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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
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新潮社

¥ 420

文庫

売上ランク:2060位

1994-03

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ユーザーレビュー一覧(全62件 平均:4.5)

評価5点「大切な事」 2000-12-03
レビュアー:匿名希望(2人中0人が参考になったと回答)
   なにげに??いや、恐らく母がこの本を買ってきてくれたと思うんですけど、普段、本を読むのが嫌いな私でも、即効はまってしまいましたね。で、結局全巻集めてしまいました。何が良いのか???初めて読んだのが、恐らく10代の後半だったと思うんですけど、やっぱり、心の奥に、今ある環境から飛び出して、新しい世界に飛び込みたいって気持ちがあったからなのかな~。しかも、日本とは全然、治安、文化、言語、すべてが違うところでの旅だなんて、素敵ですよね。乗り合いバスで行くってことになればさらに!!!!そして、そこでの人と人との触れ合いを通しながら、文化の違いとかを学べて。今の日本人が忘れてしまった、大切なものが、この本の中、沢木さんの旅の中にあるような気がします。

っ!て感じで、私は今、海外で暮らしてま~す。

評価5点「沢木耕太郎の若き日の旅」 2003-07-24
レビュアー:竹の梯子(3人中0人が参考になったと回答)
最初に読んだのが高校生の頃だった。あれから10年近くの歳月が流れて再読してみることにした。その歳月の間に実際に香港に行って憧れのスターフェリーにも乗って島に渡った。そういうバックボーンがあるので香港での旅の様子は眼前に浮かび上がってくるような気がした。マカオでの博打の話は大変興味深い。単純に沢木耕太郎は頭いいなあと思う。
評価4点「溢れかえる物乞いに対してあなたはどう対処しますか?」 2008-06-23
レビュアー:海豹図書館(1人中0人が参考になったと回答)
この本が書かれたのがたしか1980年代。
私は海外に行った事が無いので、この本を読んでまるで自分が体験しているような錯覚に陥っている。
単なる仕事からの言い逃れの為に、香港からロンドンへ陸路をつなぐ旅へ旅立つ著者は、様々なカルチャーショックを体験しながら、いつか自分自身を見つめなおし、またその呪縛から解放されてゆく。
シルクロード編を読んで思った事は、私は溢れかえる物乞いに対してどういう行動を取れるのかということ。その一つの答えがあった気がします。
海外に旅立つあなたは、本当の旅人になれるのか?
行く前に是非読んで欲しい!全巻読み応えがあります。
評価5点「これから旅に出ようとする若い人にも良し、またかつてバックパッカーを気取ったおじさんやおばさんには、なおさら良し」 2008-09-01
レビュアー:シュー(0人中0人が参考になったと回答)
その昔、1ドルが360円だった。それがバブル期に80円になったこともあった。円高はバックパッカーに都合が良く、またアジアへの旅はもともと物価が安く過ごすことができるメリットがあって私のような貧乏学生にも海外旅行ができた。この小説を読むと、今すぐにでも旅立ちたくなるが、現実的には、家庭を守り、子どもを進学させねばならず、家のローンも残っているし、仕事をやめる勇気はない。ということで、再び合流する楽しみは20年先の退職後にとっておく。

小説中にとても共感できる部分が、2つある。その1つは、道を聞かれるくらいに現地に溶け込むと、旅人側は好奇心に満ち溢れていても、現地の人から外国人とは思われず、透明人間になっていくような快感があるということ。
もう1つはマカオのカジノで大金をスッてドロップアウトするのか、しないのか心理的な境界線上の揺らぎを主人公は一種の快感だという。
この2点に共感できる理由をうまく説明できないのだが、いずれにせよ、知人友人肉親、学校、会社、地域社会などから完全に切り離された一人の人間として、誰からも関与されていない心地よさがあることは確かだ。他にリンクして考える必要が無い。決めるのは自分だ。

これから旅に出ようとする若い人にも良し、またかつてバックパッカーを気取ったおじさんやおばさんにもお薦めできる本である。また、深夜特急の世界が好きな人には狩撫麻礼原作、たなか亜希夫画のコミック「ボーダー」もお薦めする。
評価5点「永遠の青春の書」 2008-11-30
レビュアー:brotherfood(0人中0人が参考になったと回答)
20代の最後の年に手にとり、貪るように読み尽した。第三便が出た時の感激は今でも忘れられない。丁度私自身が長い海外留学に出る直前だったこともあり、こんな旅をしてみたいと心の底から思った記憶がある。
あれからもう15年たってしまった。アフリカにも、南米にも、カリブにも行った。仕事で海外に行くこともしばしばある。しかし、若い時のこういう旅が本当の旅なのではないかという思いは常にある。私にとっての永遠の浅春のバイブル。