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毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
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Susan Forward[原著] 玉置 悟[翻訳]

講談社

¥ 819

文庫

売上ランク:372位

2001-10

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ユーザーレビュー一覧(全65件 平均:5.0)

評価5点「親に心を封じ込められた私」 2005-03-24
レビュアー:受験サポーター(50人中47人が参考になったと回答)
 私は、いつ幸せが訪れるのだろうか、といつも思っていました。
 この本を読んで親が私の幸せを奪っていたことが分かりました。
 私が保育所から帰ると父は私にひどい言葉を言いそして時に暴力を振るっていたことを思い出しました。母はそれを止めませんでした。小学生の時も、中学でも、現在でも、暴力は現在はなくなりましたが・・・。
 思い出すのは辛いです・・。今この本を読んで、親を変えることから、自分を変えることにしています。そこで、自分を少し変えていくと、なぜか家族は私に冷たくなってきた気がします。でも、一人の人間としての力を取り戻してきている感じはします。
 だから、「なぜか私は幸せではない」とか、「生きていることは苦しいことだ」という人はこの本の中の親を持った人であるような気がします。(テレビに出てくる人でもいますが、なぜか満たされてないような感じの人のことですね。)そして、この本の2部からの内容を実行すると、かなり周りの人の態度が変わってくると思います。(自分を変えるためには単行本の方を買ったほうがいいでしょう。なぜなら文庫本のほうは、単行本の内容のセラピーの実際が削られていることと他にも少し削られている部分があるからです。)
評価5点「人間性と尊厳を取り戻す」 2004-05-16
レビュアー:sato(52人中46人が参考になったと回答)
前述のレビューアの方々も書いておられますが、この本は不幸な子供時代に影響された方々が「人間性と尊厳」を取り戻し、心の回復をどのように行うかが書かれています。

親が子供に愛情を注がなかったり、それどころか虐待をする時、幼い子供には抵抗する方法がありません。例外は「親の言いなり」になること、または言葉に現れない親の意志にしたがうこと・・・。

そんな理不尽な強制力に慣らされて蓄積された「怒り」を当人が自覚することは少ないのです。その怒りは外部へ向って人間関係を破壊したり、内に向かって自分自身を非難したりします。どちらにしてもその怒りが正当に処理されるまで苦しみは続きます。

苦しみの原因となってきた親の無責任、愛情不足、虐待、暴力、遠回しの人格支配、いわれのない非難等を許す努力より、むしろ苦痛を受けたことを親に告げることが出口となって行きます。

和解を得られるなら回復への道は近いし、そうでなくともこれらの事柄の責任は「あなた」ではなく親にあり、あなたは呪縛を解いて人生を取り戻しなさいと、具体的な解決方法へ続きます。

生きる自信を取り戻し、人生を自分で選び取ることができるようになると確信できる本です。

評価5点「読んでいて胸が苦しくなった・・・」 2007-11-30
レビュアー:ギズモちゃん(41人中41人が参考になったと回答)
今まで、ACについての本やゆるしについての本を読んできて、自分を育ててくれた親なんだからと理屈はわかっても、どうやったら許せるのか具体的に書いてある本は、私が読んだ中にはこの本以外になかった。

私も私の弟と妹も、中学生くらいからずっと人間関係で悩んできてうつ状態になり、自殺まで思いつめたのは、アル中の父親のせいだろうと思っていたが、カウンセラーに催眠療法をしてもらうと、母親に対しての怒りと悲しみの方が強い事がわかった。

自分で子供を持つと、良くも悪くも自分が親から受けたのと同じような事を、言ったり行ったりしてしまう事に愕然とさせられる。これを連鎖させてはいけないと思い立ち、この本に書かれてあるように、母親に落ち着いて聞いてもらう事にしたが、かえってきた反応がまさしく!本に書かれてあったのと同じで驚いた。

もう一度、今度は近いうちに手紙を書こうと思ってはいるが、母親の出方によっては確かに、自分が狂う前に縁を切ったほうがこの毒の連鎖を切れると、この本を読んで確信している。
評価5点「なぜそうなるのかが分かる」 2006-04-09
レビュアー:lime2006(41人中39人が参考になったと回答)
泣きながら、何度も読み返しました。ACの本は、ほとんど最後は「許す」ことになっている。その時は、許せた気分になれるけど、また同じ感情が蘇ってくる。この作者は、「対決」という方法を教えてくれた。しかも本当の対決ではなくて、こっちの方法もあるんだよ。と、、、
自分自身には、本当の対決は出来ない、、、と思う。でも何かが自分自身の中で変わった。言いなりになっていた自分は、もう少しずつ姿を消して言っている。
評価4点「現実は甘くない」 2006-07-25
レビュアー:入道雲(74人中37人が参考になったと回答)
この本の内容は、現実と比べると、少し甘いような気がしました。
と、言うのも、最近の親は愛情などより、お金を餌にして、子供をコントロールしていることが多い気がするからです。
また、親の経済的援助なしでは、完璧には自立できないばかりか、そのまた子供(親にとっての孫)の養育も、将来的に不安・・という人が、かなりいる気がするからです。
お金は暮らしに直結するので、親と対決するとなると・・・・。
そういう私も、数年前、親と対決!
すると、今まで貰っていた、いくばくかの金銭援助を打ち切られ、遺産もやらないと、書面が届き、それっきり縁は切れました。
つまり、他にも子供(私の兄弟)はいるので、1人くらい、どうでもいいというわけです。
私達夫婦には子供はいませんので、幸いでしたが、子供のいる方だったら、こうもいかないのではないでしょうか?
が、確かに、全くの親無しで、いざ、やってみると、まず、大体にして、いい歳をして経済援助を受けていたなんてこと自体が「異常」だったのだということも、実感できるようになり、親から仕送りを貰わなくとも充分やっていけるという、確かな自信がつきました。
また、精神的にも、今までは、何の根拠もなく、「やっぱり、いざという時、頼りになるのは親」という思い込みを持っていたことに気がつきました。
実際には、「いざというとき(私に何か不幸があったら)内心、ほくそ笑むのは親」なのだということにも、しみじみ気がつきました。

ただ、この本は、この不況後の殺伐とした、お金お金社会の日本には、ちょっと古いかもしれない、(1989年に著されているので)とは思います。
親断ち、きっと楽になれます!