ユーザーレビュー一覧(全17件 平均:5.0)

「多くの事を伝えてもらえました。」 2008-10-27
レビュアー:LEE WON(3人中3人が参考になったと回答)
悲惨な事件の内容もこの本の大切な内容ですが
「裁判のあり方」、「少年法」、「被害者の立場」、そして「死刑」。
「犯罪被害者の会が法律を動かした事」など、多くの事を伝えてもらえました。
そして、正義、愛。多くの事を考えさせられ、心に響く内容でした。

「久々に出会った読みがいのある本」 2008-10-31
レビュアー:夕凪(4人中3人が参考になったと回答)
この事件にはずっと関心があった。
さっと読めてしまった
特に驚いたのは犯人の今の心境をつづった「最終章」である。
「死刑になってほっとした・・」これは意外であった。
しかし読んだ後はとても複雑な気分で、なんともむなしい気持ちとなった・・・
裁判に勝っても弥生さん夕夏ちゃんは戻らない・・・・
生と死、少年法などを考える上で本当に読んで良かった。
是非たくさんの方に読んでもらいたい。

「考えさせられる内容」 2008-11-11
レビュアー:jetjet(1人中1人が参考になったと回答)
読み進めていくにしたがって、最初は被害者と同じ怒りや憎しみの感情なのが、次第にそれだけでない感情に移行していく、、、。
エピローグでの筆者と加害者との面会の場面での加害者の言葉がどういうことか考えさせられる。

「少年法と死刑廃止運動の絶滅のために」 2008-11-15
レビュアー:倉島渚(6人中1人が参考になったと回答)
理不尽極まる少年法と、その罪責に比して軽きに失する量刑で成り立ってきた日本の司法制度そのものを向こうに回して闘った本村洋氏を追い続けた貴重な記録。
理不尽に人を殺めた者はその生命をもって処断されることは当然。その当たり前のことが長らく守られなかった日本社会の繁栄は、本村氏のほか、それ以前にも存在した犯罪被害者の声なき声をときに無視し、ときに嘲笑することで成り立ってきたことに改めて思い至る。幸いにして、日本社会は社会の破壊者と呼ぶべき死刑廃止論者を駆逐できるあと一歩のところまでこぎつけた。キリスト教的価値観の跋扈する欧州による、国連を利用した死刑廃止圧力をはね退けるために、多くの人に本書が読まれ、その足跡を追って欲しいと願うものである。

「腹が立って・・・そして泣けた。」 2008-12-02
レビュアー:かずとん(2人中1人が参考になったと回答)
自分の愛する家族が突然に殺される。
そんな経験をした事がないので、本当の本村さんの気持ちはわかりませんが、
私も自分の家族を交通事故で亡くしているので、”突然”という部分では
理解できるように思います。
この裁判は多くの敵ばかりではなく、多くの味方もたくさんいました。
読み始めるとその内容が克明に描かれていて、まるでその場に自分が
いるような気持で読み続けられます。
世の中には自分の満足のために、他人の命も幸せも奪い取って、それでも
平気にできる人種がいるんだと悲しくなりました。
この本は大人が読むんじゃなくて、高校生くらいの多感な人に読んで
もらいたいと思います。
私も息子に読ませました。
どう感じたか…
少なくとも、くだらない説法より効果はあると思います。
本村さんの負けない努力によって、きっと奥さんや子供さんも感謝してると
思います。