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墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)
墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)
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講談社

¥ 714

文庫

売上ランク:8188位

2001-04

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ユーザーレビュー一覧(全60件 平均:4.5)

評価5点「言葉にならない」 2006-11-03
レビュアー:ラテン野郎(29人中28人が参考になったと回答)
 この事故の本は今まであらゆる人が書いてきたが、この本は今まで読んだ中で一番衝撃的だった。
私は空港の消防隊に勤務しており、心の奥底にこういった状況を覚悟のうえだが、読むうちに私には何ができるか考えさせられた。

一行一行に深く、考えさせられ、ため息がつく。そして読むのが辛くなる場面が多々ある。

人はこういった事実も理解した方がいいだろう。辛いが、ぜひ読んでほしい
評価4点「想像を絶する世界でした」 2006-10-28
レビュアー:cecedece(30人中27人が参考になったと回答)
これはもう題材と作者の経歴だけで一読の価値あるレポートです。急降下墜落だけでなく火災が追い討ちしてますからね。新聞などの報道が多かったのも1ヶ月間くらいで、その後もこのような地道な活動が展開されていたことを知り頭が下がる思いでした。ハイテクジャンボの後始末を人海戦術でこなすというなんともいえないアンバランスがなんか生命の本質を突いているような気がしてます。この活動に参加された警察、自衛隊、看護婦さん、医師の方々、葬儀屋さん、ドライアイス屋さん・・・・本当にお疲れ様でした。このようなのを読んでいると報道関係は邪魔ばかりしとるような気がしてなりません。
評価5点「事故の真実を知るために」 2001-09-22
レビュアー:sint(25人中24人が参考になったと回答)
二十代前半位の人たちは、この事故については御巣鷹山、という名前ぐらいしか知らないだろう。
先の米国での飛行機テロがあったが、その遺体確認も同じような、もしくはさらに悲惨な様相を呈しているだろうことが想像できる。
飛行機事故の遺体の身元確認が如何に苛烈を極めるかが詳細に、読者にこびることなく事実だけが淡々と記されている。

淡々と記された事実に、もしも自分が遺族となったら、と考え幾度か目頭が熱くなった。

評価5点「脳裏に焼きつく文章」 2006-07-23
レビュアー:奈々(24人中23人が参考になったと回答)
何故か今年の夏は自分が9月に旅行するせいか
日航機事故が気になり関連サイトをまわっている
内にこの本にたどり着きました。

テレビでもサイトでも語り尽くされなかった
飛行機墜落事故で亡くなった方々というのが
どんな状況だったのかと言うことが
事細かに描かれています。
ふとした時にその表現が脳の中で映像になり
思い出すことがあるほどの衝撃的な文章です。

また筆者の方は事故処理に携わった警察関係者の方ですが
視点が医療関係者、日航、遺族の様々な立場から
描かれてあり、読んでいる自分もまるで立ち会っている
かのような現実味がありました。

ニュースだけで知っていると思っていましたが
何も知らされてなかったような気がします。

それはあまりに酷すぎる事故だったからでしょうか。

(あと、個人的に文庫サイズというのがお気に入りです。
書籍タイプは表紙が硬くて読みにくいので…)
評価5点「ごめんなさい」 2006-04-23
レビュアー:pommier_pomme(22人中21人が参考になったと回答)
この事故発生のニュースが日本中を駆け巡った当時、私はとても幼かった。そのため、事故に対するイメージは「こんな大事故がむかしあったんだな」というくらいの認識。
毎年遺族の方々が御巣鷹山に登るようすや、テレビの再現番組を何度か目にするうちに、少しずつこの事故に興味を抱くようになり、この本を手にとった次第である。
正直、「こわいもの見たさ」というものがあった。
この本の題名もとてもショッキングで、そういう吸引力があったのも事実。
しかし…実際にページを開くと、この事故に関わったさまざまな立場の人たち(警察、検視官、看護婦、日航社員、遺族…)の、真実の血と汗と涙がまじったことばや行動に、強く心を動かされた。
特に、日本人にとって、愛しい人の「遺体」というものがどれほど大切なものであるかということ、人の死をさまざまな立場から必死にサポートしている職業人がいるということが心に響いた。
この本を読み終わった時、日航機123便のこの事故は、私の中で「ひとごと」ではなくなった。
怖いもの見たさで本をとった自分を今は心から恥じている。
心がえぐられるような事故を真実の言葉で書いたこの本を、皆さんは心して手に取ってください。