ユーザーレビュー一覧(全28件 平均:5.0)

「私は数学が大嫌いですが」 2008-10-30
レビュアー:cokkie(211人中184人が参考になったと回答)
正直にいえば、最初は「私には関係のない本だ」と思っていました。
ただ、みなさんの評価が高いので、ひょっとしてと考え、三省堂で
立ち読みしてみると、カワイイ絵があって、表紙と違う感じ。
私が思っていたのは、「数学!」という感じの本。
でもこの本は、数式が出るわけでなく、思考力を鍛えるための勉強本でした。
昔から数学が大嫌いだった私にも、分かる、分かる!
これまで使っていなかった頭の部分がどんどん鍛えられているよう。
本を読んでこんなにワクワクしたのは初めての体験かも。
私がどうして数学が苦手だったのかも良く分かりました。
やり残した宿題が終わった気分!
数学にコンプレックスを持っている人は必読では?
人生がスッキリしますよ。

「なぜ数学は社会に出て役に立たないのか」 2008-10-17
レビュアー:至高の豚(208人中175人が参考になったと回答)
受験生の頃、私は数学が苦手でした。そこで必死に、
・公式の一覧表を作って公式を完全に暗記する。
・例題の解き方をとにかくたくさん覚える。
・簡単な計算問題は落とさない。(難しいものは捨てる)
・試験問題全体を見渡しできるものから解いていく。
・答えが分からなくともたくさん書く。(書き賃をもらう)
という作戦で、どうにか入試をくぐりぬけましたが、
社会にでても数学は役に立たないな〜と思い続けていました。
しかし、この本を読んで愕然としました。数学が社会で役に立たないのではなく、
私が数学的思考法を無視して、数学を勉強してしまったので、数学が役に立たない
ように感じることに気がついたのです。
筆者は数学的思考法(というより論理的思考法)が、すべての学問・物の見方の
基礎になっていると主張しているようです。
それに対し私は記憶を基礎にした勉強方法をとっていました。
自己啓発書としては、最高水準(本当の意味で役に立つ)のものだと思いますし、
もし作者の意図が、教育・勉強方法の批判にもあるとすれば
それはまた、相当に恐ろしいものだと思います。
なお、個人的には「風が吹けば桶屋が儲かる」の論理的検証が
お気に入りです。

「これは本物」 2008-10-02
レビュアー:rei(191人中153人が参考になったと回答)
「思考力を鍛える」とか、「頭の回転を早くする」といったテーマの書籍は、
巷に溢れていますが、その内容の多くは、『早朝に散歩をしろ』とか、
『普段と違う道を通れ』とか、単に頭の調子を良くする方法であったり、
MECEのような、特定の場面で使う方法論を紹介するだけであったりと、
仕事で悩む自分には、何かピンと来ないものばかりでした。
また、音声を速くして聴いたり、計算ドリルを素早く解いたり、音読したり、
色々と試しましたが、相変わらず、仕事では単純な判断ミスの連発で、
全く効果はありませんでした。(単に脳を活性化するだけですから、当然ですけど)
しかし、この本を読んで、如何に自分が今まで、「頭を使って考える」こと自体を
避けていたのかを痛感しました。「頭の回転」云々以前の問題でした。
いわゆる「仕事ができる人」というのは、本書で紹介されている「ものの考え方」を
自然と実行しています。センスや才能、頭の良し悪しではありません。職場で
「できる人」を見ていると、つくづくそう思います。
本書で紹介されている、考え方・ものの見方は、経済ニュースに限らず、
多くの分野で力を発揮すると思いますが、以下の人たちには、特に本書を勧めます。
(本当は勧めたくないですが(笑))
・受験を控えている学生の方
・「仕事ができる人」になりたい社会人の方
※書かれている内容は、非常にシンプルで分かりやすいです。
事例を基にした演習も用意されているので、この手の本によくある
「言いたいことは分かったけど、結局どうすれば良いのか分からない」
という状態に陥ることもないでしょう。

「感動できるビジネス書!!!」 2008-09-04
レビュアー:happychan(167人中140人が参考になったと回答)
これまで細野さんの著書はどれも「物事の本質」を分かりやすく明快に指南して下さるので、
「学生時代にこんな本に出会っていたら、さぞかし人生が変わっていただろうな・・・」と
常々感じていました。
今回の本は、細野さんのこれまでの著書の集大成のような内容で、
「経済や投資に関しての思考力」については勿論ですが、
「分かりやすい話し方の具体的な方法」や「ニュースとの接し方」「教育」など
あらゆる分野に広がりますが、一貫して日常生活に応用できる「数学的思考力」について丁寧に解説しています。
普段はニュースをそのまま鵜呑みにしていたり、
知識を仕事などに対してうまく応用できていなかったりしているので、
自分自身のウィークポイントを洗いざらい指摘されているようで、
「私のために書かれた本かしら?」と錯覚するほどでした。
この本を読むまでは「数学的思考力は資質の問題」と思い込んでいましたが、
細野さん自身がそうされてきたように、
自分自身の心がけ次第で身に付くものだと分かりました。
これからはこの本を何度も読み返し、仕事や人生に活用していきたいです。
本の中で紹介される例がおかしくて、くすっと笑ってしまうことも度々ですが、
読み終わった後には、すがすがしい感動がこみ上げてきます。
ビジネス書でまさかこんな気持ちになるとは思いませんでした。
心から強くお勧めできる素敵な本です。

「これまでで一番わかりやすい論理的思考の本!!」 2008-10-02
レビュアー:mina(148人中126人が参考になったと回答)
「思考の歩幅、思考の持久力」により、
人は情報をキャッチする能力が違っている。
それなのに、日本の教育では
圧倒的に「質」よりも「量」に重点が置かれている。
本書では、決してすべてを否定はしない。
今ある環境や情報量のままでも、
本書によって「数学的思考力」の訓練をすれば、
情報の見え方はこんなにも変わってくると教えてくれた!
ニュースがこんなにも分かるようになる、
ニュースがこんなにも違って見えるようになるなんて
思ってもみなかった。
マスコミのニュースとの接し方など、
この本に出会うまで、いかに情報に流されて生きてきたのか・・・。
現在のアメリカの金融危機、日本の選挙、地方分権、ゆとり教育、
宝くじの仕組みと考え方、人に伝わる上手な話し方、なども
本当によく分かるようになりました!!
これからは自分の頭で考えて判断していくことができそうです。
本当に飛躍的に頭が良くなったと思います。
ありがとうございました!
続編もあれば是非読みたいです。