ユーザーレビュー一覧(全5件 平均:3.5)

「他の作品を読んでいないと、いけない?」 2008-11-11
レビュアー:ぽんた(20人中15人が参考になったと回答)
細川さんの「ツレがうつになりまして」や、その後のお話をまとめた本は持っていますし、読んでいます。
「ツレがうつになりまして」は、読んだ当時鬱を患っていた私にとって救いになる内容でしたが、今回の作品は、
「他の作品、読んでいることが前提?」
と思ってしまい、正直、
「買うんじゃなかった。」
と感じました。
妊娠生活を綴ったものなら、他にもたくさんあり、
高齢出産・逆子・帝王切開の経験談なんて珍しくもないので、
はっきり言って「この本だから得られる感動」というのがあまりないと思います。
確かにご主人の闘病を経ての妊娠・出産なので、その点は他と違いますが、
純粋に「おもしろい」かと言えば、「おもしろくない」です。
悪阻の話や、母親学級で出会った作者と比べて若い母親との会話のくだりの話を、
私がネガティブに捉えてしまったからかもしれませんが。
作者が経験した妊娠・出産を、私自身も経験(逆子・帝王切開)しましたが、
当たり前のことを当たり前にしか描けておらず、作品としてはいまいちでした。
あと、やたら文章ばかりのページが多く、マンガを読んでいる感じではなかったです。

「普通です。」 2008-11-19
レビュアー:肴(9人中8人が参考になったと回答)
それなりに面白かったのですが、値段が内容に見合わないです。やたら高い。
自身のがけっぷちぶり(旦那さんの病や仕事の事)を売りにしてきた著者に共感を持っていましたが、段々薄れてきました。僻みなんですけどね。
出産直後の場面では、自分の経験を思い出し、思わず涙が出ました。
これからは育児エッセイをどんどん書いていくんだろうなぁ。出版社も書かせるだろうし。
産むよりも産んでからのほうが大変、という現実を書いて欲しいです。尚且つ、セレブ気取りの漫画家さんとは一線を画したものであって欲しいです。

「嬉しい涙。」 2008-11-06
レビュアー:からり(11人中7人が参考になったと回答)
書店でヒラ積みにされていた真っ赤な本に驚いて立ち止まった。
そして、細川先生が以前エッセイで妊娠されたことを報告されていたことを思い出した。
この本は、できれば「ツレがうつになりまして」と「どーすんの?私」「イグアナの嫁」等をあらかじめ読んでから読むといい。
今までの著書を読んでいたからか、細川さんの就職・進学、結婚までの紆余曲折、ツレさんとの闘病生活、イグちゃん達とのほのぼの生活がぶわーっと私の中を一瞬で駆け抜けた。
この不思議な感覚の後に読み進んでいくと、ほたほた涙が込み上げてきた。
「よかったね、よかったね。」
いつの間にか私も嬉しい涙を拭っていた。
ツレさんのご病気の後だからこそ、お二人が生きていること、命を生み出したことが大きな意味を感じさせる。
きっと子育ては、初めてのことばかりで、戸惑われることも多いことだろう。
でもきっと・・・またお二人で一緒の物語を紡いでいかれるのだろう。
お子さんの加わった細川家のエッセイ漫画が読めるのを楽しみにしたくなった一冊だった。

「祝赤ちゃんにほっこり。」 2008-11-09
レビュアー:さるきち(13人中6人が参考になったと回答)
ポップな赤の表紙が目を惹くこの本、
ツレうつファン待望の新刊です。
っと、
先ずはおめでとうございますっっ
ですね。
妊娠が発覚し、出産までの
貂さん夫婦の様子が
描かれてるんですけどね、
さるきちね、
嗚呼、神様って、
ちゃんと見てるんだなあって思えました。
ご存じツレさんのうつ病を乗り越え、
貂さんの仕事も順調になったという、頃合い。
それは
結婚12年目だったのだ。
ツライ時期を夫婦二人で
乗り越えてたからこそ、
ぽん
と、お腹に赤ちゃんを授かることができたのね、きっと。
ひどいつわりで何も食べれない様子や、
それに本気で怒ったツレさん、
次に訪れたはまり食い、、などの
エピソードがほのぼの、
可笑しく描かれています。
そして、
胸にぐっとくるシーンも。
うつ病で毎日死にたいと思っていた
ツレさんが、
その手に、
ちっちゃな生命―赤ちゃん―を抱く。
そして、自分の生に改めて
感謝するのだ。
ねえ。
さるきちも、
いつか、
赤ちゃんの顔を眺めながら、
嗚呼、生きててよかった
って、ココロから思える日が来るのだろうか…
37歳の貂さん、
高齢出産に当たるということで、
帝王切開による出産をされています。
身体への負担も大きかったろうに。。
でも、
おぎゃあ
と叫ぶサル顔を見たとたん、
痛みも苦しみも吹っ飛んだのだろうな。
読むだけでも、なんだか
幸せな気持ちになっちゃう、
そんな一冊です。
嗚呼、赤ちゃんの力って、偉大。

「旦那さんの一言が、心に。」 2008-12-09
レビュアー:ukkey(4人中4人が参考になったと回答)
著者の妊娠・出産はどんなものだったのか?
旦那さんはどんな反応?と気になったので読んでみました。
他のレビューにもあるように、彼女たちの今までの背景を
知らずに読むと「?」の部分もあるかもしれません。
また、妊娠・出産本というカテゴリーの中では内容は薄い
ものになっている感も否めません。(他にたっぷりどっしりの
内容の妊娠・出産エッセイは沢山ありますし)
それでも、予期せぬ妊娠ながらもハラハラドキドキワクワク
しながら夫婦で迎えた出産、というのは多くの人が共感を得る
部分もあると思います。
また、ウツを克服した旦那さんの一言(内容は秘密ということで)
がとても心に響きます。命って、やっぱり素敵だなと思う一言です。
さらさらっと読める一冊です。妊娠・出産に興味のない人でも
今後の参考にという風に読んでも良いかと思います。