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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

痛快!コンピュータ学 (集英社文庫)
痛快!コンピュータ学 (集英社文庫)
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集英社

¥ 720

文庫

売上ランク:124381位

2002-03

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ユーザーレビュー一覧(全13件 平均:4.5)

評価4点「痛快!コンピュータ学 - ユビキタスな未来は訪れるのか?」 2002-04-24
レビュアー:(13人中10人が参考になったと回答)
 パーソナル・コンピュータなど誰も想像しなかった1960年代に,米国防総省のARPAプロジェクトが始まり,PC用のOS,GUI,マルチウィンドウ,後にインターネットに発展するARPAネットが研究されました.1974年にゼロックス社は先進的なコンピュータALTOを開発し,これを改良し1981年に発売したSTARは全く売れませんでした(J-Star 知ってる?).その3年後,同じくALTOの思想を受継いだMacintoshは大成功しました.技術が優れていてもビジネスとして成功するわけでないようです.

 表計算,ワープロ,インターネット,ビデオ編集など,1台で何でもできる現在のPCは,10年ぐらいで主流から外れ,特定の機能を持ったコンピュータがあらゆる家電製品に組込まれ,ネットワークに接続される「超機能分散」の形態になり,ユビキタス社会が訪れるのだと,この著者は予測しています.

 旧文部省の教育用コンピュータOSとして採用されるはずだったBTRONが,米国商務省通商代表部の「不正貿易品目リスト」に根拠もなく掲げられ,日本のメーカが総撤退した経緯から,日米ビジネス競争の一端を理解させてくれます.

 アメリカで活力のあるベンチャー企業が多いのは,成功や失敗に対する考え方の違いによるというのは,示唆に富み納得させられました.
 とても広範な知識をわかりやすく説明してくれます.

評価4点「これがコンピュータです」 2002-03-28
レビュアー:チューリング(9人中9人が参考になったと回答)
物理学と情報学の差異をマッチ棒という非常に分りやす
い例で明確に指摘、納得です。単にコンピュータの原理だけ
を解説するのではなく、その歴史を意識しながら、情報理論
や数学との関わりまで要領よく説明されています。大変興味
深く読み終えました。文庫版になりさらに読者が増え
ることを期待しています。
評価5点「痛快!コンピュータ学」 2001-05-13
レビュアー:仲村(5人中4人が参考になったと回答)
パソコンってなんで動くの?プログラムって一体何?などの素朴な質問に丁寧かつ判り易く説明してくれる入門書です。半導体や論理回路の仕組み、インターネットやウィルスまで幅広く扱っていながら、あくまで素人に分りやすい説明がされているところが画期的。パソコンの仕組みについて知りたいけれどどこから始めて良いか分らない人に推薦します。
評価5点「明快なコンピュータ概論書!」 2004-07-18
レビュアー:naowing(6人中4人が参考になったと回答)
TRONで知られる坂村健氏の電脳学入門書。「情報とは何か」、「コンピュータとは何か」という基本的な問題を分かりやすく、かつ面白く解説。コンピュータの歴史、そこに裏付けられてきたコンセプト、そうした中で発展してきたコンピュータが今後いかなるものへさらに発展するのか。難解な文章でなくこうした問題を系統的に明快に解説されている。「どこでもコンピュータ」「ゴルゴ13はインターネットの達人?」など名言も登場。初めてコンピュータの入門書に触れる人にはとりわけオススメです。
評価4点「コンピュータ概論としてはいいテキストではないか」 2006-01-09
レビュアー:itchy1976(6人中4人が参考になったと回答)
本書を読むと、コンピュータやインターネットの基礎知識が学べます。本質をつく解説だと思えます。コンピュータの歴史から、コンピュータの動作する仕組み、コンピュータの未来へと論を進めています。第4章ブール代数、第5章プログラムのところが若干難しく感じるかもしれないが、これらをゆっくり読み勧めていけば、後の章は文系の人でも興味を持って読めるのではないか。

コンピュータがさまざまなところで使われていくと、コンピュータに奔走される人がどうしてもでてくる。コンピュータとは、物事を解決する道具だったり手段に過ぎない。コンピュータを主体的に使っていく姿勢、コンピュータと仲良くする姿勢こそ大事なのではないだろうか。コンピュータを使うことが目的になってはいけない。

コンピュータが今後どうなるかは、コンピュータが人間にどんどん近づく傾向にあるのではないか。また、よりいっそう便利な方向になるのではないか。どこでもインターネットが使えるというユビキタス社会が到来するだろう。ユビキタス社会を作るためには、誰もがインターネットに接続かつ使用できないといけない。また、デメリットとして、個人情報の漏洩のリスクが広がることである。ユビキタス社会を作るためには、セキュリティ技術にも気を配らないといけない。