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毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
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Susan Forward[原著] 玉置 悟[翻訳]

講談社

¥ 819

文庫

売上ランク:491位

2001-10

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ユーザーレビュー一覧(全65件 平均:5.0)

評価5点「虐待した親を子どもは許さなくてよい」 2004-03-10
レビュアー:naa(384人中378人が参考になったと回答)
私は心理的(情緒的)虐待を主に受けて育ちました。
これまでの虐待関係の書籍では、身体的虐待やネグレクト、性的虐待のことは語られても、情緒的虐待について詳しく述べられたものはあまりありませんでした。この本は情緒的虐待に初めてスポットを当ててくれた画期的な一冊だと思います。

私はこの本を読んで泣きました。少しずつ読んでは泣きました。

書籍を介して一種のセラピー的なものを著者から受け取っていたのだと思います。

この本の中で、特に「親を許さなくてよい」という主張は瞠目に値します。
各種心理学関連書籍で「ゆるしがいやしにつながる」といった主張をされている方々がおられますが、こと虐待に関しては絶対に違うと思います。

虐待していた親を許すということは、自分が虐待されていた状況を許すということです。自分は虐待されても仕方なかったんだと認めることです。

そんなことはできません。私も、ほかの誰だって、世界中の誰だって、虐待されて当然な子どもなんていません。

だから、私たち虐待を受けたものは、「親が未熟だったのだ」「親が間違っていたのだ」というところから、自分の価値観を見直す必要があるのです。

最近衝撃的な虐待事件が相次いでいます。表面的に一種の社会現象と捉えて済ましてしまう人もいるかとは思います。

でも、本格的に虐待とはどんなことなのか、人にどんな影響を与えて、どんな治療がなされるのか、といったことに関心のある方にはお薦めの一冊です。文庫化で購入しやすくなっていますし。

どうか虐待問題に関する知識を、もっと、みんな、もってください。

評価5点「救われます」 2003-02-25
レビュアー:(121人中117人が参考になったと回答)
 私は、驚かれるかもしれませんが、自分の親が嫌いです。
思い通りにならないと圧力をかけてくる親が嫌いです。
私のような人間は、彼らが死んでも精神的にコントロールされてしまった「有毒」な呪縛から逃れることは出来なくなるのです。
そして、子供の時に受けた傷を引きずったまま、今度は自分の愛する人、子供へと連鎖的に伝播して行くのです。

その事に気づいていましたので、悩みました。

 私はこの本に出会い、救われました。
受けた傷を癒す方法、自分の人生を取り戻す方法が導かれています。
本当の愛情とはどんなものなのかを認識出来て、建設的な意識を導いてくれる本です。

評価5点「怒りを内に秘めたACが救われる本」 2006-03-04
レビュアー:広告畑(108人中106人が参考になったと回答)
アダルトチルドレン必読の一冊。

ACについて書いた本は数多くあれど、
どれも最終的には「親を許せ」と書いている。

しかし、この本は違う。
許さなくてもいいのだと言ってくれた。
それによってどんなに救われたことか。

だが、親を許さず、それに固執して生きることを
良しとはしていない。
親は親、自分は自分と、「親の所有物」だった
自分を解放させよと説いている。

この本は、愛に溢れた言葉で満たされている。
評価5点「諸悪の根源」 2008-03-07
レビュアー:ノンナナ(92人中90人が参考になったと回答)
私は5年前、家族と絶縁しましたが、未だに両親の呪縛に苦しめられています。
そんな頃に出会ったのがこの本でした。
私の両親はまさにこの本のとおりの両親でした。

些細な事で子供だった私の胸グラをつかんで殴り、泣きじゃくる私の顔を更に殴る父。
母はそんな私を助けるでもなく知らん顔。
そんな父も私が中学に進学する頃には浮気相手の元へ逃げていき両親は離婚。
母子家庭となったが、強さの意味を履き違えた母は父の時と同じく些細な事で私の顔をよく
殴り、殴った後は決まって家庭内シカト。最大1ヶ月も口を利いてもらえない事があった。
気に食わない事があると布団たたきで大腿部をぶたれた事もあった。
母の暴力は私が30歳をすぎても止む事はなかった。
私の言い分などばかばかしくて聞けないというスタンスだった母。
私がどんなに必死で母に本音をぶつけても返ってくる言葉は「しゃらくさい」。
気がつけば、殴られるのは私が悪い、家庭内シカトされるのは私が悪い、全ては私の
為なんだと自分で言い聞かせる私がいました。
そんな母に対して疑問に思わなかった私は今から思えば完全に母からマインドコントロール
されていたと思います。
訳のわからない理由で私の給料を全額搾取。ホステスのアルバイトまでさせて平気。

挙句にはソープランドで働けと嘯く母。

ようやく母の異常性に気づき、家族との絶縁を決意し、自ら消息を絶ちましたが、
今でも父と母の呪縛が苦しいです。
そんな中、ようやく出会ったこの本。
解決の糸口になった気がします。
評価5点「TOXIC PARENTSを持つあなたに」 2004-09-28
レビュアー:mimi9925(85人中84人が参考になったと回答)
正直いって、今までAC関連の本を数冊読んできましたが
この本は一番嘘がなくて、率直な意見を書いておりとても
好感が持てました。
いくら分厚くても臨床例ばかり書いていて
解決方法が全く書いていない本が非常に多いんですが
この本は両方のバランスがとてもいいんですよ。
値段のわりに元が取れたなと思いました。

ひどいことをした親を無理やり許す必要はない。
自分の怒りをしまいこんでまで許す必要はないとはっきり
著者はおっしゃっています。
私は、例え親子の間であっても言ってはいけないこと
してはいけないことの区別ははっきりつけるべきだと思うのですが
そんな当たり前の事も分からずに未熟なまま子供を産み育てる親が
なんて多いんだろうと日々憤りを感じています。

幼いながらに家族と戦わなければならなかった
方に是非この本をお勧めします。