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ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ
ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ
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徳川 家広[翻訳]

講談社

¥ 1,680

単行本

売上ランク:366位

2008-09-02

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ユーザーレビュー一覧(全28件 平均:4.5)

評価4点「どこに感心するかだ」 2008-10-05
レビュアー:名無しさん(30人中17人が参考になったと回答)
日本版の発売とともに読みましたが、その後の金融危機と対処を見てくれば、2007年後半〜2008年春までの段階でこれだけの見通しを持っていたソロスの凄みを改めて感じます。「再帰性の理論」の一部や哲学的な思考に触れた部分は、本人も書いていますが、飛ばし読みしてもらっても構わない。と。確かに面白い部分でありソロスが最も伝えたい部分なのだと思いますが、自分の思考や行動と具体的に結びつくまでは咀嚼できませんでした。後半、著名な投資家としての彼のポジショニングが読めたのは面白いですね。奇をてらわず、オーソドックスな判断をしていることがよくわかります。
評価3点「ソロスも老いたか?」 2008-11-09
レビュアー:mikeexpo(25人中16人が参考になったと回答)
率直的に言って、ソロスも老いてしまったのか?と落胆してしまった。

何と言っても理論的背景が古すぎる。「経済学はニュートン物理学に依拠しており、信頼できない。」との表現があったかと思うが、最先端経済学ではそのような反省に基づき、次代に生かすべく研究が進んでいるのだ。

また、新時代の金融商品についても、「そんなものが出現するとは、思いもよらなかった」と言いながらの「現場復帰」を果たしており、しかも書中で披露されている氏のポジションであれば、その後大幅な損失を被っているはずだ。

繰り返すが、ソロスも老いてしまったのかと思った。
評価5点「金融の世界で何が起きたのか、これから何が起こるのか。」 2008-10-29
レビュアー:街道を行く(24人中15人が参考になったと回答)
現在金融市場に破壊的な影響を与えたサブプライムローンの背景には、これまで長年に渡って蓄積されてきた超バブルというものが存在しており、それがこのショックで破裂するだろう、という警告。超バブルとは、今の経済体質を作り上げてきた要素が絡まって誤謬としてできあがったもので、社会、経済の理論に自然科学を応用しようとしたことから出発し、変動相場制、アメリカ国債など積もり積もって出来上がっている。これが破れるということは、アメリカを核とした経済体制は終わり新しい時代に移行する歴史的な瞬間に今生きている人たちは立ち会うことになる。
ジョージ・ソロス氏は、哲学、歴史学への関心が高く、これに加えて長年の投資経験から「再帰性」という理論を提唱している。ソロス氏はそういう自身の経験を広く提供し、金融市場の健全さを取り戻すための知恵を集めることを読者に呼びかけている。金融の世界で名を馳せた人物が金融の崩壊を目の前にして動き始めたのだと思える。ソロス氏のこういう言動を、投機の一環と見なすこともできようが、私はこの本を読んでソロス氏への信頼を大きくした。さらに、今起きている金融の世界の出来事を理解するのに非情に役立った。
評価4点「訳のせいか、今ひとつ理解しづらいところも」 2008-09-30
レビュアー:チョコミント(29人中14人が参考になったと回答)
訳のせいか、今ひとつ理解しづらいところもありましたが、大旨満足のいく内容でした。
予言しているというわけではなく、理路整然と今の経済の全体像を解説し、経済的なショックがどこまで広がるかを解説してくれている本です。
評価4点「ソロスの思考を垣間見れる良書」 2008-10-20
レビュアー:趣味読書@京都(21人中14人が参考になったと回答)
イングランド銀行をつぶした男、ジョージ・ソロスの思考に触れることができるスリリングな一冊。

・2008年現在、私たちは1930年代の大不況以来の、深刻な金融危機の中にある。
・サブプライム危機は「超バブル」崩壊への引き金に過ぎない
・アメリカの支配する時代の終焉が近づいている。

市場の生き証人、ソロスの警告は、どんな経済学者の言葉よりも説得力がある。

ソロスの「再帰性」理論は難解で、完全には理解はできなかったが、彼の未来予測の的確さに驚くのと同時に、市場は失敗を何度も繰り返すという教訓になった良書。