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毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
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Susan Forward[原著] 玉置 悟[翻訳]

講談社

¥ 819

文庫

売上ランク:334位

2001-10

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ユーザーレビュー一覧(全65件 平均:5.0)

評価4点「悲しいけれど乗り越えなければならない事実」 2008-01-21
レビュアー:乱読者(32人中7人が参考になったと回答)
 読んでいてとても悲しくなってしまいます。
 でも、でも乗り越えなければならない事実。
 実の親が毒になる親であったならば・・・
 親を、家庭を変えるのではなく、自分が変わるのだという言葉は
まさにそのとおりだと思います。
 でも、親との対決や決別といった行動は、日本的な発想にはなじまないような。
 いかにも病んだ個人主義の国アメリカ的発想だとおもいます。
 ただ、親に振り回され、その連鎖に苦しむ人たちにとって、すばらしいアドバイス
の含まれた本であることに違いはありません。
評価3点「読んでよかった」 2008-11-03
レビュアー:本をたまに買う(8人中7人が参考になったと回答)
長年苦しんでいたことがこの本に書かれていたので買ってよかったと思った。この本がきっかけでインナーチルドレンという言葉も知ったし次の本を探すキーワードにもなった。大なり小なり同じような問題を抱えて悩んでいる大人は多いんじゃないかな、と思う。苦しいけど、友人や家族には相談できない、カウンセラーにも会うのは抵抗がある、そういう人たちの助けになればいいと思う。

親を許さなくていい、というのは救いになった。そして頭で理解しても感情までも「許さない」方向にむけるのはとても難しいことだというのがわかった。子供は無意識の奥の奥で、やっぱり親は愛する者、自分を愛する者、味方であって裏切っちゃいけないと思ってしまってるのだと感じる。たとえどんなにひどいことをされてきても無意識がそうなってしまっているのだから、子供というのは本当にかわいそうだと思う。子供は無力だ。悪くない。だからこそ自分が子供を持つ時には責任を持って育てたいと思う。

親との関係だけでなく、恋人との関係に悩んだこともこの本を読むきっかけになった。つきあいが長くなると相手に対してイライラしたり八つ当たりしたりすることがある私。以前おつきあいした人にも同じような場面がありその恋愛はジ・エンド。もしかして自分は相手が変わっても同じことを繰り返してしまう、問題は相手ではなく自分にあるのではないか、と思ったのだ。案の定、本の中には『世代を超えて繰り返される』という文章があった。私が恋人に対して行ったことは、親が私にしてきた圧力のかけ方にとても似ている。このままでは自分に子供ができたとき同じことをしてしまうと感じた。肉体的な暴力が世代を超えて繰り返されることは既に世の中に知られ始めてると思うが、精神的暴力の影響やその被害は非常に見えにくく、まだ社会に理解されていない部分が多くあることを残念に思う。

私の親は団塊世代。現在ほど精神分析や心のケアといった学問が進んでなかった時代。その層の人たちはもっと心理学やこういう本に目を向けて勉強するべきだと思う。自分は親になる前にこの本に出会えてよかったと思う。自分のために買った本だけど、ゆくゆく子育てに役立つと思う。

最後の『対決』という章にはやや疑問を持つ。はたしてそれを絶対にやる必要があるのか。それができる人は悩んで本など買っていないのでは、と思う。
評価5点「コワっ!」 2008-01-23
レビュアー:さのぼう(36人中6人が参考になったと回答)
タイトルも怖いですが、
中身も十分コワイです。。。
子供に対する支配欲がいろんなところに出てくるのですね。
それが将来、子供にどう影響を与えるか。
気をつけなければ。
評価5点「虐待は増えたのか?」 2008-06-19
レビュアー:アマゾネス愛子(20人中5人が参考になったと回答)
最近、「虐待は増えた」と感じるようになった。マスコミの主張も「子どもから抜け切れない親による・・・」とあるが、実は奈良県のデータによると虐待の70%は30代なのだ。
30代???
そう、大の大人が虐待をしている。
それに恐らく虐待は以前からずっとあったものだ。
核家族化の中で「レフェリー役」が消え、歯止めがなくなって一線を越えだしたと言うことだろう。
つまり警察が関わってくるレベル以前のものであれば、子どもに身体的、心理的悪影響を与える「悪い親」は昔からくさるほどいたということだ。
ただそれが「家族だから」と見過ごされてきたに過ぎない。

「親」と言うものをきちんと捉えた意味では非常に重要な本だと思う。
「親=無償の愛を持った存在」と言う価値観は崩壊したのではなく、最初からなかった
と言えるのではないか。
これから親になる人も、親である人も、親と仲が良くない人も
必読の書。
心理学的に言えば、「サイモンズの親の養育態度」において、
親子の関係では「バランスの良い存在がベスト」とされています。
私がイメージする理想の関係は「学校の先生対生徒」のようなものでしょうか。
現代の日本人は、かまいすぎ型か無視型に偏り過ぎと思います。



評価5点「人生を取り戻す為には。。。」 2008-08-28
レビュアー:papapapapa(3人中3人が参考になったと回答)
皆さんと同じように葛藤の人生で、本書で連鎖を断ち切ろうとしている最中です。
子供の泣き顔を見ながら、歯止めの聞かない自分を誰か止めてくれと願ってやまない人は多いと思います。


本書を購入して。。。


虐待は根深いものです。努力なくしては連鎖は止められないと感じます。読んだだけでは気付く事ができても、日々の生活に追われ、自分の心に目を向けることを疎かにしてしまいがちです。
決意の継続がこれからの課題のような気がします。
心の傷を癒す事はとても時間と労力がいる事だと実感しました。わたしも人を傷つけない人間になります。
親と対決するなんて、そんな不必要な事を子供達にはさせないようにしてやりたい。



もう自分はチルドレンではないんだと自覚し、ようやく自分の人生を歩めるような気分になれた事は奇跡です。

親の影響を受けすぎたまま親になってしまったすべての方に本書を手にして頂きたいです。