ユーザーレビュー一覧(全52件 平均:4.5)

「ますます「脳」に興味が湧く」 2007-07-16
レビュアー:mac-s(6人中4人が参考になったと回答)
池谷裕二本(「脳」本)としては入門編かもしれない。ただ、糸井重里との対話の中で、そもそもの「脳」の話にとどまること無く、その機能・特性を生かした生き方や、逆にそれを生かすための生き方についてのいろいろな示唆がでてくるのが面白い。読み手としては、別に「脳」そのものをこの先研究してゆくわけではないから、人間にとってとても重要な「脳」をいかに知りいかにそれを生かして人生を生きるかについて、本書でいろいろと語られる話がとても参考になる。
※同じ「脳」本のなかで、茂木健一郎より納得感が高いんだけど、本当のところはどうなんだろうか?より研究者に近いという視点がそういう感じを持たせているように思うけれど、でもあまり信じすぎるのもどうかとおもうから、ちょっとそれ以外の「脳」本もあたってみた方がよいかも。

「面白かった!」 2008-02-18
レビュアー:vega(5人中4人が参考になったと回答)
池谷さんの切り口も面白いけれど、
それを引き出す糸井さんが最高!
この二人のハーモニーでこんな素敵な本が
生まれたのです。
というのも。
池谷さんのほかの著書を読んだら、正直言って
この本ほどは面白くなかったので・・・。
寄藤さんのイラストも含め、とてもいい本でした。
そして、10代を過ぎれば脳の細胞はどんどん死んでいく、とか
年をとってるから覚えが悪くて、などとよく言いますが、
それは迷信みたいなものに過ぎず、
脳は使えば使うほど磨かれていく、
鍛えがいのあるところだと知り、とても勇気がもてました。
読んで損のない本です。
単行本で買いましたが、文庫ならなおよし。
いつもかばんの中に入れて、
時々読み返すのにいい本だと思います。
何度も読みたいいい本です。

「ページをめくるたびに、鼓動が速くなる。」 2008-02-27
レビュアー:amazon★マニア(5人中4人が参考になったと回答)
勉強なんて嫌いとか、自分は記憶力ないからとか、そんなこと言ってる人はいませんか?
何かを学びたい、または何かを学んでいる最中である、あるいは単に頭をよくしたい、利口になりたいという人には大変有意義な1冊です。
脳や神経細胞の癖がわかるので、あとは彼らの性質を活かして「やってみる」だけです。
実は、本書の重要なメッセージのひとつが、この「実際にやってみる」なんですね。
覚悟を決めてとか、準備ができてからとか、そんなことはどうでもいいです。
モチベーションとか必要ないです。
ただ機械的に作業(勉強、旅行、仕事など)を始めるだけです。
やる気はやっている最中に生まれます。
他にも、大事なこと忘れたくないことを寝る前に勉強すると、寝ている最中に脳が勝手に情報を整理してくれたり。
他にもシンプルで効果抜群の知見が満載です。
かのドラッカー先生がいう「知識社会」が実現して久しい現在、本書のようなわかりやすく実効性のある本は、各自自己責任で発掘し独学する必要があります。
誰も他人の脳の面倒は見てくれませんから。
「かわいい子(脳)には旅(体験)をさせろ」。
至言です。
頭を良くするのに、年齢なんて何の障害にもなりません。
むしろ年齢を重ねれば重ねただけ得です。
理由は読めばわかります。

「脳の活用の仕方がわかる本」 2005-07-21
レビュアー:kentmild(8人中3人が参考になったと回答)
タイトルは海馬ですが、海馬そのものに関するハードウェア的な解説はほとんどありません。
内容のほとんどは、脳のソフトウェアとしての機能の解説に費やされています。
それがいろいろな面から語られるのですが、どれもこれも思い当たる節のあるような話ばかりです。
まさにこの思い当たるというような、あるインプットに対して別の事柄を関連付けるというのが、脳の脳たる所以なわけですが・・・
ということで、自分の脳をどうやって使っていこうかという面で、非常に参考になる一冊です。

「軽く読めて、ちょっと明日に希望が持てます」 2005-08-17
レビュアー:ゴン狐(5人中3人が参考になったと回答)
あまり難しく考えないで、軽い読み物として時間が空いたときにお手軽に読むのに適しています。
海馬についての働き・活用方法については新鮮なものからどこかで聞いたことがあるなあというものまで色々ありますが、近頃物忘れが激しく落ち込んでいる身には、嬉しいものがあります。
学問的に突っ込んでいる訳ではないので、すいすい飽きずに読み進められます。文庫化に際して、単行本が出てからの二人の生活の変化などが追加対談として収録されていて、これを読んだらいいことあるかもと思わせてくれてお得な気分です。