですが、読んでみると失敗したのは彼女が行成に惚れたからというわけではないですよね?私は理性が崩されるほど彼に惚れてしまったがために計画が失敗したというような情熱的な感じの展開を帯を見て期待をしてしまったのでちょっとガッカリしてしまいました。あと、いきなり両親が殺されたところから始まるので、もうちょっと殺される前の家族が幸せに暮らしていた頃の描写がされていたらこちらも3兄弟に感情移入できたのになと思いました。でも、真犯人は意外でした。いや、この人ではないなーとは思ってたんですが、じゃあ真犯人は?ってなったときに思い当たらないんですよね。この物語は怪しい人物が次々と出てくるわけではないので、余計に疑問でした。でも、文章は読みやすいしハヤシライスの描写もとても良く描かれていたので一度は読んでみて欲しいですね。私は1日で読み終りました。

「最後まではらはらしました。」 2008-09-24
レビュアー:ぴかちゅう(4人中1人が参考になったと回答)
テレビドラマ化されると言う事で、それに先立ち読んでみました。
探偵ガリレオ系のお話ではなく、白夜行系のちょっと暗いドキドキするお話です。
でも、展開の速さと、意外な結末に一気に読み進めてしまいました。
原作のイメージを損なう事なく、ドラマ化される事が楽しみです。

「くすぐられた感覚で裏切っていく」 2008-10-13
レビュアー:lazyw0rkers(7人中1人が参考になったと回答)
登場人物が美女、知的な実行者ときたので、「幻夜」や「白夜行」の流れを
期待しながら読んでいきましたが、心地よくかわされた感じでした。
腑に落ちない、人が信じられなくなる結末の作品も嫌いではありません。
個人的には、この作品はこの作品でテンポよく読み進めて終わり方も好みです。
東野先生の最後の大どんでん返しを期待する方には、他の方々の意見同様、
物足りなさを受けるかもしれませんが、血のつながった間柄、恋愛相手をはじめ、
さまざまな「 情 」を盛り込んだ作品としてみると興味深い作品である印象を受けます。
泣けるかと問われれば、泣けないし、後に残るかと問われれば、残りません。
結末に強烈な印象を残す作品と比べて、くすぐる程度に読者をかわしつつ、
気持ちいい結末に導いてくれた作品だと思います。

「過去最高傑作」 2008-11-02
レビュアー:エリ(16人中1人が参考になったと回答)
これまで放課後、同級生、秘密、白夜行、幻夜、手紙、時生、赤い指、ガリレオシリーズetc…を読みましたがこれらの作品を越えたと思います。
最新作もなかなか良かったです

「万人向け仕様エンターテイメント」 2008-11-09
レビュアー:ドクトルg(4人中1人が参考になったと回答)
見事なエンターテイメント作品。純愛あり、汚れ仕事あり、サスペンス、ツイストも適度。老若男女を楽しませることのできる一冊。今や東野作品は、小説界の「寅さんシリーズ」の域に達している。
となれば当然、初期からのコアなファンや、ディープな推理小説好きには物足りない部分も出てくる。読み終わって満足したら、さっぱり忘れてしまいそう。そんなひっかかりのなさが、ほんの少し物足りない。