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「超ひも理論」とはなにか (ブルーバックス)
「超ひも理論」とはなにか (ブルーバックス)
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講談社

¥ 987

単行本

売上ランク:66895位

2004-05-21

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ユーザーレビュー一覧(全9件 平均:3.5)

評価3点「超ひも理論の最新事情」 2004-06-11
レビュアー:レグルス(12人中12人が参考になったと回答)
素人の科学好きにとっては、気が付かないと自分が知っている“最新”理論が、実は10年前のものだったりするので、ある程度おきに入門書を読むことでアップデートをはかる必要があります。NHKスペシャルなどで取上げられるのは半年から1年くらい後、という場合が多いので。

本書は数式を使わないとはいえ、「超ひも理論は、物理学理論のなかでも際立って「数学的」であり「抽象的」な理論であるため、精確さとわかりやすさの両立に苦慮(苦悩?)した。」とあるように、モノ自体が難しい理論なので結構素人には難しかったです。専門の研究者がイメージ豊かに描いた『エレガントな宇宙』などのほうが分かった気になるでしょう。

基礎的な知識もありますが、基本的には“精確さ”のほうをベースにしてあり、数学が分からない私でも、数学的理論である事は充分分かりました。
わかりやすくするための工夫としては著者のもうひとつの顔であるミステリーの主人公・湯川幸四郎と十文字葵が作中作でゲスト出演していたりします。(余談というか、ファンサービスでしょう)

参考文献や読書案内がていねいなのがこの著者の本のいいところで、今回も1つずつにしっかりコメントがついています。

ただ、補足や注釈としての意味合いが強いのですが、コラムが頻繁に入る構成はいかがなものでしょう…。

評価1点「超ひも理論とはなにか」 2004-08-02
レビュアー:やなぎ(25人中9人が参考になったと回答)
「超ひも理論」、さらに「多次元宇宙」「ブレーン世界」などを、数式を使わずにわかりやすく解説する-と帯にあるが、私のような文系出身者には、最初から最後までちんぷんかんぷんで、さっぱり理解できなかった。一見親切そうなコラムも、本文との区別がつかず、むしろ内容を散漫にしている。一定程度の科学的基礎のない人には向かない。最近のブルーバックスには、このような期待はずれの作品が多い。ブライアン・グリーン『エレガントな宇宙』、広瀬立成『超ひも理論』などの入門書のほうが、よほど分かりやすく、超ひも理論の輪郭なりともつかむことができる。
評価5点「超弦理論のベストダイジェスト版!」 2005-05-25
レビュアー:appleman(14人中7人が参考になったと回答)
 超弦理論の要点を非常にうまくまとめています。
アメリカで学ばれた方だけあって、まとめ方がアメリカンスタイルのため、
行間を読むといった苦労がなく、さらに深く学ばれたい方のために参考文献、
ネット情報も豊富で専門への入門書という位置付けもできると思います。

 この本にも参考文献として載っているブライン・グリーン
さんの本をすでに読まれた方は気付かれたと思いますが、
グリーンさんの本に盛んに出てきたカラビ・ヤウ多様体の
話が一言も出てきません。
 1980年代には、プランク長以下の世界は
11次元から4次元にコンパクト化されたカラビ・ヤウ
多様体で表現できるといった、エドワード・ウィッテンの
理論が主流で、もう1つの流れとして、ロジャー
ペンローズのスピンネットワークから超弦理論を
再構築しようという思想があったもので、
竹内さんは「ペンローズのねじれた4次元」なんて
本も出しているほどペンローズ好きのようなので、
スピンネットワークを基本とした
量子ループ重力理論の話に話題を絞っているのでしょう。

お勧めの一冊です!

評価5点「これで終わりにしないで」 2004-07-04
レビュアー:yoda21(7人中6人が参考になったと回答)
一気に読みました。
私には、少し難しかったけれど、
著者の次元の秘密に続く、
超ひも理論の総集編という感じで、
とても、よかった。
でも、これで終わりにしないで、
ぜひ、もっと、書き続けていただきたい、
と思います。
私は、いわゆる一般人ですが、工科大学
卒業程度の数学は理解できます。
困難かもしれませんが、

ぜひ、今度は、もう少し踏み込んで、
本格的な理論書と、一般書の間の、
橋渡しになるようなものを
お願いしたいと、思います。

評価3点「やっぱり、よく分からない」 2004-10-24
レビュアー:孤高のさぼてん(11人中4人が参考になったと回答)
古典物理は受験のときに使ったからある程度分かる。ニュートン、マクスウェルとか、ずいぶん昔の人たちだけれども、その天才たちが作った理論体系には感動させられた。でも、現代物理となると、もうチンプンカンプン。ブラックホールだの、ニュートリノだの、ヒモ理論だの、なんじゃらほいという感じだった。でも、興味はあって、自分も“宇宙の真理”なるものに触れてみたいとこの本を手にとた。

でも、やっぱり難しい。はっきり言って分かりません。著者自身も、精確さを優先させようとすると難しくなるし、分かりやすくさせようとすると精確でなくなるし・・・と、不確定性のジレンマに陥ってしまったと告白している。そもそも、たった一冊の本で“宇宙の真理”をしろうと(知ろうと)したしろうと(素人)の自分が悪いのです。

書かれている内容ははっきり言って理解ができないので、科学というよりは禅問答のような気がしました。結局、超ひもが何なのかが分からない。ニュートン力学では大きさのない質点を考えるから無限が出てしまい都合が悪い、そこで「点がダメなら線にしよう」と超ひもが出てきたらしいのだけれど、じゃあ「超ひもって結局何なの?」という感じでした。

物理学はもう科学というよりも哲学とか禅の境地に達しているんだなあというイメージを得る事が出来ました。