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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

流星の絆
流星の絆
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講談社

¥ 1,785

単行本

売上ランク:728位

2008-03-05

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ユーザーレビュー一覧(全110件 平均:3.5)

評価3点「ラストが物足りない」 2008-04-09
レビュアー:ゆこりん(12人中8人が参考になったと回答)
長い作品だったが、最後まで飽きさせずに読ませるのはさすが作者の力量!
三兄妹が詐欺師という設定にはちょっと驚いたが、その巧妙な手口はとても
面白かった。また、用意周到な復讐計画も読み手を充分に満足させるもの
だった。はたして成功するのか?三兄妹はどうなるのか?ミステリーを存分に
味わいながらラストへ!!ラストに待っていたのはやはり「驚き」。意外性は
充分だったが、真相の分かり方があまりにもあっさりとしていて物足りなかった。
もう少しじっくりとていねいに描いてほしかった。
また、出版社に言いたいのだが、ほかの人たちが書評でいろいろ書いている
ように、本の帯に書かれた文章がとても気になる。読む前に、あまりにも先入観を
植えつけ過ぎではないのか。書き過ぎは作品自体に悪影響を及ぼすと思うので、
控えてほしい。
評価3点「ものたりない...」 2008-06-26
レビュアー:かつくらー(11人中8人が参考になったと回答)
こんなんですか...という感じです。あの帯は大げさすぎる。普通の出来で過去の東野作品を越えるものではありません。
確かに犯人は意外でしたが、全体にテレビの2時間ドラマのようで、このような小説なら他にも書く人がたくさんいるのではないかと思います。人間を深く描くのか、本格ミステリで謎解きが主体なのか、中途半端な感じが2時間ドラマのようなんです。東野作品ということで期待を持って読むので、よけいにガックリします。私の読みたい東野作品はこんなのじゃない、という感じです。
『使命と魂のリミット』も不満足でした。ページ数が少ないからか、書き込みが足りないんです。登場人物に共感というか、寄り添えない。もっとガッツリ濃い東野作品が読みたいです。
評価5点「「最大の誤算は妹の恋心だった。」」 2008-08-15
レビュアー:hikky(13人中8人が参考になったと回答)
この帯に惹かれて読んでみました。
さすがは東野圭吾さん、これだけの内容がありながらも読みやすいし、テンポよく、読み手を先へ先へとどんどん引っ張っていくのは、いつもの作品と同様。すごいですね。
一度読み始めたら止まらなくて、一気に読んでしまいました。

たしかに皆さんおっしゃられている通り、人間の持つ黒さ、憎悪、徐々に物語の真相に迫っていく焦燥感では同著者の「白夜行」の方が抜きんでていると思います。
「流星の絆」も、過去の犯罪・復習のために罪に罪を塗り重ねていく…という点では、たしかに「白夜行」とは似た点もありますが…大事にされてるテーマは違うんじゃないかとも。

「流星の絆」はどのようにして犯罪を犯していくか、いかにして自分達の罪を隠すか、ではなく、傷を負った彼らがそこから生きていくか、に焦点をあてられている気がしますね。
だから復讐劇、犯罪モノという先入観で読むと、展開があっさりしすぎているように感じていたり、物足りなさを感じたりするのかな、と。
メインテーマは人間の心の闇でもなく、残虐な殺害事件の真相でもなく、あくまでも人と人との絆ですからね。
あんなふうに大事にされる「シー」が羨ましかったり。

賛否両論あるようですが、文学の価値は一様ではないですしね。
私としては、面白かったし、ドラマ化も非常に楽しみです。
キャストを聞いて、功一役の二ノ宮さん、静奈役の戸田さんはピッタリだなと納得です。
泰輔役の錦戸さん、とてもいい俳優さんだと思うんですが、とても落ち着いていて、眼力ある方なので、泰輔というよりは…どちらかというと錦戸さんは頭のキれる功一役の方が似合いますよね。

まあ、なにはともあれ、映像の中で、功一、泰輔、静奈の三人がどう生きてくれるか、とっても楽しみにしています。
評価5点「没頭必至」 2008-03-20
レビュアー:伊藤(14人中7人が参考になったと回答)
読み始めたら、本を閉じる事が出来ませんでした。

みなさんも経験があると思いますが、

ごはん中も読んでいて、母親から怒られました。

たしかに他の作品と比べると、トリックが薄いですが、

えも言われぬストーリが凌駕していると感じました。

最後に、自分も3人兄弟で色々遊んでおり、読んでいて

高揚がおさまりませんでした。
評価3点「面白いけれど…」 2008-03-22
レビュアー:鬼道(12人中7人が参考になったと回答)
文章のうまさ。流れるようなストーリー展開。
さすが東野。面白い。
情景描写もしっかりしているので、映像化にも向いている。
しかし、やはり東野でもある。

人物造形が薄っぺらなのだ。
勧善懲悪ではないし、むしろ何が善か悪か問うているとも言える。
けれど、人物の内面の動きに切迫感がない。
適度な迷い、適度な動揺、適度な喜怒哀楽。
すべてストーリーに合わせた、予定調和的な振れ幅でしかないのだ。

『白夜行』でもそうだったが、現実の人間の、自分だけのささいな引っかかりからの爆発とか、消化不良な突然のあきらめとか、そういうリアルさが感じられない。もちろん、そうした要素を入れてストーリーをスムーズに成り立たせるのは困難なのだろうけれど。