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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
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新潮社

¥ 420

文庫

売上ランク:2060位

1994-03

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ユーザーレビュー一覧(全62件 平均:4.5)

評価5点「高度成長時代に背を向けた若者」 2006-06-19
レビュアー:ファイブスポット(10人中3人が参考になったと回答)
旅に関する名著は数多い。たとえば小田実の「何でも見てやろう」がすぐに思い浮かぶ。犯罪都市、安いローレックスの時計を買うだけと見られがちの、いわば「陳腐な観光地」と思われていた香港やマカオを、ゆらゆらと自然体で旅する。屋台で雲呑麺を食べたり、スターフェリーでアイスクリームをなめたりする、さりげない旅の一こまを筆者独特の精緻な表現で書く。「何でも見てやろう」が高度成長時代前夜の好奇心をむきだしにした若者の姿であるなら、この著は高度成長時代に背を向けた若者の「挽歌」である。
評価5点「完全沢木調旅物」 2007-11-27
レビュアー:flora(5人中3人が参考になったと回答)
 沢木さんの旅はどこか物悲しい。これは26才のころだから、危険や乱暴な心との
隙間からしたたる汗のような初々しい作品だ。
 何度読んでも若い静寂と混沌とがちりばめられていて、後にはあのような
理論的旅へと変化するわけだが、その前の段階がゆかいだ。
 シンブルな装丁と文庫の持ちやすさ。
この本は沢木さんの作品の背骨のようにどっしりとしている。
つぎつぎとのちに沢山の書き物が生み出されるわけである。

 ぜひ一読推薦いたします。

評価5点「地球の大きさを知る旅へ…」 2002-06-13
レビュアー:gypsy(5人中2人が参考になったと回答)
『この旅が終われば、私は日本でどんなことがあっても生きていける』

凄い言葉だと思った。
18歳の僕にとっては衝撃的だった。

日本の東京から香港、東南アジア、インド、中東、ヨーロッパを経て
イギリスはロンドンに到るまでの旅の道程。
仕事を放擲して、一個の人間として勢いのまま乗り込んだ『世界』。

神経をすり減らし、足が棒になるまで歩いて歩いて、著者は何かを見つけたのだ。
それは地球というものの大きさ。

それを僕も知りたい。いや、きっと知ることになるだろうと思う。
この本が僕にきっかけを与えてくれたのだ。

評価5点「止まらない。」 2002-07-06
レビュアー:naimon(4人中2人が参考になったと回答)
自分は何故どこにも行ってないんだろう、っと思いました。
躍動感。ヨーロッパに入り込むぐらいまでは、もう躍動感でいっぱいです。
この本、偶然手にしたのですが、今まで読んでなかった事、後悔してます。いっぱい自由な時間のあった大学生の頃に戻りたいです。
評価5点「旅」 2004-10-29
レビュアー:(6人中2人が参考になったと回答)
この本の中での旅。時代は今とは遥に違うのでしょうが、なんだかとても身近に感じるというか、リアルに感じるというか、遠くに行きたくなって面白かったです。