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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

正義で地球は救えない
正義で地球は救えない
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新潮社

¥ 1,050

単行本

売上ランク:3414位

2008-10

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ユーザーレビュー一覧(全7件 平均:4.5)

評価4点「単純な事実と複雑な事実」 2008-10-27
レビュアー:至高の豚(26人中19人が参考になったと回答)
池田先生と養老先生が前作『ほんとうの環境問題』に続き、地球温暖化問題について大いに
語りまくります。

前半が池田先生の論考で、地球温暖化脅威論こそが脅威であり、エネルギー問題と人口問題が
ほんとうの環境問題だということが述べられています。

後半では、例によって「あったりまえじゃないか」という感じで養老先生が登場。
二人の座談は大いに盛り上がり、ほとんど暴走状態です。

二人に共通の考えは「単純な事実と複雑な事実」の二つのように思えます。

(1)単純な事実
    生命とは炭素循環系。(植物はCO2を取り込み光合成でエネルギーを作り、
    動物はその炭素を酸化(呼吸)しCO2を排出することでエネルギーを
    取り出している。)

    「脱炭素社会」などといっている人に対しては、「あなたの体でいちばん多い
     原子は何だか知っていますか?」と聞いたらいい。
    養老先生(117頁)

(2)複雑な事実
    CO2だけで地球温暖化を説明できるはずがない。気候変動という複雑なことを
    説明するには複雑なモデルがいる。
    池田先生(128頁)  

生物学から見た環境問題とは何か。ヒラメキ・ぶっ飛び型の対談をお楽しみください。

(但し、養老先生が嫌いな人にはあまり・・・・・・ )       
評価5点「さあ「環境を守りましょう」」 2008-10-24
レビュアー:カソ・ワーワェイ(27人中18人が参考になったと回答)
浅はかな温暖化は危険、と言う言葉こそが危険。今一番最近のことでいえば洞爺湖サミットでわかりやすい似非エコの世界展開。国内でもエネルギーはまだある、石炭、メタンハイドレート、結局それらに目がいかないのは石油が魅力的だからでエコを口にするならそれらに見直しの価値観を変えろということ。世界的に見て人口の適正数値は?いつもの二人のいい話です。
評価4点「ぶったまげた極論もあるが良書」 2008-12-04
レビュアー:いんてきふこ(5人中4人が参考になったと回答)
前回の「本当の環境問題」からまた一歩進めた話が書かれているが、根本は同じで「もっと疑って考えろ」という事を言っていて、その資料やデータが列記されている。

結局地球温暖化や絶滅種の保存、人口問題のほとんどが、「それで儲かりたい人・組織・国」のプロパガンダーに踊らされているのではないか…というのが主旨。確かに例の京都議定書のCO2削減を必死に守ろうとしている日本は、自国で達成できないために、他国に2兆円とか3兆円を払って、達成するための枠を買おうとしている。しかし日本が達成した所で、全世界のCO2は削減など全くせずに、儲かるのはその日本が払った金で自国の権利を売った国…という構図が実際に行われようとしている。

一番CO2を巻き散らかしているアメリカや中国は全く守る気などないのに。

この本はもっと進んで、「では実際にCO2がこのまま増え続ければ、世界がとんでもないことになるという説は正しいのか?」というところまで突き詰めている。実際のところ誰も本当の事はわからない。わかっているのは、それで儲かろうとしている人・組織・国があるという事だけ。

この本読むと、本当に自分自身が勉強して調べて、それで納得した道を進むしかないと思うし、しかもそれも極端にその説だけが正しいという偏狭な考えで進むのではなく中庸とでもいうか、とりあえず適当に自分が出来るエコを…あたりが一番いいのではと思える。

中には、大麻を解禁してもいいとか、飲酒運転で事故った場合の刑罰は重くしてもいいが、飲酒運転の検問やそれに対する刑罰は厳しすぎるなどの極論も書かれているが(笑)、おおむね納得できる内容であった。

ブラックバスが日本の魚を絶滅させるというウソの情報を信じてしまっている自分も情けない。

環境問題については、椎名さんあたりが自説を展開してほしいと思うなぁ…。
評価5点「頭を柔らかくする本」 2008-12-01
レビュアー:ステオ(6人中3人が参考になったと回答)
池田先生と養老先生ともに、一般とは違った発想をお持ちなので読んでいて楽しいです。環境をテーマとした社会学の本とでもいいましょうか。テレビやネットではできないようなお話しが、本だとこうも大胆にできるものかと、これが本の醍醐味なのだなあと感じます。このおニ方の先生の意見に賛成するかどうかよりも、環境について色々な考え方があるもので、その違いの面白さを堪能できる本です。この本を読んで腹を立てるようだと、頭がカタイのかもしれません。
評価5点「地球温暖化は「全部CO2排出のせい」だという確証はない」 2008-12-04
レビュアー:ぱいぽのポパイ(1人中0人が参考になったと回答)
地球温暖化は 
「人類が、いろんな文明活動(石油使ったりとか)をした結果
CO2の排出量が増えたからだ」 と思っている人は多いだろう。

毎日、「レジ袋をすこしでも減らそう」とか 実行している人も多いと思う。

私も そうした事は実行している。
資源節約は大切だと思うから。

でもね、もし地球の温暖化がCO2排出のせいではないとしたら どうだろう。
「また〜そんな馬鹿なこと言って…CO2のせいに決まってんじゃん!
だってテレビでも新聞でもそう言ってるしぃ…」  と思う人は多いと思う。

自分は絶対だまされない自信がある、という人
地球のためにCO2を減らさなくちゃ!、と思ってる人
テレビのニュースは本当のことだけを言っている、と思っている人…
   一度この本を読んで見よう。

地球温暖化は「全部CO2排出のせい」だという確証はないのだ。
いまのところ「そうかもしれない」という仮定をしているだけであって。
だから 
その確証のないものに何兆円もの税金を使って外国にお金を払う必要もない
のだ。(京都議定書なんて 破り捨てたらいいのに…)

地球温暖化にまつわることは全部「仮定」の話なのだ。
その「仮定」のために 日本だけが なんで外国にお金を払わなくちゃいけないの!?

と、そういった内容が 書いてある本です。