
「反核運動の旗手が己の思い込みだけで書いた本」 2008-08-08
レビュアー:67(45人中36人が参考になったと回答)
論評するに値しない本といえるだろう。少し調べれば分かる事実も調べず、平気で思い込みを羅列し、自分の論理に都合の悪い記述は無視し、自分の都合の良い学説だけつまみ食いして理論構築する手法は、特に左翼的言動の文化人に多く見られるパターンだが、御多分に漏れずこの方もそうらしい。
突っ込む場所がありすぎて、正直辟易したくらいなので、少し位現実を冷静に分析できる方なら、この本のまやかしにあっさり気が付くに違いない。

「反米色が強すぎる」 2008-07-23
レビュアー:毒ギョウザ(34人中20人が参考になったと回答)
基本線は、アメリカの軍需産業が政治外交でイニシアチブをとり、軍拡はもちろん、他国との外交においても波風を立てているとするもの。ロシアとの軍縮協調を破棄してのNATO拡大、イラク、北朝鮮といった仮想敵国の想定とイメージ操作などがその代表であるとする。
「ミサイル防衛網は軍拡を推進するだけ」など、なかなか良いことも書いてはいるのだが、どうも恣意的なフィルターの存在を強く感じてしまう。たとえば「北朝鮮は平和的に核放棄する意図があった」と聞いて、普通の日本人が納得できるだろうか?日本についての記述もそうで、その気になれば数ヶ月で核保有国になれるなどと信じている日本人は一人もいないだろう。
全体的にかなりの反米リベラル色を差っ引いて読み解く必要がある。