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墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)
墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)
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講談社

¥ 714

文庫

売上ランク:8188位

2001-04

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ユーザーレビュー一覧(全60件 平均:4.5)

評価5点「「他者を傷つけること」「死」を忘れている現代人こそ読むべき」 2004-08-29
レビュアー:snow_voice(9人中8人が参考になったと回答)
どこかのニュース番組で、「死んだらどうなるか?」という質問を数百人の小学生に投げかけたら、「生き返ることもある」と答えた子供が20%近くもいたらしい。
核家族化が進みすぎ、祖父母などより「身近」な人間の死に接することがなくなってきたこどもたち、その親も含めて読むべき本。

題材としては非常に重い本だけれど、「失うわれること」とはどういうことかを学ぶには、親が一緒になってこどもにこそ読み聞かせて欲しいと思った。
ゲーム感覚で他者を傷つけることに慣れてしまったこどもが増えている現代には不可欠な本。
毎夏、読み返して、毎回、泣きます。

悲劇的な本と言うだけでなく、本編で事件に関わった人々の職業的プロ意識は、自分が仕事をしていく上でもつねに考えさせられる良書です。

評価5点「非日常。」 2005-04-26
レビュアー:(8人中8人が参考になったと回答)
~とんでもない非日常の世界。
これがほんとうにあった事なのだと、容易に認める事が出来ない。
窓という窓を暗幕でふさぎ、外界から遮断された体育館の中で行われた、不眠不休での警察官の確認作業、看護婦や医師らの遺体の検屍、遺族の悲痛な叫び声、そしてものすごい死臭。
それらが事故当時身元確認班長として、遺体の確認作業を行っていた飯塚訓氏によ~~って書かれている。
ありきたりの意見かもしれないけれど、人が死ぬ、ということについてとても考えさせられる本だと、私は思う。
一瞬のうちに多くの人々が亡くなるというのはどういう事なのか。
このような事故が繰り返されぬことを。~
評価5点「全て真実」 2006-05-12
レビュアー:たむちゃん(8人中8人が参考になったと回答)
最悪の航空機事故の真実が書かれている本です。操縦不能になった航空機は真夏の山に墜落し、悲惨な結末を迎えます。散らばった遺体は想像以上に酷い姿な様です。それらを誰がどんなふうに身元を明らかにしていくか、遺体はどんな姿かが書かれております。読んだ後複雑な気持ちになりますが、読んでほしいです。
評価5点「人生観が変わった。」 2008-05-19
レビュアー:げんさん(8人中8人が参考になったと回答)
このテの本を読む動機には誰しも少なからず共通の不心得的好奇心が存在するはず。本書は圧倒的なドキュメンタリズムで 決してTVでは知るすべの無い事実のみを記録した貴重な作品であり 気の弱い方では 完読すら危ぶまれます。しかし読めば読むほど この事故に遭われた方々 そして遺族の方々への同情の念と対岸の自分の好奇を恥じる気持ちが湧いてくる そんな一冊です。日航事故関連はもとより 様々な事件 事故 災害 戦争等のルポルタージュの中でも出色の作品と言えるでしょう。
評価5点「「墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便」を読んで。」 2001-10-14
レビュアー:田畑聡洋(7人中7人が参考になったと回答)
凄惨な航空機事故の身元確認班長にあたった著者の懸命な取り組みが伝わってきます。
そのなかで、現場の声、遺族からの叫びを通じ、遺体からのメッセージを聞き逃すまいとする捜査官達の姿が浮き彫りにされます。