ユーザーレビュー一覧(全36件 平均:4.5)

「先生は丁寧に描かれたのだなぁと感じました。」 2006-10-19
レビュアー:ヨハン・クライフ・ファンバステン(27人中24人が参考になったと回答)
今巻だけ見ると、あまり大きく物語は動いていないと思います。
ですがその代わりに、二ノ宮先生はとても丁寧にオーディション&リハの様子を描かれたのではないか、と感じました。
甦りつつあるマルレ・オケ再生の過程なのはもちろん、千秋の成長(簡単にはキレなくなった。でも粘着質で意外と腹黒なとこもレベルアップ)とオクレール先生の元で内面がかなり変わってきているのだめの為、でしょうか?
パート練習まで観てくるとは…正直驚きでした。
恐らく次巻ではのだめの変化の発露があるのではないか?
と期待してしまいます。千秋ではありませんが、いろいろ覚悟しておくべきかもしれません。
個人的にはこういう地道な描写も大好きなのでとても気に入った巻です。あとはもう少しミルヒーやR☆Sの話があれば…欲張りすぎですが。

「用語解説がやや難解か」 2006-10-13
レビュアー:カスタマー(25人中22人が参考になったと回答)
このところ続いたヌルい展開が解消され、日本編時代の
スピードが戻ってきた。
笑いのツボも今までのような無理矢理感がなくて、
素直に笑えるものとなっている(しかし登場するフランス人が
あまりフランス人らしくなく弱気なのは???かな。
ホントなら千秋はもっと楽団員から袋叩きにされるはず)。
登場人物達の色々な意味での成長・変貌(笑)も押さえられていて
物語として上手くまとまっている。
なにより今巻で巧みに伏線を張られたのが「千秋の標榜する音楽」と
「のだめの目指す音楽」の違いだろう。この二つが対立しつつ融和し、
至上の芸術として昇華するかが、これからのお楽しみ。
巻の最後のページに今まで話の中でしか出てこなかった人物が、いよいよ登場します。これも次巻以降のお楽しみ。
本当は星5つあげでも良かったが、「音楽事典」片手に読まなければ
普通の人には理解し辛い解説のため減星ひとつ。

「どうぞー マルレ・オケでーす」 2006-10-15
レビュアー:念仏の鉄(21人中21人が参考になったと回答)
マルレ・オケの常任指揮者として本格的に活動を開始した千秋の孤軍奮闘振りを描く。
一切の妥協を許さない千秋の指揮は,団員たちを疲れさせるが,その力強いリーダーシップで徐々にオーケストラを高度なものへと昇華させていく。
パリの街角でティッシュを配ったり,柔ちゃん(?)に変装して練習を見守ったりとのだめも影ながら内助の功を発揮する。
オーケストラって大変な作業なのだな〜としみじみ考えさせられる。だからこそ素晴らしい芸術なのだろう。西欧文化の奥深さを感じさせる。
「のだめカンタービレ」と出会って10か月,今までまったく縁のなかったクラシック音楽の世界を知り,人生に大きな楽しみができた。本当に,感謝,感謝,である。

「「のだめ」のパワーの原点は」 2006-10-10
レビュアー:射手座(23人中19人が参考になったと回答)
連載開始からはや5年。「のだめ」も大河ドラマの様相を呈してきた感がします。
漫画と言えばしばらくコンビニの青少年誌しか読んでいない私ですので「二ノ宮知子」の名前もこの「のだめ」を手に取るまでは知りませんでした。最近、ふと古本屋で「平成よっぱらい研究所」なる漫画を見つけ、見ると表紙に彼女の名前が。思わず読んでみると、「のだめ」との共通アイテムがそこかしこに。「酒」「宴会」はもちろん、「バンド」(確か峰君がやっていましたよね)、「大家族」(のだめの実家)etc. etc … コマを狭しと暴れまくる作者の姿を見て、「やはり作者も(ある程度)のだめなんだなぁ」と思わず納得してしまいました。
ただ、読者諸賢も知るとおり「のだめ」も巻を追うにつれ、パワーだけに頼るのではなく、技巧や周囲との調和を意識した描写になってきています。音楽にせよ、主人公の生き方にせよ。音にできない主人公達の演奏も毎回違う描写の工夫がなされていて作者の苦労がしのばれます。ただいまのところ、長期連載を阻むような要素は見当たらないと思います。

「マルレ・オケ改造♪」 2006-10-16
レビュアー:水蓮(18人中17人が参考になったと回答)
オーディションも無事終わり、いよいよ本格的に動き始めたマルレ・オケ。
しかし団員達の結束は今一つ…。新旧団員同士の確執、千秋の厳しい指導への不満、練習と生活に追われ団員の心は荒んでいくが…。
低迷中のオケが少しずつ再生していく様が、よく書き込まれています。
前巻から千秋とコンマスの息が合ってきてますね。
そしてコンサート・シーン。今回は演奏中の団員の心情が面白くて笑えました。
いつもより真面目度は高いですが、ちゃんとギャグも随所に散りばめられてますよ。
楽団を盛り上げようと企画や宣伝に励むのだめ。
日本の文化(?)・ティッシュ配りをパリでやるあたりが可笑しいです。
巻末でようやくあの方の父・登場。
ターニャやRuiなど、のだめのライバル達の動向も見逃せません。