ユーザーレビュー一覧(全176件 平均:2.5)

「知っているようで知らない外見仕草の研究」 2006-09-20
レビュアー:bar310(7人中4人が参考になったと回答)
人は外見で判断してはいけない、などと云われるが、それは外見で判
断しているケースが多いことへの戒めでもある。実際には、人を見た
目で判断している現実を受け止めなければなるまい。
相手を理解する上で、はなしことばに頼っている割合は7%ほど。見
た目や身だしなみ、表情といった非言語部分が55%にも及ぶ。こと
ばによらない部分の方が、重要な情報源になっている。ことばより重
要な部分への理解を深めるべきと説く。
知っている人は、知っているだろう。当たり前のことかも知れない。
でも、知っているようで、知らない部分も多いのではなかろうか。筆
者は、漫画での人物の描き方や、演劇での所作仕草により、相手への
印象を受け取られ方を、具体例を持って解説する。何気なく知ってい
たこともあるが、理論付けされた解説は、なるほどと思う部分もある。
より相手に印象付ける、意思を伝えるツールが増えると考えれば、役
立つ話題が盛り込まれているように思う。

「『表現(言葉)以外の意思伝達』 を解説」 2006-10-22
レビュアー:和泉 茂一(9人中4人が参考になったと回答)
タイトルには 『人は...』 と有りますが,記載されているのは 『人の外見』 に限定されない,多面的な話が記載されています.色,臭い,音,温度,距離,位置,文化など,必ずしも人間の仕草に限定されない項目が与える印象について解説しています.内容は非常に興味深く,読みようによっては応用範囲は広いと言えます.小生はおもしろい書籍だと思いました.
ノンバーバル・コミュニケーション,これは非言語的な(意思)伝達の事です.本書はこの点を解説しており,正式タイトルは本来『ノンバーバル...』を用いても良かったかと思う.ただ,書籍のタイトルはヒットの最重要ポイント,『見た目は...』の方が確実に売れるので,本のタイトルと記述内容に若干のミスマッチがあることを筆者は,当然,出版前から認識していたのでしょう.漫画を用いて効果的な(知覚的な)説明している点は,研究的な視点の有る(?)書籍ではオリジナリティーが高いかもしれない.

「非言語コミュニケーションの効果が豊富な例によって述べられている」 2007-01-15
レビュアー:京都81年生まれ(6人中4人が参考になったと回答)
本書は漫画家、劇作家、演出家である著者がノンバーバルな表情、仕草また行動が与える影響が大きいと論じ、
そして各行為が与える印象について多くの例を取り上げて丁寧に述べている。
私も含めて多くの読者がタイトルから推測されるような非言語コミュニケーションのノウハウ本だと期待して本書を手に取っているが、
明日からのコミュニケーションにすぐに役に立つような内容は書かれていない。
非言語コミュニケーションに関して良く言えば多くの例が、悪く言うと雑多な例が挙げられており、中には非常に興味深いものの含まれている。
例えば、本音を語り「底」を見せてしまうことにより相手の警戒心を解くことができると指摘している。
この場面に相当するマンガYAWARAの一コマが載っており、確かに警戒心を解く効果があると納得させられた。
また女性が媚を売る仕草は、首をやや傾け上目遣いに話しかける。
この仕草は、あなたの言うことは何でも受け入れますよ、といった従順さのアピールが非言語なメッセージとして含まれており、
このメッセージによって男の支配欲をつかむのである。
このように一部面白い指摘もあり、また読みやすい平易な文体で書かれているため、手が空いたときにでも気軽に読むことができる書である。

「なるほどと頷ける内容ではある」 2007-02-26
レビュアー:ノクタンブル(5人中4人が参考になったと回答)
新潮社の新潮新書って見た目の印象と較べて中身は随分軽い(決して悪い意味では無いよ)
ので、どれも結構お薦め。これも面白かったよ。
タイトル見ると、第一印象は大切だからサッパリと小奇麗にしましょう、みたいな内容なの
だろうかと思っていたのだが、ちょっと違った。
人は相手の見た目によって、相手をこんなイメージで捉えることが多いんだよと、舞台
演出家・漫画の原作としての経験から教えてくれます。だからどうしろということは書か
れていません。
「自分をどう見せたいのか」を考えながら、この本を読むといいんじゃないでしょうか。
これも「国家の品格」と同じく、風呂場で読んでも惜しくない感触がありますよ。
電車で週刊誌読んでる人はたまにこのシリーズ読んでみることをお薦めします。

「日々反復して「見た目」を取得する。」 2007-07-06
レビュアー:中(8人中4人が参考になったと回答)
他人から受け取る情報の割合は、表情や声という言葉以外の
情報が9割以上を占めるといわれています。
だからこそ、言葉以外の情報を全てひっくるめた「見た目」
は重要と本書は説きます。
とはいえ、「見た目」は一朝一夕で変わるものではありません。
大事なことは、周囲を見回して「見た目」を学び、日々反復
して自分が思う「見た目」を取得することです。
周囲を見回す際にどんなコツがあるのか、どう見れるのか
(また見られているのか)確認するのに本書は役立ちます。