ユーザーレビュー一覧(全604件 平均:3.5)

「本当に「過去を直視」すべきは朝日新聞」 2007-06-19
レビュアー:最近も「数万人の女性を拉致し、強姦し性の奴隷とした」という米紙の社説を嘘とわかって載せていた。最低だ(77人中44人が参考になったと回答)
現在、国際社会では「日本国は国策として女性を強制連行し性奴隷とした」という話が常識となっている。
そうなった最大の原因は、朝日新聞の「政府・軍による強制連行」の嘘話の大宣伝である。
その朝日新聞は現在、
「官憲による強制連行があったかどうかは枝葉であり、問題の本質から目をそらそうとしている」
と言っている。
人間ここまで汚くなれるのだろうか?
ならば朝日の記者は世界中に飛んで「実は政府・軍による強制連行の証拠は一切無いんだ」と誤解を解くべきだろう。
それが責任のとり方じゃないのか?
朝日の記者にだって少しは良心があるのだろう?

「現実は違う」 2006-12-31
レビュアー:WAT(70人中43人が参考になったと回答)
欧米の論理主義をここまできっぱりと否定する筆者の論調は読んでいてある意味気持ちの良いものであったが、読書感としてどうもしっくり来ない。筆者は、外国人に認められるには日本文化を知ること、国語を学ぶことが重要性であり、英語や論理は必要ない、と言うが、現実は違う。私はこの夏まで米国のビジネススクールに留学していたが、アメリカ人は誰も日本文化など興味を持っていない。グローバルビジネスの世界で重要なのは共通の判断基準となる論理、そして英語でのコミュニケーション力である。日本文化に興味のある欧米人も多少はいるが、珍しい存在であることを知っておいた方がよい。
著者は著名な作家の子と育ち、才能にも恵まれて金のために仕事をする必要のない限られた層の人間である。筆者はイギリス貴族の精神的な高貴さ、豊かな教養を理想的なエリート像として見るが、果たしてイギリスのような階層社会がよいのだろうか?なるほど、筆者のような恵まれた層出なければ、本書のような高い視野での国家観は描けないだろうし、それこそが筆者が必要だと主張する”真のエリート”層なのかもしれない。ただ、それが貴族のような特権階級を示唆しているようで、時代錯誤も甚だしい。
イギリスは確かに文化では世界に尊敬されている。しかし経済の世界では敗者である。特権階級を否定し、合理主義で攻める米国に後塵を拝したのである。私は武士道の復権には賛成である。ただし、現実世界で勝つためには論理性と英語は必須である。それなくして文化云々を言っていても、国自体が衰退してしまってはどうしようもない。

「思想と教育」 2005-12-24
レビュアー:(104人中42人が参考になったと回答)
どんな思想も自由だし、著者の思想は自分にはマッチする。しかし東大の教育学の有名な教授が著書で述べているが、教育は自分の思想や思い付きで述べるものではない。データに基づいて述べるべき。何のデータもとらないで自分の思い(せいぜい自分の体験)だけで提言するのは恥ずかしい。

「すべてを呑み込むのではなく、是々非々で読み込むことが必要な書」 2006-01-29
レビュアー:yukkiebeer(67人中42人が参考になったと回答)
お茶の水女子大学の数学教授であり名エッセイストとしても知られる著者が、目指すべき国家・国民について述べた講演記録に加筆修正した一冊です。軽便な読み物に仕上がっています。
本書は劇薬のような一冊なのではないでしょうか。使いようによっては、つまり読み込み方を誤ることがなければ大変有益な書だと思います。
著者が言う、謙虚さや自然の美しさに心振るわせるだけの情緒を持つことを昨今の日本人の多くは忘れてしまっていますし、それを取り戻すことをこのように声高に叫ぶ著者の思いには大いに心寄せることができます。
もののあわれなどの美しい情緒、武士道精神から来る慈愛、卑怯を憎む心、誠実、惻隠、名誉…。こうした日本の伝統と形式を、確かに私も美しいと思うのです。ですからそのことに立ち返ることを唱える著者の言を、居住まいを正して読み進めました。
一方で、著者は昨今の日本の米国追随主義や論理偏重主義を憂えるあまり(私ももちろん気持ちは同じですが)、次のように主張するのです。「論理だけでは物事は片付かない。論理的に正しいということはさほどのことでもない」。
本書はほかにもかなり勇気を要する発言が続きます。「民主主義の前提条件、『成熟した国民』は永遠に存在しない」。だから「暴走の危険を原理的にはらむ民主主義を抑制する」ために「真のエリートが必要」だと。
こうした主張の大部分は多くの読者に鼻白む思いを抱かせるのではないでしょうか。それだけ私たちは民主主義を著者が言うように「金科玉条」として掲げることに慣れてきましたし、民主主義の前提に成熟した国民が必要だということは私も以前から強く感じてきたとはいえ、その国民の成熟が永遠に望むべくもないと言われてしまうと、やはり心さびしく感じざるをえないのです。
是々非々の気構えを忘れることなく読む。それであれば本書は大いに見るべきことの多い書といえるでしょう。

「品格とは」 2006-03-07
レビュアー:静止膜電位(82人中42人が参考になったと回答)
品格とは教育であり、教養である。
三十路を越して思うのは、小中高では
国語から情緒、言葉の美しさ、全ての基礎を、
数学から論理的思考と、金銭感覚を、
社会から歴史を学び、過去・現代から未来を想像する楽しさを、
理科から、地球やそれを取り巻く宇宙までもが従う自然法則を学んだ。
勉強、学問とは本来楽しくて仕方がないものなのだ。
それを阻む「ゆとり教育」や、政治思想を持ち込む「日教組」は考え物である。
脱線したが、この本は特に小学生に読んで欲しい。
若ければ若いほど、この本から受ける衝撃が大きく、かつ自然であろうと推測する。