ユーザーレビュー一覧(全28件 平均:3.5)

「あれ?終わり?」 2008-11-22
レビュアー:Vi-KUN(4人中3人が参考になったと回答)
読み終わって、「え?おしまい?」という感じ。
いつ事件は起こるんだろう、何が起こるんだろう、と思いながら読んでるうちに終わってしまった。
起承転結、さらにどんでんがえし、みたいな横山秀夫や東野圭吾が好きな自分が読んではいけない類の小説だったのだろう。
どこの本屋にも平積みになって、タイトルも大上段だったので期待してたんだけどな〜。
文章はうまいから最後まで読んじゃったけど。
魔王って誰のことってとこまで読者に委ねるのってどうなのよ。

「ちょっとだけラッシュライフの教祖を思い出しますね」 2008-09-25
レビュアー:有るぱチィーの?(5人中2人が参考になったと回答)
俺はかなり好きです。
今回は哲学してますね。
他の方のレビューにも書いてあった気がしますが、
確かにこの作品は純文学に近い。
といって純文学ってなんだ?って言われりゃ漠然としてはいますが…
政治・集団心理・日本人とかそういったものを自問自答しながら追ってってます。
ドコにも落とし所のない感じが純文学という感じ?
いつものように皮肉とユーモアはそのままで
重たい内容を今までより重たい描き方をしてる。
もしかすると、より伊坂幸太郎らしい作品なのではないかと邪推します。

「熱くなる」 2008-10-01
レビュアー:Cassino(7人中2人が参考になったと回答)
読んでいて、熱くなる本でした。
エンターテイメント性が思ったより高かったです。
どろどろしたものもあるが、読後感は悪くない。

「現代版RPGを読んでいるよう」 2008-10-21
レビュアー:だん(4人中2人が参考になったと回答)
この著者のほかの本のように、テンポよく、スタイリッシュな文章で面白く読める。超能力のような不思議な力、超カリスマ的な人物、兄の遺志を継ぐ弟など、ストーリーは、時間は現在だけれど、何か主人公が経験をつんで成長していくロールプレイングゲームみたいに思えた。RPG小説に政治議論のスパイスをかけた、ハイブリッドのエンターテイメントという感じか。

「完全に伊坂ワールドにはまってしまった。」 2008-10-24
レビュアー:reina(2人中2人が参考になったと回答)
これと言ってストーリーに盛り上がりがあるわけでもなく、落としどころもないまま終わってしまっているが、
「こうすべきだ」という主張はせずに、その分含みをもたしたメッセージ性が強く感じられた。
まぁ、政治とか世の中の流れとか何が正しいのか分からないものだし、
それこそハッキリと物が言える犬養みたいな政治家がいたら、私だって支持する。
ただ、皆が右を向くから自分も、という考えはちょっと待って、という感じぐらいの主張をしている。
だからこの先どうなるか分からない、暗い未来と明るい未来の両方を残している感じもいい。
そして、「(クラレッタのめくれ上がったスカートを)少なくとも、“直してあげたい”と思える人間に」や
「相手を言い負かして幸せになるのは、自分だけ」とか、今回も印象に残るセリフが多かった。