ユーザーレビュー一覧(全176件 平均:2.5)

「9割ってのは流石にちょっと大げさだが・・・。」 2006-11-04
レビュアー:MOON(12人中5人が参考になったと回答)
9割ってのは、さすがにちょっと言いすぎかもしれない・・・。
でも、7割以上はこの理論が当っていると思う。
類型論の精度の高さは間違いない。
悪い奴は見た目で分かるし、火のないところに煙も立たない。
ってことを、説得力のある内容で教えてくれる作品です。
中身で勝負!と思っている人も、やっぱり人は外見で判断されるし、人格は表に出るということを、この本を読んで感じましょう。
ところどころに絵も挿入されて説明されているので、とても分かりやすい作品です。

「参考程度にどうぞ」 2007-02-19
レビュアー:ぺこっち(6人中5人が参考になったと回答)
「ふ〜ん」というのが感想。
タイトルはキャッチーだが、内容はいたって平凡。舞台演出家でもあり漫画家でもある著者が、ノン・バーバルコミュニケーション全般を広い意味での「見た目」と定義して、いかにそれらが他人に与える印象に影響を与えているかを述べたものである。
漫画で実例を示して展開している部分などは、それなりに興味深く読んだが、基本的にはタイトルの主張につなげるために著者の想像・印象・思いこみ(?)で書かれている部分が多い。一部調査データを示して、議論展開している部分もあるものの結論ありきで書かれている印象が最後までぬぐえなかった。
”確かにそういう面はあるよね〜”というくらいの気持ちで読む分にはよろしいのではないでしょうか。1時間もあれば読めるくらいの軽い内容なので、気軽に読みましょう。

「文は人なり、100%人なり。」 2008-01-24
レビュアー:ぷりも吉(6人中5人が参考になったと回答)
私の率直な感想は、おおかたの酷評どおり、あたかも飲み屋で、芝居の演出家が、
脈絡もなく心理学の知識をひけらかしたあげく、「…ってワケだ。見た目って、
ホント大事だぜ」と結論づけて、悦に入っている、といった体の書物に付き合わ
された、というのに近い。
昔から、この手の本はよくある。
『「外見・しぐさ」で相手の心理を読む技術』(富田隆)
『女心の読み方―ふとしたしぐさで本音がわかる!』(島田一男)
『しぐさでわかる恋愛心理』(渋谷昌三)などなど
もちろんごく一部にすぎないし、現に、この本の巻末にも(堂々と)参考文献
として、
『しぐさ・ふるまいでわかる相手の心理』(渋谷昌三)等が挙げられていた。
本書には、これらと大差ない内容が、若干の「スカスカ感」とともに並べ
られている。
文体に魅力がないので、それだけでも退屈である。
そればかりか、途中からは(とくに第5章)、日本人と外国人の違いを堂々
と語り始めたり、芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」が、いかに良いか、と
陳腐かつ冗長な、目新しくもない議論(中学校の国語の授業レベル)を繰り
広げたりする。
何を今更、という気がして辟易させられるのだった。
タチの悪い著者である。
どうも要するに、最近、人気を独占する心理学者(文系)がいないため――
いつのまにやら、精神分析医の時代になってしまっているらしいのだが――
そこへ、タイミングよく、この著者(文系)が割り込んだのだろう。
そして、旧知の俗流心理学と、手垢のついた日本人論を、ダラダラと反復して
みせた。薄くて、売れた。
なるほど、見た目で人を9割がた把握できるとしても、「文は人なり」の格言どおり、
作家の知的程度は、文章に如実に表れ、そのぶん底が割れやすい。
まさに、この著者の文からは、浅薄さが100%露呈している。
「見た目」を云々している場合ではない。そこが滑稽で、足をすくわれるのだった。

「コミュニケーションの古典であり、必読書だと断言できる。」 2005-12-11
レビュアー:野崎美夫(53人中4人が参考になったと回答)
まるで軽薄なノウハウ本のような書名だが、本書は今年のOne of the Bestの一冊と断言できる。文化人類学的にも、コミュニケーション学的にも名著のひとつに数えられていい書物だと一読して思った。引用したい箇所は止め処も尽きない。また著者は、「さいふうめい」のペンネームで、劇作、マンガ原作の仕事をされている。見事なまでのマンガ論、そして演劇論も展開されている。役者や漫画家を目指している方には、
必読書といっていいだろう。さらに、販売促進といった側面でも非常に参考になる。正直いって、書名からいつもながらこんな本ばかり読んでいていいのだろうか、と思いながら購入し、そして読み始めたのだが、
驚くべきその内容の濃さに、脱帽した。折コミュニケーションを生業にするひとには絶対の必読書だと確信した。僕は、なめるように読ませて
いただいた。ぜひとも読んでいただきたい一冊だ。

「人は外見じゃない、なんて妄想に洗脳されないために」 2006-08-18
レビュアー:きんぐ研究会一同(23人中4人が参考になったと回答)
テレビなどに出演する文化人の発言を我々はほとんど外見で理解しています。
その論理だとかソースだとかよりも服や化粧、目鼻で判断するのは正常なことだといえるでしょう。
ですが日本ではそれを憚るような風潮もあります。この本はそれをしっかりと論証しています。
テレビに出演する外見だけの文化人をしっかりと捉えて批評していますので、テレビ好きの人や
お気に入りの文化人を批評された人はかなり頭にくるのではないでしょうか。
外見で視聴者なり相手なりに言うことを聞かせるという事実をしっかりと認識する
ためにも必読の書です。