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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

バカの壁 (新潮新書)
バカの壁 (新潮新書)
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新潮社

¥ 714

新書

売上ランク:5146位

2003-04-10

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ユーザーレビュー一覧(全503件 平均:3.0)

評価1点「ぶっちゃけ、途中で読むの止めました」 2003-10-09
レビュアー:ゴッズ(293人中196人が参考になったと回答)
作者が賢いのはよくわかります。なんというか、話を広げてはぐらかすのがうまいというか、他のレビューにもありましたが共感できませんでした。途中で嫌になって全部読んでないのであまり偉そうなことは言えませんが、読む人が読めば見事に惑わされるのではないでしょうか。例えば、冒頭の、「説明してくれと言われるのが一番困る」「陣痛の痛みを言葉で説明できるか?」などという表現は、話が広がりすぎていて的を得ているとは思えません。陣痛の痛みは言葉で説明できないもの、というのは説明不用の認識だと思います。2次方程式の解き方も説明できないというのなら、この人と私の間にも限りなく大きな「バカの壁」が存在しているのでしょう。
評価1点「レビューのありがたさがわかる本」 2003-10-11
レビュアー:sk27(202人中147人が参考になったと回答)
 「話す」「個性」「一元論」という、話題の前提になっている言葉のとらえかたそのものに、私と筆者とでは大きな隔たりがある。
 「この人は『個性』という言葉を世間がどんな意味で使っていると思いこんで、こんな反駁をしているのだろうか?」などと考えて、読むのにとても疲れた。

 「『話せばわかる』は大嘘」という見出しの本文でも、同じビデオをみた男子学生と女子学生の提出した感想文によると、興味の有無でこんなふうに反応が違う、という事例があげられていて、「見たり書いたりしてるけど、話してないじゃん」とつっこんでしまう。
 

 「知りたくないことや、知識で『知っているつもり』のことこそ、本当に『知る』ことの盲点になりやすい」ことを戒めるために、「バカの壁」というネーミングは、忘れにくいしすばらしい。この本の代金は、そのアイディア料なのだろう。
評価1点「バカは自覚症状を持たない」 2003-06-25
レビュアー:松浦淳(172人中129人が参考になったと回答)
 友人がこの本を持っていたので借りて少し読んだ。批評の対象になるような本ではないが、ベストセラーということなので取り上げてみる。
 一句浮かんだので、この本に捧げる。

バカが書き
バカが惚れ込む
『バカの壁』

 この本を買って惚れ込んでいる読者は、自分はバカじゃないことを確認したいか、気に入らない他人をバカであると確認したいだけなのではないだろうか。そうした読者の『さもしい下心』(失礼!)にそっと寄り添う本である。何よりも養老孟司が自覚症状を持たず、どこかの鉄格子病院の患者のように自信を持って何事についても切り捨てるように断言している姿に『信頼感』を置いているのかもしれない。
 この著者がどういった人物なのかを知るために、暇のある方は図書館に出!かけて、1996年5月号の『中央公論』を読んで欲しい。そこに、薬害エイズ事件についての養老孟司の一文がある。この文章を読めば、この人物が、『単なるバカ』なのかそれとも『それ以下』なのかを理解することができるだろう。

 蛇足だが、映画監督とかピアニストとか登山家とか、そして解剖学者とかがマスコミに登場してきて、トンデモナイ愚劣な意見を堂々と述べていることがある。『その道の大家』ならば『どの道についても判断力がある』と誤解している。しかし、肩書きを外して彼らの言っていることだけを吟味してみると、彼らの中にはとんでもないバカがいることに気づくだろう。

評価2点「喜び勇んで買って読んでみたものの」 2003-04-24
レビュアー:アマゾン太郎(144人中116人が参考になったと回答)
養老孟司のファンなので、新書創刊と同時に買って読んでみたものの、
内容にはいささか拍子抜けしました。
「語りおろし」ということもあってか、養老孟司自身の文章の味わいもどことなく薄れており、
内容も以前どこかの本中で語られたものの繰り返しです。

逆に言えば、「語りおろし「や「総花的内容」も、新創刊新書にふさわしい「わかりやすさ」「とっつきやすさ」かもしれません。

いずれにしても、ちくま文庫などでみられる「論調の鋭さ」というよりは、
じいさんになって丸くなった人の「含蓄あるボヤキ」、といったところです。

評価1点「やられた!!」 2003-07-12
レビュアー:ウサウサ(134人中112人が参考になったと回答)
話題本なので読みましたが正直「やられた!」と思いました。
なるほどと思えたのは第1章くらいまで。あとは偏見なのでは?という感じ。「仕事の付き合いで仕方なくオジサンとお酒を飲みに言って散々愚痴や人生観を一方的に聞かされた」ような読後感です。

強引で乱暴な論法で話が進んでいく中で、NHK、方丈記、オウム真理教、ピカソ、そして昆虫!(著者は昆虫採集が趣味らしい)などいろんな例が挙げられていますが、どれも適切な例とはいいがたいような・・・。
それにしても「立ち読みか、借り読みで充分」程度の内容でここまで「面白そうな」感じに仕立てた編集者の手腕に拍手!