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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

チルドレン (講談社文庫)
チルドレン (講談社文庫)
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講談社

¥ 620

文庫

売上ランク:1926位

2007-05-15

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ユーザーレビュー一覧(全34件 平均:4.0)

評価4点「うざい!」 2007-07-24
レビュアー:demekichi(30人中24人が参考になったと回答)
と、思った。
陣内の存在が。
若気の至りとはいえ、周囲の見えないやつめ!
空気を読め!
と。

しかし、2本目の作品に出てくる陣内は、
同一人物でありながら、印象が違う。
いや、中身が変わっているわけではなく、
むしろ何にも変わってなかったんだろうな〜と思う。
1本目の作品では、陣内よりも鴨居や永瀬の存在を際立たせておいて、
実は全編の軸になっているのは陣内!という手法に
やられた!!!!!と思った。
そして最後は何故か陣内を人間的に好きになっていて、
またしてもやられた!!!!という感じがする。
評価5点「伊坂流日常の謎」 2007-05-20
レビュアー:ポロロッカ(23人中19人が参考になったと回答)
『日常の謎』的な作品5本が収められた連作短編集です.

中心となる人物の言動や性格,やや気取った雰囲気など,
登場人物や世界観がほかのそれらより丁寧に描かれていて,
ただの『日常の謎』でおわっていないのが楽しいところです.

また,連作なのですが順に繋がっているのではなく,
それぞれの作品の時間が前後しているのが特徴的です.
とはいうものの,繋がりをややこしく感じることはなく,
読んでいるうちに自然と気づき「ニヤリ」とさせられます.

ほかにも,全編をとおして絡んでくる父と子の関係や,
盲目の成年をめぐる少しチクリとさせられるやり取りと,
楽しいだけではない物語としての読みごたえもじゅうぶん.

短編ということもあって読みやすく,おすすめの1冊です.
評価5点「子供の世界は、、、」 2007-06-01
レビュアー:flora(13人中10人が参考になったと回答)
日々成長がある、そんな生活はみな違っていて
同類的友達とがひきあいながら進んでゆく。
ちょっとしたきっかけが、ちいさな謎をつくり
またちょっとしたことが物語をおおきくしてゆくきひきつけられる。
大人が読むとなーんだのようだが、少年の心の動き
周りの状況がつぎの短編へとみちびく。

 たいへんにシンプルであり読みやすいが、なかに
ある主のジグソーパズルのようでもあり
読後はさわやかだ。 一読推薦します。
評価5点「笑いながら、気持ちがほっこりする本」 2008-09-04
レビュアー:不二(8人中6人が参考になったと回答)
4人の視点から見た陣内物語!
登場した途端は、「なんだ、この男っ?!」って思いましたが、読み進んでいくにつれて、
快感になっていくんです!
お友達にいたら、迷惑することもあるだろうなと思いつつ、同時にこんな人が
お友達にいたらいいなとも思いました。

ところで、回りがどう思おうと(どんなに迷惑しようと)自分がやりたいと思う事は
やっちゃうところとか、ギターが巧いこと、傍若無人でありながら人の心にどこか
温かさを残すところが、島田荘司の御手洗潔に似ていると思ったので、陣内が好きな人は
御手洗も好きだし、逆も真なりと思ったのですが、これは私だけでしょうか?!(笑)

人間的には、目の見えない永瀬が素敵でした!
そして、一番印象に残ったシーンは、彼がどこぞのおばさんに5000円を勝手に寄付された
時のエピソードです!
あのシーンの陣内の普通ぶりは見事でした。そして、永瀬はさぞや嬉しかっただろうと
思いました。

図書館で借りた本でしたが、これは買います!「死神の精度」以上に気に入りました。
評価4点「おもしろい!けど・・・。」 2007-10-31
レビュアー:onngakuzuki(7人中5人が参考になったと回答)
 おもしろかった。他の作品とのつながりも、他のレビュアーさんのレビューを見て、いまさらながら、気づきました!伊坂作品は「アヒルと鴨のコインロッカー」しか購入していませんが、購入してみようと思います。
 各話に一応、オチはつけてあるので一話ずつ読んでも楽しいですが、陣内のおもしろさで、一気に読んでしまいました。
ただ、一つ不満を言うなら、最後にもっと、サプライズがあると思っていたので少し、肩透かしでした・・・。最後に全て、繋がることは繋がりますが・・・。