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墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)
墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)
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講談社

¥ 714

文庫

売上ランク:8188位

2001-04

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ユーザーレビュー一覧(全60件 平均:4.5)

評価3点「「悪夢」なんかじゃ、ない。」 2007-04-03
レビュアー:tanu-d(17人中16人が参考になったと回答)
何故この本を読む気になったのか、憶えていないが。

日航機墜落事故の遺体回収、検屍、確認にあたった
現地警察官のルポルタージュ。凄惨な現場の状況が
淡々と、不要に物語化されることなく綴られている。
事故の真相がどうこうではなく、ただ現場に確かに
存在したものを。

死者の尊厳とは、何か。いのちを収める器としての
身体は、どこまで「ひと」で在れるのか。そんなことも
考えさせられる。

合同慰霊祭のときに流れた涙が「これで終わった」と
いう空虚な涙だった、という最後の一節が壮絶。
評価5点「皆さんのレビューと同感です。」 2006-05-09
レビュアー:うにゃ♂(16人中15人が参考になったと回答)
 あの8月12日の出来事を、遺体を遺族に返す捜査の立場から詳しく記録した書物です。涙なしには決して読むことは出来ません。幼い命、またその命を最後まで守ろうとした親の命、残していく家族を最後まで案ずる命。それぞれの思いを持った遺体と直面し、その声に耳を傾けつつ過酷な作業に徹した各関係者の姿を見て取ることが出来ます。
 遺族の立場、また航空会社の立場、それぞれの立場から見た記録が有る中で、所謂警察の「捜査部門」から見た立場の書物としては右に出る物は無いでしょう。
 余談ですが、1998年に同名の書物が発行されていますが、そちらを読むことをお奨めします。私も古い記憶ですが、こちらでは一部記述が削除されているような気がするのですが、気のせいでしょうか。
評価5点「必ずお家に帰してあげるからね。絶対諦めない日本人」 2004-09-05
レビュアー:原正男(15人中14人が参考になったと回答)
首だけのお子さんに頬ずりしながら必ず返してあげるからねと言う場面
3分の1しかの残っていない唇に紅をさす看護師。
無くなった指輪・私の子じゃないと言い張る遺族。
このレビューを書くにも、どうコメントすればいいのかも分からないほどです。この本を読み終わった後、大きなため息と、ご苦労様でしたと言うより

飯塚様・そして携わったみなさん

   ありがとう

評価4点「真実を知るべきです」 2006-01-25
レビュアー:ハッピー(13人中13人が参考になったと回答)
かなりリアルな本でした。
あまりにもリアルで、夜寝る時怖かったほどです。
警察官・検査官・看護師・医者・・・それぞれが犠牲者と向き合って、家族の元へ遺体を返すことに全力投球している様子が刻銘に残っています。
身内を探したいという遺族・指一本でも探してあげたいという現場。
この事件を現場から知ることのできる、本当に大切な本だと思いました。
評価5点「忘れてはならない事実」 2006-06-03
レビュアー:左門次右京(13人中13人が参考になったと回答)
関西で予備校時代を過ごしている頃、いつも聴いていたラジオ番組の中で123便が行方不明となっている旨のニュースが流れたことを今でも鮮明に覚えています。
この本の中で遺体確認作業の中での医師チームの涙あり、多少笑いの部分もあるが真に迫った状況が目に浮かびます。
幼い子どもの皮膚だけの状態から元の顔を復元(詳細は省く)する下りには思わず涙が出てしまいました。
読んでみて損はありません。