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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
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Susan Forward[原著] 玉置 悟[翻訳]

講談社

¥ 819

文庫

売上ランク:372位

2001-10

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ユーザーレビュー一覧(全65件 平均:5.0)

評価5点「子供も親と対等な人間」 2008-06-23
レビュアー:flashpapa(24人中24人が参考になったと回答)
フラッシュバックに苦しみながら読みました。
今まで自分の中に押し殺していた感情が一気に吹き出ます。

今でこそ、憂鬱と分かるその気持ちを抱えたまま
親の言動で時々吐き気に襲われて(ストレスで胃にきていたようです)
自分はおかしいのではないかと子供の頃思っていました。

しかしこの本で、それはされてきた事に対し当たり前の感情である事に気づきました。
理不尽な事には怒っていいのだと。
親だから子に何をしても良い訳ではないのだと。
(暖かな家庭に育った人は当たり前だと言うでしょうが)

大きな事件が起こるとマスコミなどは、すぐ犯人に対し
甘えるなだの、漫画やゲームのせいだのと報道しますが、
家庭での子供の人権のような事にも、もっと目を向けて欲しいと思います。
評価3点「説得力はあるが単調な面も」 2007-10-10
レビュアー:Willy(44人中21人が参考になったと回答)
本書は、子供の頃に親から過度の精神的・肉体的ストレスを受けて苦しんでいる大人に
向けてかかれた処方箋である。著者は、こうした人たちが大人になってから健康的な精神
状態を保てないのは全て子供の時に親から受けた不当な精神的・肉体的な虐待に原因があ
るとする決定論的な立場をとる。別の言い方をすれば、この本で対象としているのは、あ
くまで、そうした幼少期に受けた体験が大人になってからも心を支配しているような人た
ちであり、全ての人が陥りやすい精神的な症状や子育ての過ちについて述べたものではな
いことには留意されたい。
 著者は、自説を十分な思想と経験に基づいて説明しているが、生真面目に書かれている
分、冗長な部分も多く、当事者以外の読者には退屈に感じられる面もある。
 前半部分は、いくつかに分類されたケーススタディーが紹介されており、健康的な幼少期
を送った読者にも、親の行動や言動が子供に対していかに長期に潜在的な影響を与えている
かを理解することができ、興味深い。一方、後半部分は主に当事者たちに向けられた処方箋
である。筆者は、自分の考える治療のプロセスを説得力をもって説明しているが、当事者が
この主張を鵜呑みにして、一人で実行するのは危険に思える部分も多い。あくまで、参考程
度と考える必要があるだろう。
評価5点「出会えた事に感謝します」 2008-02-18
レビュアー:Hiroko(23人中21人が参考になったと回答)
自立して7年経った今、感謝する気持ちも生まれましたが、度々夢で親にうなされまだ激しく拒絶している自分に気付きます。それはとても悲しい事です。自分でいる事に居心地の悪さを感じるのは、親との関係にあるのだと思っていましたが、どうする事も出来ませんでした。最近、「引き寄せの法則」関連が多く出ています。私はそれで希望を持つ事が出来ましたが、心の整理は必要だと感じていました。心の闇をそのままにして前を見る事が困難だったからです。変われると信じる事から始めてみます。
評価5点「気持ちの分岐点」 2005-01-06
レビュアー:はまなす(22人中19人が参考になったと回答)
何が分からないのか、それが分からない。
原因が無いような気もするし、あるような気もする。
きっと自分自身が悪いから何もかも上手く
いかないのだ、と思っていました。

酷い事をした親を許す必要は無い
単純で当たり前の事ですが気付けた事に感謝したいです。
そしてこの本に巡り合えた自分を大事にしたい。
読んでいると苦しい部分や認めたくない、という部分に
あたる事も事実あります。
でもそれはきっとずっと長い間目を向けないように
してきたからなのでしょう。苦しいけれどそれだけの
価値と力を与えてくれる本だと思います。
自分の酷い感情や憎しみ、怒りに素直に向かいあうと
言う事、とっても辛い事ですが意味があることです。

人によって合う合わないがあるかもしれませんが、
ぜひ読んで頂く事をオススメしたい一冊です。

評価5点「すばらしい本です」 2008-02-17
レビュアー:vinca(22人中19人が参考になったと回答)
ほんとに素晴らしい本だと思いました。衝撃的なタイトルですが、親子の複雑な感情の模様が、深い洞察により、丁寧に浮かび上がっています。こういった本では、著者自身が文章を書くことに興奮していて読みにくかったりするのですが、スーザンの文章はとても落ち着いています。こちらも落ち着いた気分で読むことができます。タイトルは怖いですが、目次を見て読みたい章だけでも、一ページだけでも読むといいと思います。訳者の玉置さんによるあとがきも素晴らしいです。
私はACについての間違った思い込みやマスコミのAC批判などによって、読むのが遅くなりました。でも、出版された当時に読んでいたら、まだ心の準備ができていなかったのかもしれません。今がいい時期ということなのかな。みなさんのレビューを読んで、こんなに大勢、苦しんでいる人がいるんだなと思いました。