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ユーザーレビュー一覧(全12件 平均:5.0)
「僕はやってないのに」 2007-03-06
「警察って、一体・・・」 2004-10-20「私人による準現行犯逮捕」(刑事訴訟法212条2項)が痴漢(冤罪)に適応できる事がいかに危険か、そしてその後に続く都内某所の警察署の嘘の数々など、警察や検察のやり方に憤りを覚える。「無実ならなおさら署まで任意同行できるだろう」と言われ、同行すればその時から勾留が始まり自宅に帰れなくなる。被告人が否認している場合は「罪証を隠滅すると疑うと足りる相当な理由がある」(刑事訴訟法60条1項)ことが理不尽にも適応され、仮釈放も難しい。法律上は既に準現行犯逮捕とされてしまっているのに任意同行を迫られ、署では偽物の逮捕状を見せられる(すでに現行犯逮捕なので裁判官から出る逮捕状など存在しない)。
本人が逮捕された事も知らない逮捕など許されるのか。調書は警察側の都合の良いように書かれる。著者が弁護士を呼びたいと言った時、警察官から「いっぱしのやくざの真似なんかしやがって」と言われたそうだ。さらに「無罪と証明されたら謝って貰えますか」と警察官に言ったら「おいおい、何で俺がお前さんに謝らなきゃならないんだ」とも言われたそうだ。日本では取り調べの段階で弁護士の立ち会いが認められておらず、まさに司法後進国の状態だ。検察も警察と友人関係で任務を果たしていない。埼玉県警や神奈川県警などでの最近頻繁な不祥事の体質をも垣間見る事もできる。
私は本書から、無実の場合は任意同行に応じないこと、不幸にも逮捕されたら黙秘を続け、起訴されるまでは「国選」弁護士はつけられないので「当番」弁護士に連絡してくれと言う事を学んだ。日本は司法の点で二流国家である事を思い知らさせる。こんな司法は改革されなければならない。
「危機管理に是非。」 2005-03-11
「真の恐怖を知りたい方に」 2004-07-231:あなたがどこかの女性に「この人痴漢です」と言われたら、物証が一切無くとも、あなたの無実を証言する証人が居ようとも、必ず逮捕拘留される。
2:あなたが痴漢を認める調書にサインするまで、警察は何ヶ月でも拘留し続け、過酷な尋問により自白を強要する。
3:起訴された場合、無罪となる可能性は1%未満であり、その場合でも裁判費用は数百万円を下らない。これは最終的に勝訴しても一切保障されない。
4:あなたの取りうる道は、人生と家族を捨てて裁判で戦い有罪判決を受けるか、数万円の罰金を支払い無実の前科を背負うか(「被害者女性」の証言によっては初犯でも「強制わいせつ」として実刑)、「被害者女性」と示談するかである。
5:このような痴漢冤罪は毎日のように発生している。
6:痴漢冤罪を防ぐ手段は存在しない。裁判は物証によらず、「被害者女性」の証言のみで進行する。あなたが常に両手でつり革に掴まっていようが関係無い。「被害者女性」がやったと言えば、一切の物証は求められないからである。裁判官はあなたの弁明を一切採用しない。
これはホラーではない。当たり前のように毎日首都圏の通勤電車で起こっている事実である。実際のところ、痴漢の冤罪を突きつけられたら貴方の人生はそこでほぼ終わる。今のところ有効な反撃の手段は存在しない。ともかく本書を読み、行政に疑問の声を上げていくか、唯々諾々と犠牲の羊になるか、二つに一つである。
「電車通勤者でなくとも必読の書」 2006-04-24