いもづる式 トップに戻る ヘルプ

書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

結婚難民 (小学館101新書 3)
結婚難民 (小学館101新書 3)
click for big image

 

小学館

¥ 735

新書

売上ランク:2299位

2008-10-01

Amazonでの販売状況

→通常2~4週間以内に発送

amazonで詳細を見る

ユーザーレビュー一覧(全14件 平均:4.0)

評価5点「独身男を見る目が変わった」 2008-10-03
レビュアー:サマンサ(15人中15人が参考になったと回答)
いい年して結婚に踏み切らない煮え切らない男性に対し、ジリジリしてきた経験がある人には是非一読をお勧めします。彼らは責任感がないわけでもなく、経済的事情など様々な要因でうかつに女性にプロポーズできないんだということがわかります。
また、著者がいう「結婚できない女」像にはギクリときました。いかにもいそうで笑えます(自分も耳が痛かった)。
評価1点「女性を見る目が「中年のおっさん」」 2008-10-05
レビュアー:yanagida(41人中15人が参考になったと回答)
著者が女性を見る目の意地悪さに読んでいて嫌気が差した。
「結婚してはいけない女性」として挙げている例も、どこかで聞きかじったことを適当に書いているだけ、という印象を受けた。表現の仕方も、女性に対する悪意を感じた。

たとえば「結婚してはいけない女性」の一例に、”「行き過ぎだろうと引いてしまう」変身願望を持った女”として、週末にサルサを踊っている女性たちが挙げられている。
この項目だけ見ても、実情と全然違うので「一体 誰に取材したんだろう・・・」と感じた。

たとえば本文にはこう書いてある。「今、都内のクラブでは『サルサナイト』が毎週催されるほどラテンダンスがブームです。平日は至って普通の地味なOLが、ヘソ出しの超ミニスカートで折れんばかりに腰を振りサルサに興じていたりするのです」

この文章だけ見ても、いくつもおかしなところがある。サルサナイトは10年程前から毎週末開催されていて、その頃と比べて今のほうが「ブーム」だという事実はない。少なくとも日本の婚姻率低下に影響するようなメジャーなイベントではない。昔のディスコや”ジュリアナブーム”と違って、初心者がすぐに週末のパーティーで踊れるようなダンスではなくて、基本練習をかなり積まないといけないので、相当マイナーなダンスだ。また、実際にサルサナイトに通えば分かると思うが、女性は「平日は至って普通の地味なOL」風の人ではなく、元々目立つタイプのスタイルのいい30歳前後の美人が多く、男性はパッとしない外見の「至って普通の地味なサラリーマン」と、ラティーノが多い。このアンバランスさは何だろうと思うほど、女性はキレイで男性は地味。また、東京のサルサナイトで「ヘソ出しの超ミニスカート」の人は珍しい。(パフォーマンスダンサーならともかく、一般的にはパンツスタイルで踊っている人がほとんど。)それに「折れるほど腰を振って」というのも間違い。サルサダンスは上半身を左右に揺らしながらステップを踏むので、知らない人が見たら腰が揺れているように錯覚するだけで、踊っている本人たちが、「折れるほど腰を振って」いる事実はない。著者は勘違いしたヘタな初心者が腰を振っているのを目撃したか、あるいはサンバと間違ってイメージだけで適当に書いたのではないか?
また本文にあるように北関東から集団でやってきて朝まで踊り狂っている、とかダンスがきっかけで家庭崩壊した、などという人たちは決して一般的な例ではない。
本文中、インタビューに答えているOLが「ラテンダンスはもともと、ナンパし、ナンパされるダンスです。(中略)たまに、この後どう?ってなることもある。誘ってくるのは特に外人さんが多いですね。」と言っているが、確かに発祥の地であるキューバ、プエルトリコあたりでは「ナンパし、ナンパされる」ダンスかもしれないが、東京のクラブではそういう風には広まっていない。ほとんどの人は、サルサが好きで、何ヶ月もレッスンに通って、ようやくパーティーで踊れるようになって、ダンスそのものを楽しんでいる、お稽古事好きな女性たち。(東京のサルサクラブの男性は、外見のレベルは高くない。男性側がナンパしても、美人率が多いサルサ愛好者女性が相手にするケースはそう多くない。また、ラティーノが「今夜どう?」などと言うのは挨拶のようなもので、クラブ内では日本人とラティーノは棲み分けができているので、ダンス中に口説かれても いちいち本気に取る女性は少ない)
このOLは「サルサの本場を見にブラジルに行く予定」と言っているそうだが、このOLはサンバを見に行くのだろう。(ブラジルはサルサの本場ではないことは常識)サンバ好きな人が、家庭を壊すというケースは考えられない。週末に変身願望を満たせるサンバのパーティーなどないからだ。それに同じラテンといっても、サンバ愛好者とサルサ愛好者は普通、かぶっていない。それなのにサルサナイトにハマりすりぎた女は結婚に向かない、ということを言うためにサンバ好きの女性の例を挙げるのはヘンだ。
フラメンコやベリーダンスを習いに行くのと同じお稽古感覚でサルサを踊っている普通の女性たちに対して、この本の内容は、失礼だ。誤解を受けやすくなるような書き方はやめて欲しい。

「ルブタン女」についても異論があるが、一事が万事 上記のように「悪意を込めて、聞きかじったことをテキトーに書いているだけ」という感じなので、読者の人はこの本の内容を真に受けるのはやめてほしい。
評価5点「難民」 2008-10-05
レビュアー:ふらいぱン(15人中14人が参考になったと回答)
結婚は人生屈指の賭けだろうが、そもそもタネ銭がなくて賭けに上がれないか、賭ける度胸がないか、賭けた末の結末に魅力がないかが「難民」を大量生産しているという本。例が豊富で生々しい。生物学的には結婚して子孫を残すのが当たり前。そんな当たり前のことを、男女とも自意識が過剰になりすぎて、ためらいが出てしまうところに、今という時代の難しさを感じた。自分が「難民」だからなんだろうけど。
評価4点「楽しい読みもの」 2008-10-07
レビュアー:きっき(12人中12人が参考になったと回答)
世の中いろいろな人がいるから、結婚や恋愛についてこの年代の人々はこういう傾向を持っていると一般化して語ることはそもそも難しいと思う。

よって、この類の本は、どれだけ楽しめるかということが重要だと思うのだが、本書は読んで楽しいものだった。

本書は、結婚関連本でこれまでさんざん批判の矢面に立たされてきた未婚男性を擁護、鼓舞する立場から書かれている点がこれまでになく新鮮。確かに「負け犬の遠吠え」「『婚活』時代」等におけるこれまでの未婚男性に対する論調には偏りがあったので、こういう視点があっていいと思う。

とりあげられているのはやはりちょっと極端なケースが多いが、そこから導かれる「結婚してはいけない女性像」はなるほどと思わせる。類書ではあまり共感できない場合も多い中で、本書は多くの文献を参考にして、調査の上まじめに執筆されていることがうかがえる。
評価5点「実際のところ」 2008-10-06
レビュアー:Balbee(9人中9人が参考になったと回答)
「○○女」や「●●男」などの造語や、様々な実例をあげて書かれているところは週刊誌の記事のような文章構成だと感じた。それも狙いか一冊の本として面白く読めると思う。
「ロスジェネ男が結婚できないこれだけの理由」では数多くの理由が挙げられており、やるせない気持ちにもなるが、該当世代以外の人が読めば実際のところを知る一端になると思う。読みやすいという意味でもお勧めできる。