ユーザーレビュー一覧(全37件 平均:4.0)
「二度は読ませてしまう作品」 2003-10-12犯人は毒物だけを追っていたのではわからない。
結局最後の解説を読んで、またポイントを読み直すハメに私はなってしまった。
それよりも何よりも関係者全員が被害者の死を悼んでいないのが怖かった。
唯一悼んでいるように見える婚約者の美和子までもが、ラストに貴弘が気づくように、自分のために演技をしているのである。
美和子の視点でのこのストーリーが実は一番読みたいかもしれない。
「推理に自信あった」 2004-12-19それもこれも、途中まで自分の推理にある程度の自信が出来たからいけないのである。この作品は犯人当ての「本格」である。アガサ・クリスティみたいに再終盤では容疑者全員が集まり、加賀刑事という「名探偵」が謎解きをして最後は「犯人はあなただ」と言って終る。後は解説を読んで「答合わせ」をするのだ。クリスティの場合は容疑者が相当数居る。しかし、この作品の場合はほんの数人。時間をかけて随分と丹念に読んでいった。私は分かった気になっていた。
この文庫には前回の「どちらかが彼女を殺した」と同様、「袋とじ解説」なるものが付いている。だから立ち読みでは犯人は分からない。今回初めて気が付いたのだが、前回同様、西上心太という解説者なのだが、後扉の紹介文にはこの解説者の名前はない。というとなると、この解説者は実在の人物ではなく東野圭吾の分身なのだ。まったくもって回った作品である。トリックもまったくもって回っていやがる。ええ、その通り。推理は当たりませんでした。
「結局自分では解明できなかった。」 2004-02-05袋とじの解説を見たら一発で分かりましたが、そうでなければわからなかった。
ストーリーも分かりやすく、簡単に解けるだろうと思っていましたが・・・・・
皆さんも挑戦してみてはいかがでしょう。
「犯人はわかったものの…」 2005-11-23
「前作よりもレベルアップしたフーダニットの本格推理小説がここに!」 2008-06-02