ユーザーレビュー一覧(全176件 平均:2.5)

「人は見た目ではなく、文脈において理解する。」 2005-12-23
レビュアー:ミスター・ゴーグル(28人中21人が参考になったと回答)
近頃、妙に心理学的傾向を謳うものが増えた。本書は非言語を(見た目や場の雰囲気、距離、振る舞い、アイ・コンタクトなど)が物事を判断する際に決定的だと語っている。ただし、印象としては一般論(多くはこうなっている、こう思うはずだ、多くの人はそれに服しているようだ)に終始している。私は近年の占いやら、物事を何でも心的に語る風潮を疑問視している。多くの場合、それはそのように見える(思える)だけであって断定には至らない。一時、一部のフェミニズムが何でも事物を象徴化行為と捉える傾向(精神分析の俗物化)があった。記号論でも似たようなマンネリ化に陥った。 まず物事の判断基準は恣意的である。ただし、すぐそのままの見た目(そこに見られる姿、振る舞いなど)で判断されるわけではない。ルールがあるのは何であれ一定の区別をしなければ何事も始まらないからだ。その上で、蓄積され、妥協、もしくは現状においてはそれが望ましいと思われるもの、場合によっては制限せねばならぬもの(社会的な調和を不用意に乱したり、著しく破壊したりするもの、それを認めては社会としての成り立ちが危ういもの)などを踏まえた上でその都度作られる。一時は有効だったが、時の経過により形骸化するものもある。それとは別に私たちは私、或は他の物事や経験から積み重ねられたもの(優劣や感性、洞察、情報も含める)によって判断している。そして、アイ・コンタクトであれ、その前提(基本合意、連想するもの)がなければ成り立たない。そこにおいてもまた言語を通して理解されるほかないのだ。それが組み合わせだとしても。人は純粋に見た目で判断しているわけではなく、文脈において理解しているのだ。本来なら1つ星だが、私は「哲也 雀聖と呼ばれた男」は好きなので、見た目(1つ星)ではなく、それを加味してこの眼鏡、2つ星とする。もともと心理学はその拡大解釈傾向を自制していたはずだが......。

「題名と内容がずれていて、中身が薄い」 2006-04-04
レビュアー:Izolde(28人中21人が参考になったと回答)
著者が興味をもっている漫画の描き方や、どこにでも載っているような心理学の情報を羅列したエッセイ集のような軽い本。題名と内容があまりにも違って、読んでがっかりする本。

「題名は誰がつけたの?」 2006-05-16
レビュアー:JIMY-M(27人中21人が参考になったと回答)
劇作家で演出も手がけ、漫画の原作も書いている著者が非言語のコミュニケーションについて思いつくままに書いたエッセイ集。この分野に関心がある人には周知のことを初心者向けに漫画や演劇の話を交えてわかりやすく解説している。「人は見た目が9割」というより「コミュニケーションの9割は非言語」。演劇や漫画の初歩的な表現技法について興味がある人向け。

「がっかり」 2006-02-19
レビュアー:たろー(26人中19人が参考になったと回答)
心理学の本を読んだ事のある人は特に何も得られないでしょう。ただ、文章が解りやすいのとマンガでのキャラクターの心理描写の表し方などが個人的に面白かったので星2つ。第一印象は大切でしょうがいくら自分を着飾って綺麗に偽ってもメッキは剥がれます。タイトルの割りに内容が薄すぎる気がします。

「タイトルに惹かれて買ってはみたけれど・・・」 2006-04-08
レビュアー:2日に一冊は本を読むぞ・・・(22人中19人が参考になったと回答)
言葉の持つ意味合いは全体の7%程度。
これは実体験としてもわかるし、そういわれると
伝えたいメッセージの9割方仕草だったり表情だったり、
言葉の持つ意味以外のもので否応なしに伝わってしまうのは共感できます。
ただ、残念なのはタイトルの意味には共感できるけど、
1冊の本としての内容は非常に薄いと感じられる点です。
わざわざお金を払わずに、図書館なんかで借りれば十分だと思いました。