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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)
墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)
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講談社

¥ 714

文庫

売上ランク:8188位

2001-04

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ユーザーレビュー一覧(全60件 平均:4.5)

評価5点「読んだ後あなたはきっと成長している。」 2005-08-01
レビュアー:孔濤羅(12人中10人が参考になったと回答)
題名があまりにストレートなので読むのをためらう人もいらっしゃるでしょう。
こんな題名の本を読むなんて変態?みたいな。
違います。御巣鷹で亡くなられた520名の方々と事故後さまざまな形で関わられた人達の筆舌に尽くせない実話です。
悲しくて悔しくて流れる涙。
温かく感動に震えて流れる涙。
あの日茜空に昇られた尊い命の声を懸命に聞こうとした人々の記録です。
今の自分の生き方を考えさせられます。
評価5点「何故か感動がこみあげてくる。」 2001-09-30
レビュアー:(10人中9人が参考になったと回答)
インターネット上でこの本の存在を知り注文した。自分自身は1978年生まれでこの事件のおきた時は、小学生だったのだが、ニュース、新聞での騒ぎの様子は心に残っている。実際にその現場に居合わせた訳ではない。だが、この本では自分がその現場に、あたかも居合わせたかのような錯覚を受ける。これはこの本の内容が描いている残酷なまでの現場報告と、そこに付随する様々な人々の心の様子の正確な描写によるものであると思う。この本はこの事件のことを直接は知らない若い人達にも、是非読んでいただきたい。いいようのない感動を受ける筈である。
評価5点「その時、極限の状態においてなにがあったのか」 2003-08-28
レビュアー:しゃけ(11人中9人が参考になったと回答)
日航機墜落事故。大きな事件だったので関連書物はそれこそ多岐にわたり、その立場から来る描き方も様々だ。
しかし、数ある「御巣鷹山」関連で、これほどまでに胸に迫り、人間の哀しみと勇気を書き綴った本は無いと思う。

とはいえ、この本では当時墜落遺体の検視にあたった担当警察官の主眼で描かれており、企業の姿勢だとか、

その事故原因だとか、一般大衆の好奇の目に晒された案件を追うものでは無いため、事件の全体を知るには適切であるとは言えない。
しかし、その時もっとも過酷であった現場で、担当した警察、医者が職業意識を越えていかに団結し、死力を尽くしたか。
そして、航空事故というものの犠牲者、その遺族がその時どんな状況に叩き込まれたのか。

人は究極の状況に追い込まれたとき、どういう行動を示すのか。
それらが大げさにではなく、むしろ淡々と語られていくのが狂おしいほどに胸を打つのである。

人の死を考えるとき、この一冊の中に何か真実が織り込まれているように思う。
また、筆者がその後関係者各位に取材した労作「墜落現場遺された人たち」も併せて読んでいただきたい。

評価5点「事故の壮絶な裏側」 2005-07-28
レビュアー:(9人中9人が参考になったと回答)
マスコミが報道しなかった裏方の人々の、壮絶な体験を身元確認の責任者であった著者が克明に記しています。
飛行機事故のすさまじさ、一瞬で愛するものを失う家族の悲しみ、やり場のない怒り、そしてその遺族達に自分達を重ね合わせ、一緒に涙しながら棺に首を突込み、指一本、歯一本でも・・・と探しまわる警察官、看護婦、医師たち。

著者がこの本を書くにあたって当時の関係者にインタビューして回ったところ、「人生観が変わった」とおっしゃった方が何人もいたそうです。人は必ずいつかは死ぬ。でもその死に方には・・・私はどのように死ぬのだろう?と自然と自分の死について考えざるを得ませんでした。

2度とこのような事故を起こしてはならないし、この事故の記録は決して風化させてはいけないと感じました。事故からすでに20年、この本の存在は大きいと思います。

評価5点「生きていることへの実感」 2003-11-17
レビュアー:(15人中8人が参考になったと回答)
ノンフィクションというより、凄惨な記録。安易に“死”というものは語りたくありませんが、“生”について、深く考えさせられる一冊です。とにかく、読んでいて、涙が溢れ、止まりませんでした。
 今、自分の生き場所に迷っている人に、お勧めの一冊です。