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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

死の壁 (新潮新書)
死の壁 (新潮新書)
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新潮社

¥ 714

新書

売上ランク:57003位

2004-04-16

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ユーザーレビュー一覧(全55件 平均:4.0)

評価4点「一冊にしてほしい。」 2005-01-04
レビュアー:tkselement(40人中34人が参考になったと回答)
 「バカの壁」と続けて読むほうが良いでしょう。著者の養老さんもあとがきで、続きだと言っていますし(だったら、薄い本なんだし、最初から1冊で出して欲しいのも正直な話し。笑)。
 正直、「バカの壁」はありきたりな話と、後半のやや難解な話でちんぷんかんぷんになりかけましたが、こちらは安定して理解しやすい話でまあまあ面白かったです。しかし、相変わらず強引な意見も多多あるので、やはりこれも一つの考えとして自分の頭に入れ、自分の脳細胞を使って理解しましょう。すべては自分で考える事が大事なのですから。
 ただ最終章の「日々回復不能」はしっかりと心に刻んでいきたいと思います。この本はそこだけ読んでも充分にためになる本だとおもいますから。
評価5点「人間が死ぬという事」 2004-04-24
レビュアー:NoBodyfan@WorldWalker(42人中30人が参考になったと回答)
死の概念を自問自答し死の壁を乗り越えた先にあなた自身の死生観という悟りの境地が待っている、人間が死ぬとはどういう事か、全日本人に死ぬ事の意味を問う慧眼書です
評価5点「死をどう捉えるか」 2004-04-26
レビュアー:沢口 良輔(34人中26人が参考になったと回答)
人が死ぬという事は誰でも理解していることだ
だが本当に自分が理解しているかと言われると断言できない…

よく人間は失ってみないとその本当の有り難味を
知ることが出来ないと言われているが
この場合はどうであろうか
やはり生を理解することが死を理解することではないか
生とは健康である事の喜び!
生きているということの喜び!

当たり前という感覚では死を理解することは出来ないのではないか…

後悔しない為にも
一度本書を読んで死について考えてみては

評価1点「作者の鬱憤ばらし?」 2004-05-18
レビュアー:さっぱりん(45人中22人が参考になったと回答)
「すべての人間は死ぬのだから、死について悩むのはつまらないよ。でも、たまには考えてみよう」、というだけの本じゃないの? 後は養老氏の普段の鬱憤ばらしだよ。話しは色々な方面に向かって論じているが、どれも底が浅い。

死んだ後の人間でも髭は伸びるなどの例をもってきて、生と死の境界線を引くのは難しいと解剖学者として論じているが、素人目で考えても分かるんじゃないか? システムとしての生命は死んでも、細胞はしばらく生きているだろうから。日本人は魚を活き造りで食べてるんだから、心臓ピクピクぐらい見てる筈だよ。

う~ん、3時間ぐらいで読めるのが唯一の救いだ。

評価5点「よく分かるし、納得です」 2004-04-23
レビュアー:あぶはち(22人中18人が参考になったと回答)
「バカの壁」は中盤あたりから妙に壮大な雰囲気になってきて、途中で読むのをやめてしまいました。これも途中から「おいおい、どうなっちゃうの?」という嫌いがありましたが、その後は大変わかりやすく、なるほどなーるほど、と思いながらすぐ読み終えてしまいました。なるほどと思ってしまうこと自体、著者が言うように普段見据えていない証拠なのでしょうね。
「エリートは本来、汚れた仕事も背負わなくてはならなかった」という記述は重要で、「はぁー、なるほどー!」でした。そういう、汚れた部分の持つリアルさがどんどん失われて、人間ですらも情報と数値に置き換えられていく。

仕事柄よく葬儀に参列します。今では棺をカマに入れるのに、コンテナで運ぶのが主流です。強烈だった例として、リモコンで動くコンテナの後ろから、遺族がついて行くっていうのがありました。コンテナが独りでに動いて、遺族の先導をしているわけで、そうなるとコンテナに乗っかっているあれは一体何だ?とわからなくなってきます。死とか死の儀式ですらも、色や香りのない無機質なものになっていくのでしょうか。
曖昧にしとけば良いものを明文化して、越えなくてもいい一線をわざわざ越えなくてもいい、という著者の考えに大納得でした。